昨年5月に投稿した記事ですが、再投稿させていただきます。☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

不審者情報も多く聞かれ、危険なトイレとして大きな問題になっている東急歌舞伎町タワーの2階のトイレ。

(先日、名称を「ジェンダーレストイレ」から「トイレ」に変更したようです)

今日、そのトイレが「パパ活現場」として利用されていることを知りました。

 

【恐ろしい!「ホテル代もったいないから」歌舞伎町タワーのジェンダーレストイレが「パパ活現場」に!】

 

 

 

 

LGBT当事者からも批判を受けていて、誰にとっても使いづらく、「利権のために作ったのではないか」と言われているトイレがこのような有様になっていたとは…。

 

(参考過去記事)

 

 

一方、利用者の安全・安心に配慮した、こんな素敵なトイレもあることを知りました。

 

 

【「地下鉄の女性トイレ」に称賛の声なぜ? 「全国のトイレが見習って欲しい」と理想&安全なトイレができた理由とは】

渋谷区の街なかのトイレの女性専用から共用への変更、東急歌舞伎町タワーの男女が使用できるジェンダーフリートイレなど、公共の場のトイレ事情に批判の声が高まる中、ある投稿が称賛の声とともに拡散されました。

 

「谷町線 谷町四丁目駅のトイレが素晴らしかった件を聞いてほしい。 写真撮影している私の左側が改札。左後方に駅員室があり、女性トイレの入口は駅員さんからよく見える。 男性トイレは右側2m先。入口が完全に離れている。どちらにも多目的トイレがある いいぞ、いいぞー。」

 

投稿主の松永弥生さん(一般社団法人 痴漢抑止活動センター代表理事 @scbaction)、そのトイレがあるOsaka Metro(以降、大阪メトロで表記)に取材しました。

 

松永さんが「素晴らしい!」と褒め讃えたトイレは、大阪メトロ谷町線「谷町四丁目」駅(通称:谷四)改札内のトイレ。「女性用トイレの入り口が駅員さんが常駐する駅員室から見える位置にあり、男性用トイレの入り口とは離れているので安心感があります」とその理由を話します。

このトイレを見た瞬間、「ここには女性用トイレしかないの?」と思ったそうですが、女性用トイレ入り口で “男性用トイレは右側2m先にあります”と自動音声で案内が。男性が間違えて入ること、また意図して入ろうとする男性をためらわせることにも配慮を感じます。また、入り口付近に防犯カメラがあるのも安心です。「トイレは性犯罪をはじめとする犯罪が発生しやすい場所ですが、日本の公共施設のトイレは残念ながらそこに対する意識が低いんです。でも、谷四のトイレは、場所が犯罪を誘発するという犯罪機会論を踏まえた設計になっていると思いました」。

 

上記記事についていたコメントの一部をご紹介させていただきます。

 

特定非営利活動法人日本トイレ研究所 代表理事 加藤篤氏のコメント

人の目が行き届くことで、犯罪抑止効果を期待することに賛成です。トイレに必要なことは「安心」だと考えています。安心は主観なので一人ひとり異なるのですが、そのベースには客観的な安全が必要です。日本のトイレの安全は、緊急呼び出しボタンなど、犯罪に巻き込まれてから対応する方法が多いですが、そうではなく、配置などで如何に起こさせないようにするかが大事だと考えます。常に手入れが行き届いていることも効果的です。逆に汚れた状態を放置することは好ましくありません。利用者一人ひとりがきれいに使うことも有効です。
このような配慮が行き届いているトイレが増えることを期待したいです。

 

防犯アドバイザー/犯罪予知アナリスト 京師美佳氏のコメント

犯罪者が嫌がる4原則の一つでもある人の目を集めるのは防犯対策としてはかなり有効です。犯罪機会論と言われるもので犯行を行い難い環境を作る事で、犯罪者が犯行を行う機会を断ちます。男女共用は、盗撮カメラを設置し回収する事が簡単になってしまいます。防犯の観点からはこの様に男女わけて離れてつくり、多目的トイレを設置する事が良いかと思います。

 

一般の方々のコメント

こういうのが正しい配慮だと思う。
構造上難しいことも多いと思うが、入り口が離れてるだけでも安全性は格段に高まる。
最近流行りのジェンダーレストイレの意義は十分理解してるけど、その配慮と、女性用トイレをなくすことが同一視されてるのがどうしても解せない。
なんで3種類のトイレを作るのではいけないのか?
それが一番安全でみんなが納得行く形だと思うのだけれど。

 

10年近く前になるが、
知らない男性に駅でトイレに引きずり込まれたことがある。

思い出したくもないし、人に知られたくなくて
今まで誰にもこの話をしたことは無いし、するつもりも無かった。
私みたいに口をつぐんでいる人は他にもいるかもしれない。

でも、昨今の世の中の変化を見て、今誰かに伝えなければ後悔すると思い今日初めて言葉にした。時が経過し、かつ匿名だから言えたのもあるけど。

ジェンダーレストイレについては安易に作らずにもっとよく考えて欲しいと思う。
女性が本当の意味で安心して過ごせる社会を作って行きたい。

 

追記:上記ヤフーニュース記事は削除されていたので、こちらのニュース記事のリンクも貼らせていただきます。

 

 

追記:東急歌舞伎町タワーのジェンダーレストイレは「安心して使えない」という抗議が殺到したため、開業から4か月後の2023年8月5日に廃止され、男女別のトイレとなりました。

東急さんによると、今後ジェンダーレストイレを作る予定はないそうです。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 
 
 

特にお読みいただきたい過去記事一覧はこちらです。