家族みんなが笑顔で、
来年も娘の成長を見守れますように。
そう願うばかりでした。
抗がん剤2クール目から退院して1週間。
念願のお宮参りの日を迎えられた
厳密には…
夫がお寺家系なので、神社で行うお宮参りではなく、お寺で行う初参式だった
簡単に言うと、ご先祖に家族が増えたことをご報告し、初めてお寺を参拝する日。
日本舞踊をしていて着物が大好きな母の影響もあり、私も数年前(独身時代)に着付けを習った。
着付けのお教室の日には、母は私の着物姿を見に、一人暮らしの家にわざわざ来ていたものだ。
でも出産育児のブランクで大事な日の着付けを自分でできる気がしなくて、着付けの先生に出張着付けを依頼!
残念ながら予定が合わなかったのだが、他の先生をご紹介いただき無事にお着付けしていただけた
そのA先生は、以前は介護のお仕事をされていて、でも今は着付けとベビーシッターをされているとおっしゃっていた。
介護も育児もお着物のお話もできるなんて…
私の相談相手にぴったり!(笑)
お着付け中もお話しが途切れることなく、楽しく過ごさせていただいた
私が着付けしてもらっている間は娘を母と夫が見てくれており、着物を着た私を見た母の嬉しそうな顔が、今でも忘れられない。
そして、夫の運転で、父と母と娘と一緒に会場へ。
まだ5月だというのに、ものすっごい猛暑の日で
着物をかけられた途端に娘はギャン泣き!!!
会が始まる前の写真撮影から式典が終わる直前(!!)まで
ずーーーーーーーーっと泣いてた(笑)
生まれてから世紀最大、いまだにあの泣き声は聞いたことがないレベル!
お寺中だけではなくお寺の外まで泣き声が響いていて、
参拝にいらしていた他のお客さんの「うわぁ、気の毒~」という心の声がばんばん飛んできた(笑)
おしゃぶり突っ込んだり、
ミルク飲ませてみたり、
たかいたかいしてみたり、
おむつ替えたり、
何しても泣き止まず、もうみんなで笑っちゃった
おかげでお坊さんのありがたいご法話も集中できず、
ご法話が終わる直前で娘は泣きつかれて寝てしまい、
忘れられない初参式となった
七五三はみんなで迎えられないかもしれない、と私は内心思っていたので出張撮影も依頼して、開式前からずっとたくさんの写真を撮影してもらった(娘はもちろん9割泣き顔)。
両家の祖父母が揃って、娘を囲んでいる写真。
今見ると「この日からまだ1年も経ってないのに、なんでこの家に母も父もいないんだろう」と泣けてくる。
(この写真は母が亡くなってから、母の友人たちに最もお見せした写真となった。)
そのあと自宅でお食い初めもできた。
母も「おいしい」と、いつもよりご飯を食べてたな。
体辛かっただろうに、「あぁ楽しかった~」って言ってくれて嬉しかった。
本当にいいお天気だった(暑すぎた)。
母とお出かけできてよかった。
母に私の着物姿を久々に見せられてよかった。
みんなで娘を囲んで過ごせてよかった。
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