虫がつかないときいたので、植えたのですが・・・
今日もクマゼミがたくさんいるシマトネリコの木。
シマトネリコは、柔らかくて、選定しやすく、しかも、ばんばん刈込んでも平気で、
扱いやすいのは確かで、庭木によく使われている木です。
でも、花や実が風で飛ぶし、冬は葉っぱも少し落ちます。
木の皮も柔らかいし、みずみずしいので、セミに好まれるようです。
庭には、こんな穴ぼこがいくつかあります。
セミが出てきた穴なんだろうなと思います。
下の写真は、3年前の写真ですが、
近くの子どもが逃がしたのか、
カブトムシが夏中、止まっていたことがありました。
カブトムシは、セミ(口元の管を差し込んで樹液を吸う)と違って、樹液をなめると思っていたのですが、
このカブトムシは、かじっているような気がしました。
今でも、木に、こんな痕が残っているけど、
これが確かカブトムシのかじり跡ではないかと・・・
シマトネリコには、カメムシも来ます。
キマダラカメムシ、外来種、交尾中。
セグロアシナガバチかなと思うけれど、
白く丸く飴のようになってる樹液を食べていました。
こんなに賑やかなシマトネリコには、抜け殻もいくつか止まっています。
セミの出てきた穴もあります。
こんなにセミの幼虫がいて、シマトネリコは弱らないのかなと心配になり、
調べてみました。
セミの幼虫は、木の根っこから樹液を吸うけど、木の根は栄養も少ないし、
幼虫は、あまり動かず、成長に時間がかかって、クマゼミだと5年ほどかかるそうです。
なので、木が弱るということは、ほぼないそうです。
親のセミは、枯れ木などに、産卵管を突き刺して卵を産むのだそうです。
一年近く、卵はそのままで、
翌年の初夏の雨の日、孵化して、地中に潜っていくのだそうです。
そこで、産卵した跡がないか、探してみました。
この、ささくれた傷が並んでいるのが、そうなのかなと思います。
そんなのを見ると、農薬も除草剤も、あまり使えません💦
腰痛なんですけどね・・・
シマトネリコ(モクセイ科トリネコ属)@庭
クマゼミ(カメムシ目セミ科)@庭
キマダラカメムシ(カメムシ目カメムシ科)@庭
カブトムシ(カブトムシ科)@庭
セグロアシナガバチ(スズメバチ科アシナガバチ科)@庭