先ほどのこちらの記事の続きです。

 

 

「船瀬俊介の『書かずに死ねるか!』」という本から引用させていただきながら書いています。

 

船瀬俊介の「書かずに死ねるか! 」新聞・テレビが絶対に報じない《日本の真相! 》

 

お茶、イチゴ、ブドウ…残留基準はEUの300~500倍!デタラメの極み。

ネオニコチノイド農薬は、茶畑や水田以外でも、リンゴ、ナシ、桃、イチゴ、トマトなど、多方面で乱用されているそうです。

その残留基準値を見て驚愕した。

たとえば、ブドウや茶葉は、EU残留基準(当時)の500倍とケタ外れ。

これに対して市民グループ、消費者団体は政府(厚労省)に猛烈に抗議した。

政府は慌てて、2010年、一部改定した。

これら新基準を見ても、対EU比率は、ブドウは依然として500倍…。

”改定”されても、イチゴ、茶は300倍と、ものすごい残留基準だ。

 

たとえば、体重25キロの子どもがブドウを食べると、一日の摂取許容量を超えてしまうのだそうです。

”改定”とは、名ばかりだったのですね…。

 

しかも、これらネオニコチノイド農薬は、洗っても落ちないそうです…(>_<)

 

なぜなら、水溶性なので、果物の表面ではなく、内部に浸透するからだ。

その害から逃れるには、食べないか、無農薬のものを選ぶしかない。

 

すでに、国産ハチミツからネオニコチノイドが検出されていて、汚染は、確実に進行しているそうです。

 

怖すぎです。

 

日本では残留基準がずさんなら、農薬使用量もケタはずれ。

「34カ国が加盟する経済協力開発機構(OECD)の調べでは、面積当たりの農薬使用量は、2010年では、日本は韓国についで二番目に多く、ドイツの約10倍、米国の約16倍だ」(『東京新聞』2013/11/25)

 

ネオニコチノイドでも、残留基準がEUの300~500倍と、デタラメの極み。

農薬乱用もあたりまえ。

メディアが報道しないため国民はまったく蚊帳の外だ。

 

本当にひどいです。

 

 

 

もっとも不安なのは、子どもたちの健康だそうです。

 

ネオニコチノイド農薬は、「ニコチンと同じように子どもの脳に対する毒性が特に強い。
注意欠陥多動性障害などの発達障害が心配される。
そうした危険があるのに、使用を増やそうというのは、人の健康を脅かす」
(環境脳神経科学情報センター 黒田洋一郎氏、同紙)

 

『クローズアップ現代』直前に放送延期。内容はズタズタに編集され、肝心の部分はカットされていた

ネオニコチノイドをめぐる我が国の狂気は続く。

世界各国は、同農薬がミツバチ消失の原因であると次々に断定。

厳しい規制措置を打ち出している。

2006年、フランスでの禁止に続き、EU、アメリカなどが、次々にネオニコチノイド禁止や規制を打ち出している。

 

カナダでは、州によっては使用禁止、台湾、韓国、ブラジルも使用禁止措置を取っているそうです。

 

このように、世界はミツバチ絶滅とネオニコチノイド農薬との因果関係を踏まえ、厳しい規制、禁止に向かっている。

しかし、日本だけは、禁止どころか、いっさい規制がない。

(中略)

知らぬは国民ばかり。

ほとんどのマス・メディアは、EU禁止措置を報道すらしなかった。

NHKは『クローズアップ現代』で特集を組んでいながら、直前に放送延期という不可解な措置…。

遅れて放送された内容は、ズタズタに編集されていた。

農薬業界からの圧力で、肝心の部分はカットされ、スタジオ収録にすりかえられた。

 

農薬メーカー側は、EUの禁止措置に、平然とこう公言しているのだ。

「科学的な結論が明確になっていないなか、多くの反対をかえりみずに実施され、行き過ぎである」

どの面(ヅラ)さげて…と、私は渾身の怒りをこめて、彼らを告発する。

 

このようなことがあったとは…(>_<)

