土曜日にお気楽に自転車で水抜きに行ったら、
唐突に病理結果を聞かされて、
週末は魂が彷徨っておりました。
...
いやはや、私にとっては乳がん告知の日に
匹敵する衝撃的な出来事でしたが....。
やっと頭の中が落ち着いてきたので
病理検査のことについてご報告しますね。
診察室に入ると、画面に写し出された標本の
画像と、小さな文字を見ながら説明を
受けました。
今回は大事な話なのに、急のことでダンナは
いないので、念のため会話をスマホの
レコーダーで(勝手に)録音しておきました。
病理結果のデータは次の通り。腫瘍サイズ 22x16x15mm
リンパ転移 無し (0/2)
病理断端 陰性
ステージⅡa
グレード 1
ER(+)←確か98%
PgR (+)
HER2 (-)
Ki-67 21%
それぞれの項目と数値の意味を用紙に
書取りながら丁寧に説明してくれる。
ルミナールタイプであり、内分泌治療が
バッチリ効きそうなのは素人の私にも、
数字を見てわかりました。
希望通り放射線+服薬コースかと思いきや、
担当医の説明が終わらない。
ここで 抗がん剤の話に。
問題なのはKi -67の値とサイズでした。
主治医の話では 、
「Ki-67 については18%以下を低値の
基準としていて、少し上回っているけど、
これだけを見ると抗がん剤しないと言う
選択もあり得るんですが。
リンパ転移もないしグレード1だから勢いも
そんなにないので、まぁ。
でも、腫瘍のサイズが2cmを超えてて、
ちょっと大きいっていうのがあって
そこがどうしても
ひっかかるんですよねぇ.。」
つまり病理の結果からは、抗がん剤を
明らかにやらなくても良い とも
明らかに必要である とも言えない
グレーゾーン。
因みにKi-67について、医学的に統一
された明確な数値基準は存在していない
そうです。
明確な基準がないので、グレーゾーンが
存在してしまうのかな。
で、放射線は術後3〜4ヶ月までにしないと
効果が落ちるって言われてて(もうすぐ
1ヶ月経つよ)抗がん剤をするとなると
放射線の前にやらなきゃならない。
その場合TC療法で3週間x4クール、3ヶ月。
「もしも先生に判断お任せしますって
言われたら、やらず再発して後悔するのは
嫌なので、私なら抗がん剤やりましょう
って言います。」
うーん、そうかー、推進派かー
私、この時初めて自覚したんだけど、
無意識のウチに、何の根拠もなく
自分に抗がん剤をする可能性は
ないと考えてたみたい。
アメブロでも抗がん剤経験者の方々の
いろいろなブログ見させていただき
心構え、備えてたつもりだったんだけど。
何しろ検査結果が出ないうちは何も
分からないし、家族にも心配かけたく
なくて、あまり考えないようにしていた
せいか、実際にはその可能性については
全く心の準備出来てなかったです。
乳がんと分かってから、抗がん剤のことを
初めて具体的に考えることになりました。
続きます。