こんにちは、たまこです。


今や片付けやハウスキーピングのノウハウに関してはいろんな流派があるようですが。

たまこはずっと断捨離のやましたひでこさんをリスペクトしておりまして、10年ほど前に本気で断捨離してからは、おかげさまでスッキリした暮らしができていると自負しております。


でも最近、YouTubeで古堅純子さんの「週末ビフォーアフター」というチャンネルを観てすっかりハマってしまい、今週はそればっかり観てしまいました(笑)。


古堅先生は整理収納のプロとして、いろんなお宅の片付けをしている方なんですが、断捨離と違うのは「捨てない片付け」というスタンスらしいのです。

物があふれて片付けられなくなってしまった家では、まずは不要な物は捨てて減らすというのが基本中の基本だとは思うのですが、わかってはいるけどなかなか捨てられない人が多いのも、また事実な訳で。


そんな人たちの救世主的なカリスマとして、古堅式片付けは大人気らしいのですが、たまこももれなくファンになってしまいました(笑)。


平野レミさんを彷彿とさせる古堅先生の豪快なキャラもとても面白いですし、彼女が大事にしているのは「今現在の暮らしと家族を大切にする事」、そしてそのために「部屋の景色」にこだわっているのにもすごく共感できました。


単に「景色」って言われるとピンと来ない方もいらっしゃるかもしれませんが、例えば日々の暮らしが忙しい人が疲れて帰ってきた時、玄関からリビングに入った時に見える景色が散らかっていてぐちゃぐちゃだと疲れ倍増というか何もする気になれない、、みたいな感じの事です。


それで忙しくても毎日帰って来た時にスッキリと気持ちいいと思える、お気に入りの部屋の「景色」を作るためにはどうすれば良いか?って事を古堅先生はめちゃくちゃ上手くできちゃうんですね。


これに関しては「ご機嫌な住空間を作る」という断捨離のやましたひでこ先生とも全く同じだと思うのですが、古堅先生の場合は捨てるのは後で良いから、まずは景色を変える!っていうやり方だから人気があるんだと思います。


まあ、結局は先に捨てるか後に捨てるかの話なんですけど、先送りにした「捨てられない物、捨てたくない物」はどうするかというとなるべくコンパクトにまとめてデッドスペースに押し込むという、そのテクニックが秀逸なんですね。

(古堅先生はそれを「インオペ」とか「埋める」とか独特な言葉で表現しています 笑)


たまこはそんな事をするくらいなら体力があるうちに自分で選別して処分までやりたい断捨離タイプなんで、40代のうちにそれを終わらせる事ができて良かったと思っていますけど、今は高齢出産で50代まで子育てという方も珍しくないようですし、親世代の片付けなんてそれこそ絶対捨てたくない人たちが多いですから、古堅式は時代のニーズにも合ってるって事なのかなーと思ったり。


それでYouTubeを見ているうちに、たまこもムクムクと景色を変えたい欲が出てきましてですね、本当は夫が休みの土日を待ってやろうと思っていたんですが、待ちきれなくて週末ならず平日の今日、1人でやってしまいました(笑)。


ターゲットはリビングの、この本棚です。

我が家のリビングは本棚と対面の壁にテレビがあるので、こんな感じで本棚の前にヨギボーをソファー代わりに置いて使っていて、ずっと本は近いけど下の方とか取りにくいなーとは思っていたんですが、最近は電子書籍ばかり読むのでまあいっか、ってなってました。


そういえば古堅先生が問題がある家にありがちな物ベスト3に「ウォーターサーバー、ピアノ、ヨギボー」を挙げてたなー(笑)。

我が家にはウォーターサーバーとピアノは無いですが、ヨギボーはドンピシャって感じ。

(こないだひとつ処分したばかりですし、、でも、座り心地は最高なんですよねー笑)


それで最初はリビングの窓際に本棚を移動しようかなーと思ったりしたんですけど、それだと数センチ窓枠より本棚の方が高いから収まりが悪いんですね。

(写真だと同じ高さに見えますけど、ダメでした。窓枠より低い分には良いんですけど、高いのはどうしてもイヤなたまこ。)


じゃあリビング以外のどこかで収まりが良さそうな場所、、って探したんですけど、もともとリビングのこの場所に置こうと思って選んだ家具だったので、どこも微妙に合わなくて。


でも、もしかしたらイケるかも?と思えた唯一の場所が、こちら。↓

LDKのペニンシュラキッチンの背面です。


ここはベニヤ板仕上げになっていて、モデルハウスを見た時からちょっとのっぺりしてるかなー、と思っていたんですが予算的にも仕方ないと思ってて、でもいずれリフォームとかできる時が来たらこちら側にも収納棚とか欲しいなーと思ってたんですよね。


でもリビングの本棚は幅も高さも造り付けとは全然違うから、どうかなー?

夫に相談したら絶対色とか合わないからやめなって言われそう、、でもやってみたいからやってみよー!(笑)

という事で、まずは棚の上の物を撤去して久しぶりに本棚の扉オープン。

本棚と言ってますが、これは本来はレコードラックらしいです。

たまこが購入したのはもう取り扱い無いみたいですが、少しビンテージっぽい雰囲気もので図書館みたいに表紙をディスプレイできる扉付きの本棚が欲しくて、当時は頭が痛くなるくらいネットを検索しまくって選んだお気に入りなんです(新築あるある 笑)。

ダイニングテーブルとベンチに積み上げた中身たち。

引っ越しの前にたまこの本や漫画は5分の1くらいに減らしたかなー。

夫の漫画もほとんど手放してもらいましたが、それでもワンピースだけはと言われて残したけど、、巻数多すぎる(笑)。

そして、いきなりですがアフターがこちらです(笑)。


中身を出しても本棚自体はかなり重いんですが、たまこには「スライドクッション」という強い味方があるのです。

これを好きなサイズに切って家具の脚に貼り付けておくと、たまこ1人でも持ち上げずにスルスルと床を滑らせて移動ができます。


新築当初は、夫は仕事が忙しいからと全く引っ越し後のあれこれを手伝ってくれなかったので、重い家具の組み立ても移動も全部1人でやってやりました(笑)。


そういえば、週末ビフォーアフターに依頼していたご家族も、妊娠出産と引っ越しが重なったとか、3人子育てしながら引っ越しでとりあえず適当にダンボールを部屋にぶち込んで、それっきり、、みたいな主婦の方も結構いらして、それって奥さんだけの責任なの?って毎回思うんですよねー。


まあそれでも、旦那さんもサボってる訳じゃないって事なら各自でなんとかやっていくしかないんですが、「景色を変える」レベルの家具の移動は普通は女手ひとつじゃ無理です(笑)。


でも本棚ひとつくらいなら、たまこ家はもともと物量も少ないし段取りちゃんと考えてやったので、無事2時間くらいで終わりました。

棚の上に載せるものはまだ仮置きですが、イメージ通り家の中で育て中のレタスやベビーリーフなどもいい感じに置けたし、、バッチリ景色変わりました!(笑)

リビングの方は本棚が無くなったのでヨギボーを壁際に置けて広くなり、ルームウォーカーとぶら下がり健康器も別々に置けて、こちらも景色変わりましたねー。


最近イマイチだるくて全体的にやる気が出ないなーと思っていたところだったので、古堅先生のおかげで築7年目にして大掛かりな模様替えができてすごく良かったです。

本もこの配置の方が取りやすくなったので、久しぶりにいろいろ読み返してみたくなりました。

夫、帰ってきたらビックリするだろうなー(笑)。


ではまた!