あまりにもひどいと思います。

 

建てるな!積水、ダイワ、ミサワ…新築は毒まみれ

ネオニコチノイドは、農薬だけでなく、家庭や住宅にまで進出しているそうです。

 

住宅建材で、ネオニコチノイドは防虫剤、シロアリ駆除剤として進出、乱用されているとのこと。

かつては、有機リン系殺虫剤が多用されていた。

ところが、頭痛、めまい、ぜんそく、発疹、アレルギーなど、深刻なシックハウス症状を多発させた。

 

そこで、新たに登場してきたのが、ネオニコチノイド系の防虫剤などで、木材や新建材、塗料の防虫・防腐剤として、この10年ほどで大量進出しているのだそうです。

こういったことも、全然知りませんでした。

彼らメーカーの謳い文句は「より安全な薬剤」…。

ところが、これまで述べたように、安全どころか、猛毒性のオンパレード。

とりわけ合板、断熱材さらに土壌処理剤、シロアリ駆除剤に多用されている。

商品名は ”ハチクサン” ”アジェンダSC” ”タケロック”…など。

 

ネオニコチノイドという言葉は、いっさい使われていないそうです。

だから、消費者は、それが欧米で禁止・規制されている恐ろしい農薬であることなど気が付かないとのこと。

 

この本を読んで良かったです。。。

船瀬氏、ご親切に商品名までありがとうございますm(__)m

何か気になった時は、チェックしたいと思います。

 

大手ハウスメーカーのパネル工法では、ネオニコチノイドを「断熱材に染み込ませる」「建材表面に塗る」「接着剤を混ぜる」…など、使い放題なのだそうです。

 

そして、その猛烈な神経毒物が揮発して、室内に”毒の霧”となって漂うとのこと。

ネオニコ系は、それまでの有機リン系より沸点が低いため、それだけ揮発しやすく、室内空気を汚染しやすいそうです。

 

床暖房用の合板にもネオニコ系防腐剤が染み込ませてある。

だから、暖房を使用すると、これまで以上に、室内に揮発して、住民を襲う。

こうして住民は、24時間、毒で汚染された空気を吸い続ける。

 

もう、ひどすぎます…。

 

園芸用、ゴキブリ駆除、ペット用ダニ取りなどに乱用

さらに、台所のコバエ駆除剤「コバエがホイホイ」、ゴキブリ駆除剤「ブラックキャップ」、園芸用殺虫剤「ベストガード」、アリ駆除剤、ペットのダニ取り「フロントライン」などの商品にも、ネオニコ系が潜んでいるそうです。

それが、新たな体調不良、精神異常などを引き起こすのは確実とのこと。

私は、これからはこういった物は買わないようにしようと思います。

積水、ダイワ、ミサワ…さらに飯田など大手ハウスメーカーは、これら猛毒ネオニコチノイドを使い放題。

新築住宅に入ると気分が悪い、イライラする、頭痛がひどい…など、シックハウスの訴えは、止まらない。

これら殺人住宅に住めば、人は狂い、さらに家族は互いを襲う。

近年、子どもの発達障害、家庭内暴力が激増している。

さらには、親殺し、子殺しの惨劇…。

背景に、悪魔の農薬が、思わぬところに潜んで、家族の心身を蝕んでいる。

はっきり言う。

これら猛毒薬剤はいっさい不要である。

 

船瀬氏は、これら化学毒とは無縁の自然住宅で快適に暮らしているそうです。

 

これら悪魔の猛毒使用を平然と推進する企業、政府もまた悪魔の化身というほかない。

私は、改めて声を大にして言いたい。

EU他、諸外国並みにネオニコチノイド農薬を即時禁止せよ!

 

私も、この情報が広まり、日本も一刻も早くこの猛毒農薬を禁止することを願っています。

 

追記:北海道大学からの最新論文によると、87%の日本人の尿から、ネオニコチネイド系農薬が検出されたそうです。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。


「泣いて生まれてきたけれど」でも出てきた「スギナ茶」
評判が良いようです。