■外資以外に今後流通業界を動かしていく台風の目となる!?3つのPB
8月27日(金) 13時30分~ 東京都内で行なう流通業のPBの新動向を探る特別研究セミナー。お盆休み明けもあってか、メーカーさん、卸さん、商社さん、スーパーマーケット企業各社さんから、昨日1日で結構なお申込みをいただいています。今回のセミナーに当たって、流通ジャーナリスト・緒方知行主幹よりメッセージが、次のように届きました。この8月11日、一つのニュースが流通業界を揺るがせました。あのリージョナル・スーパーチェーンの一つ、中・四国地域を版図とする「マルナカグループ」(四国マルナカ、中国マルナカ)が、イオン、そして三菱商事との業務提携を発表しました。その意図するところとして挙げられている最重要テーマの一つに、商品(言うまでもなくイオンのPB「トップバリュ」商品)の供給があります。このニュースは、我が国の流通業界のリージョナル及びローカル企業に、かなり動揺を与えたのは必至です。昨今の厳しいビジネス環境のもと、今後共に果たして独立独歩でいけるのかどうか。商品と価格を巡る競争のもとで、同質類似ありきたりの、どこでも売られている商品の取り扱いのみに依存してやっていけるのかどうか。こうした懸念のもとで、強力なPB商品を持つことが、競争優位、強い顧客支持力を確保するために不可欠となるのではないかといった問題意識は、今後もっと高まってくることは間違いないところです。西友(ウォルマート)、テスコのような外資以外に、イオンの「トップバリュ」、セブン&アイの「セブンプレミアム」(これは今や世界のセブン-イレブン・ネットワークによったグローバルな商品開発へと向かいつつある)、そして4兆円を越えるトータル規模となったCGCが協業力を結集して開発・販売するCGCのPB、以上3つが、今後、流通業界を動かしていく台風の目となることは間違いありません。ナショナルブランドと伍しての“サプライヤーズ・ブランド”として、量的にも、質的にも大きく成長し、競争市場における巨大な影響力を持つことが、すでに現実に見込まれているところです。そして流通業界は、間違いなく、今後、これを軸にした再編・統合へと動きを加速する可能性があり、当然メーカー・卸にとっても、看過できない状況が現出することは間違いないところです。敵とするか、味方とするかは別として、どうこの流通世界の動向を読み、対処していくのか、このシリーズ研究会を情報源とされることをおすすめします。―― 緒方知行 ――2010年8月27日(金)13:30~17:00開催!メーカー、サプライヤーにとって気になる大手流通業のPB NOW! 月刊『2020 Value Creator』流通戦略研究会~流通業のPBの新動向を探る特別研究~詳細は、こちら をご覧ください。お申込みフォームはこちら 。このセミナーでは、 第1次PBブームが終わり、今、進化・深化の段階に入ったトップ流通企業&企業グループのPB戦略を分析していきます。特別ゲストスピーカーは、イオントップバリュ株式会社 内山一美社長です。「トップバリュ」のPB戦略新動向――流通業の新たな地平を拓く新しい価値創造戦略と、新しい市場開拓、顧客開発の考え方と実践というタイトルのもと、流通業界のPBブームをつくったイオングループのPB「トップバリュ」の開発総指揮官に、さらに進化・深化の度を高める市場化戦略を語っていただくものです。そしてまた、我が国の流通業界、特にスーパーマーケットの世界の台風の目となっていくマックスバリュのトップとして、これからの流通業界の動向と併せて、PB戦略がどのような意味合いを持つことになるのかも語っていただきます。そしてイオンと並ぶ二大流通企業グループと言えば、セブン&アイ。この企業グループについては、流通業界の専門記者、専門誌編集者として46年の現役キャリアを持つ『2020 VALUE CREATOR』の緒方知行編集主幹が語ります。「セブンプレミアム」(セブン&アイグループ)進化論 ――デフレ経済のもとでの新たな市場開拓、需要創造戦略としての可能性と、深刻化する競争下を生きる差別化戦略の考え方と実践を検証するイオンの「トップバリュ」と並ぶ、今、最も注目される流通業のPB「セブンプレミアム」の進化・深化を追跡レポートします。単にメーカーのナショナルブランドのレッテル貼り替えの域を脱して、新しい価値創造によって市場の閉塞を打開する新しい需要の創造、顧客の発掘を主眼に実践されているチーム・マーチャンダイジングに立脚したこのPB戦略の「独自性」と「新しさ」を解明する。世界16カ国と地域のセブン-イレブンネットワークを根底に置いた国際的な商品開発がすでに始まっていますが、最新取材情報から、この考え方と実践についてもレポートを行ないます。メーカー、サプライヤーの方々にとって、流通業界の気になるテーマの一つだと思います。ご参加をお待ちしています。~セミナー趣旨~リーマンショックによってもたらされた大不況のもとで、俄然注目を浴び始めたのが、流通大手のPB商品。イオンの「トップバリュ」をはじめ、セブン&アイの「セブンプレミアム」等々、各社こぞってPB商品開発への取り組みが活発となり、価格競争の激化と共に、価格訴求型のPBが流通業界のPBブームに拍車をかける形となった。もちろん、価格訴求型だけではなく、特に「セブンプレミアム」に見みられるように価値訴求型に主眼を置いたPB戦略もある。こうして各社各様の展開が、流通業界に、まさに「PB時代到来」と言っていい状況を現出させている。当然、この方向は、メーカー、サプライヤーにプラス・マイナス併せて大きな影響をもたらすこととなっているし、またさらにその度を加えることになると見込まれる。 流通業界のPB戦略の実態と、すでに始まっているその進化・深化の方向を、リアルスタディによって研究しようとするのが、本研究セミナーシリーズであるが、その皮切りとして、開発最高責任者(イオントップバリュ株式会社社長)に、現下最大の売り上げ規模を誇る「トップバリュ」のPB戦略の考え方と実践を語ってもらう。 併せてこの分野の長期にわたる研究と、最も多くの情報蓄積と鋭いジャーナリスティックな視点からの分析力を持つ専門ジャーナリストによるイオンの「トップバリュ」と並ぶセブン&アイの「セブンプレミアム」開発戦略の考え方と実践の最新取材レポートが用意されている2本立て研究セミナー企画である。この流通業界の動きをどう受け止めるか、またこれをどう理解するのか、さらにこれをチャンスとしてどうとらえるのか。メーカー、サプライヤーにとっての重要なマーケティング戦略のための情報源となることは、間違いないと自負するところである。