ねこまたの心は揺れている。


、、、、どのくらい揺れているかって??



2日連続でブログ(ねこまたの心を支えし貴重かつ重要なツール)の神にすがりたくなるくらいダヨ



カピ子の単位認定試験を手伝いたい。



副教科、、、、せめて副教科(レポート枚数が10枚以下と少ない)だけでも、確認テストを手作りしたい。



そうすれば、取得単位0を避けることができるかもしれない。



「あんなに頑張ったのに、やっぱり私はダメなんや、、」



と、カピ子が思わずに済むかもしれない。



カピ子が通うゆるゆる通信制高校は、テスト対策講座はない。

模擬試験もない。

まじめになんもない。


今か今かと待ち侘びておったのに、一向に対策講座などのお知らせが来ないなとしびれを切らし、


実に夏のスクーリング以降初めて、保護者ねこまたからゆるゆる通信制高校の担当の先生にメールで尋ねてみた。



そのお返事がこちらだ。





うん。



うん。


そうか。

そうだったのか。



カピ子は、この1年間②のレポートの授業にはたぶん出席していない。


うっかりやるのを忘れていた数個のレポートだけ、授業に出て提出していた事は知っている。


カピ子の中では「自分でレポートを完成させて提出したら、授業に出なくても問題ない。」と認識していたのだ。



そしてそれは、全くもって間違いではない。

カピ子は先取りでレポートを仕上げていたので、担当の先生も「出席しないといけないスクーリングじゃないから、来なくても大丈夫よ〜」的な声かけをしてくれていたから。




現時点で2024年の1月。


もはやすでに、全てのレポートの授業は終わっている。



②は、来年度の心得やな。



IQが低いわけではなく、ただ集団学習に馴染まないタイプの人間ならば、軽くクリアできるであろう単位認定試験。


体調面でテストに参加できるかどうかに不安がある。

テストを受けに行けたら、きっと合格点は取れる。


そのタイプの子ども達は、カピ子のクラスにもいる。




どうしよう。

どうしよう。

ここへ来て今まさに、ねこまたは後悔している。


めっちゃ不安を感じている。



通信制高校には、手厚い補習をしてくれて、なんなら合格点に届かなくても、その後の取り組みでなんとかなるような学校もある。


一年前。中学3年生であったカピ子とねこまたは、色んな種類の通信制高校へ見学に行った。


どこの学校も、おおむね時間割のようなものがあった。


支援級的な手厚さを表に掲げたところもあった。




ちょうど1年前の状態のカピ子にとったらば、その手厚さこそが苦しみのタネになっていた事柄だったのだ。


保護者ねこまたとカピ子は、思いっきり自由なゆるゆる通信制高校を選んだ。




この1年間は、カピ子は学校教育からの真の自由を満喫したのではないか。


自分で考え、自分で行動し、自分で計画を立てて自由に頑張る事ができる。


その行動の全てに、誰も口を挟まない。

「自由と責任」を、彼女は人生で初めて手に入れたのだ。



カピ子の心の傷はおおむね癒えた。



と言っても過言ではないほどに、彼女は元気になっている。



ゆるゆる通信制高校を選択して良かった。

この気持ちに嘘偽りはない。




えーっと。

、、、その、、、

(言いにくい)



単位認定試験のための対策講座が何もない。



と知ったとたん

(ねこまたの行動が遅いとかいわない)




ガチで今年度の単位取得がZEROでもそう思えるのか?と、自信が消滅。


ぎゃーーーーー!!!

自信ない!!

そんなに心広くない!!!



だって今さっき、「2年生からは手厚いタイプの通信制高校に転籍した方がいいかも」という思考が脳内に溢れて、資料請求しようかと調べてたもん。


今のカピ子なら「学校」っぽい通信制高校もいけるんちゃうか?その方が色々イベントもあって楽しいんちゃうか??


