シマトネリコとクマゼミと・・・ | いつものさんぽ道

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見慣れた景色、いつもの出会い、今日の偶然、
そんな当たり前に感謝^^

虫がつかないときいたので、植えたのですが・・・

今日もクマゼミがたくさんいるシマトネリコの木。

 

シマトネリコは、柔らかくて、選定しやすく、しかも、ばんばん刈込んでも平気で、

扱いやすいのは確かで、庭木によく使われている木です。

でも、花や実が風で飛ぶし、冬は葉っぱも少し落ちます。

 

木の皮も柔らかいし、みずみずしいので、セミに好まれるようです。

 

庭には、こんな穴ぼこがいくつかあります。

セミが出てきた穴なんだろうなと思います。

 

下の写真は、3年前の写真ですが、

近くの子どもが逃がしたのか、

カブトムシが夏中、止まっていたことがありました。

(令和3年撮影)

 

カブトムシは、セミ(口元の管を差し込んで樹液を吸う)と違って、樹液をなめると思っていたのですが、

このカブトムシは、かじっているような気がしました。

今でも、木に、こんな痕が残っているけど、

これが確かカブトムシのかじり跡ではないかと・・・

 

シマトネリコには、カメムシも来ます。

キマダラカメムシ、外来種、交尾中。

 

セグロアシナガバチかなと思うけれど、

白く丸く飴のようになってる樹液を食べていました。

 

こんなに賑やかなシマトネリコには、抜け殻もいくつか止まっています。

セミの出てきた穴もあります。

 

こんなにセミの幼虫がいて、シマトネリコは弱らないのかなと心配になり、

調べてみました。

 

セミの幼虫は、木の根っこから樹液を吸うけど、木の根は栄養も少ないし、

幼虫は、あまり動かず、成長に時間がかかって、クマゼミだと5年ほどかかるそうです。

なので、木が弱るということは、ほぼないそうです。

 

親のセミは、枯れ木などに、産卵管を突き刺して卵を産むのだそうです。

一年近く、卵はそのままで、

翌年の初夏の雨の日、孵化して、地中に潜っていくのだそうです。

 

そこで、産卵した跡がないか、探してみました。

この、ささくれた傷が並んでいるのが、そうなのかなと思います。

 

そんなのを見ると、農薬も除草剤も、あまり使えません💦

腰痛なんですけどね・・・

 

シマトネリコ(モクセイ科トリネコ属)@庭

クマゼミ(カメムシ目セミ科)@庭

キマダラカメムシ(カメムシ目カメムシ科)@庭

カブトムシ(カブトムシ科)@庭

セグロアシナガバチ(スズメバチ科アシナガバチ科)@庭