と、ねこまた脳内で妄想が始まってるもん。



1年かけて駆逐したはずの


過干渉ポイズンヘリコプターマザーウイルス


が増殖しているのを感じる。


手を出したい。

口も出したい。

手取り足取り仕切りたい。


「単位取れて良かったね!!」


と、2人で喜びたい。



はいストップ物申す



ええか、、、ねこまたよ、、、、。


これから先の長いカピ子の人生で、同じような壁や失敗にぶち当たる事は山ほどあるねん。


その度にねこまたは、カピ子と一緒に頑張るんか??

一緒に悩んで一緒に努力するんか??



違うやろ。

その時期はもう終わったはずや。



今それをしてしまうと、カピ子の中に確実に「お母さんがなんとかしてくれる思考」が組み込まれる。



仮に働いて壁にぶち当たっても、

仮に結婚して壁にぶち当たっても、

仮に子どもを産んで壁にぶち当たっても、


なんとかしてよドラえもんお母さん。


ドラえもんお母さんのせいでこうなったんじゃないか!


という、野比のび太思考が身についてしまう。


ヨボヨボのねこまたおばあさんを、太々しいおばさんになったカピ子が責めている姿が予知夢のように見える。



それだけは断固避けたい。

いや、それだけ回避する事を目標に据えよう。




落ち着けねこまた。

大丈夫だ。まだ落ち着ける。



カピ子の人生の苦悩を自分の苦悩のように感じてはいけない。

カピ子への試練を、自分への試練かのように受け取ってはいけない。



実験だ。

実験をしよう。


カピ子が1人でどこまで立ち向かえるかを観察するのだ。


バイオハザードで、クローンアリスが試練を突破できるのかを、画面の向こうからただ観察していた悪い人になるのだ(それはあかんやろ)。


お正月番組のSASUKEで、チャレンジャーがどこまでクリアできるのかを固唾を飲んで見守っていた、仲間の人になるのだ。



たとえ結果が出なくても、


よく頑張った。良いチャレンジだった。君を誇りに思う。


そう言って、泣いているプレイヤーの背中にそっと手をおける人間になろう。




心配症のねこまたさん。


別のねこまたさんからの伝言です。



でしゃばるなねこまた

しょうもないクソバイスするな

カピ子の経験と成長を邪魔するな


ねこまたは怯えるな


「カピ子の未来がどうしようもなく悪いものになったらどうしよう」

と、まだ来てもいない妄想の不安につぶされるな。



こうやって文字にするだけでも、読むだけでも不快を感じるこの思考を、カピ子に投げつけてはいけない。



カピ子は今、ねこまたお母さんに「勉強を手伝って欲しい」とは言わない。


カピ子の中でねこまたが「一緒になって手伝ってくれる人」ではなく、「やらかした後でも笑って受け止めてくれる人」へとポジションがチェンジされ始めている。



今ここで過干渉ポイズンの鎖を断つ。


ねこまたからカピ子へと巻きつけられ、長年カピ子をがんじがらめにしていた鎖を外す。



自由に空を羽ばたくカピ子が、時にねこまたの巣穴に戻って来て、冒険談や大失敗をおしゃべりするたびに、



「おおおお!それはカピコのやらかし伝説ベスト3やな」



と、おせんべいをバリバリ食べながら大笑いしてやろう。



手を出したい。

ねこまた監修の元、単位取得に向けて指示を出したい。


でも、今はダメ。


彼女が初めて向き合う事は、まず失敗させよう。

失敗という名の勉強をさせよう。


失敗して、次年度のカピ子が「お母さん、手伝ってくれ〜!!」と頼んできたら手伝えばいい。




育児って、ほんとに大変だわ。


ほとんどがオカンの空回りだとしても、オカンは大変だわ。


自分が高校生やってる時の方が楽だわ(ゼニ払ってないしな)。




よし!心の中の不安は全て吐き出した。

カピ子がどんな結果を叩き出しても良しとする。



どえらい結果の時は、またブログに闇を綴ろうそうしよう。



はいはい、ねこまたさん!

午前中にちゃちゃっと用事を済まして、お昼からは


ごごごごご

ゴールデンカムイ見に行こおねがいおねがいおねがいおねがいおねがいおねがいおねがい