こんにちは、たまこです。


今週は「GW備忘録」として、連休中にあった出来事や考えた事などを記事にしています。


さて今回は、連休中に発生する問題の中でも特に主婦の頭を悩ませる「食事」についてお話したいと思います。


休みで家族が全員一緒に過ごすという事は、人数×日数×3(食事の回数)の分のごはんをどうするか?という問題に必ず直面します。


一般的な家庭では主婦がその役目を引き受けている事が多い為、主婦は下手したら平日よりも忙しいというか、朝から晩までごはん支度ばかりしてるような状態になりかねません。


そんな時こそ外食やファストフードのテイクアウトを活用すれば良いとなるのでしょうが、健康面や出費を考えるとやっぱりそればかりという訳にもいかず、、。

結局主婦に負担がかかって不機嫌からのケンカ、となってしまうような気がします。


たまこ家は夫婦2人なのでそれほど負担は無いような気もしますけど、我が家は平日はまともに料理を作るのは夕食のみですから、それが1日3食作る事になったら労力は平日のほぼ3倍です(笑)。

(朝は車で食べるおにぎりと味噌汁を持たせて、昼は社食です)


たまこの朝食や昼食は?と思われるかもしれませんが、専業主婦のひとり飯なんて残り物で適当に食べたり食べなかったりというのは他の方もたいして変わらないのでは?と思ったりしています(つまり、わざわざ料理なんてしません 笑)。


でも、夫が家にいるとなるとそういう訳にもいかないので、どうしても食事のたびに台所に立つ事になります。


たまこは若い頃は仕事をしながらも頑張ってやっていた時もありましたが、休みにまともに3食作っていたら本当に疲れ切って不機嫌になりますし、どう考えても不公平だと思うので3年くらい前から「基本的に夫が休みの日の朝食は、夫が作る」というルールにしてみました。


理由としては、休日の朝食はご飯に味噌汁、納豆などの和食がほとんどなんですが、それにこだわっているのは夫で、たまこはパンやうどんとかでも良いのになーと思っても夫が良い顔をしないんですよね。


しかも、たまこは基本的にお腹が空いたら食べれば良いと思っているので、朝はコーヒーだけで良かったりする日もあるんですけど、夫は必ず食べたい派。

だったら食べたい人が作るべきなのでは?とド正論を言ってみたら、意外と素直にやってみると言われたので、ひと通り作り方、配膳の仕方を教えました。

(でも何も言わずに朝食が出てくるようにマスターするまでには、やっぱり3年くらいかかったかなー)


夫はアパート時代もたまに料理的な事をする時がありましたが、年に数回気が向いたらで片付けなどは一切しない、よくいるタイプの「夫ごはん」スタイルだったので、家事の分担からは程遠い感じでした。


でも、休日の朝食となると継続的に料理の習慣が身につくので、結果的にかなりたまこの負担が軽くなった実感があります。


実際、料理初心者には朝食の調理ってすごく良い練習になりますよね。

和食の場合、夫はご飯と味噌汁、納豆に卵焼きか目玉焼きが定番で、あとは漬け物やキムチなどを組み合わせれば焼き魚や肉類は要らないという人なので、ご飯の炊き方と味噌汁、卵焼きの作り方さえマスターすれば良い訳です。


例えばこれは、月曜日の朝ごはんです。

前日の天ぷらの残りを出したのはたまこですが、ごはんと味噌汁、とろろをすって出してくれたのは夫です。


別の日の朝は、タケノコごはんに挑戦。

上手くいったのが嬉しかったのか、連休中の夫家族との食事会でも振る舞っていました。


おかずは夫は焼いた卵が好きなのでスキレットで目玉焼きと、たまこは貰い物の温泉卵を。

納豆はキムチ納豆にしてました。


これはまた別の日ですが、たまこを真似して盛り付けてみたつもりらしい、目玉焼きにキムチとミニトマト、菜っぱのおひたしの盛り合わせ(笑)。


ごはん茶碗や味噌汁のお椀は木のトレーに配膳するようにたまこが決めていましたが、その他のおかずは特に指示していなかったのに見よう見まねでやってくるんですよね。

(彩りを気にして赤いトマトと緑のおひたしを添えたりとか)


別に夫の料理にそれほど見栄えの良さは求めていないつもりですが(笑)、おそらく夫も出された食事を食べるだけの側だった時には盛り付けなどにそれほど興味は無かったのが、自分が作る側になると見方も変わってきたのかなーと。


正直なところ、現在専業主婦のたまこが休日の朝食を夫に作らせるというのは鬼嫁過ぎるのでは?という葛藤も相当ありましたけど、結果的には良かったと思っています。


料理ってレシピと調理器具の使い方がわかっていれば、普段はやっていなくてもその気になればいつでも作れるって思っている人もいるかもしれませんが、習慣として身についてないといざやってみてもなかなか上手くいかないもんなんですよね。

(たまこなんて、いまだにイマイチな仕上がりになる事も多いです、、)


最近では物価高が止まらず、自炊頑張って節約しよう!というご家庭も多いと思いますが、料理が日常の習慣として身につくまではどうしても疲れた時は面倒になって外食やお惣菜に頼ってしまうから、頑張ってる割には節約になってなくてガッカリ、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

(若い頃のたまこが、まさにそれでした)


自炊の習慣がちゃんと節約に効果が出るレベルになるまでには、それなりの修行をクリアしなければならず、、つまりは今すぐ結果が出せる類の事ではないんですね。

(少なくともたまこは5年以上かかったかなー)


ですから週に一度か二度の休みの日の朝に夫が型が決まったメニューを作るというルール決めは、平日の仕事が忙しくても無理なく継続できる一番良いやり方だったんじゃないかなーと自負しています(笑)。


それから、料理を覚えるというと例えばナポリタンの作り方とか肉じゃがの作り方とか、一品ずつのレシピをマスターするイメージかもしれませんが、それだと他のおかずはどうするの?ってなるから「朝食」「昼食」などの1回分の食事全部は任せられないので、結局できる人(主婦)がフォローする事になって、あまり負担軽減にはならないんですよね。


でも、家族の誰かが簡単でも「ごはん、味噌汁、目玉焼き、納豆」をトータルで調理して出せるようになれれば、主婦は1回分の食事を丸々免除できるんです。

この違いは結構大きいです、、。


それからたまこ的にはこのルールにしてて良かったと思ったのは、去年子宮全摘手術で9日間入院した時でした。

実際は実家を頼ろうが、コンビニ弁当で済ませようが構いませんが、普段全く料理をしていない人を1人にするよりは、ごはんも炊けるし卵も焼ける人だから、、と思ってた方が何倍も安心というか。

おそらく夫自身も、同じように感じていたと思います。


そういう普段からの習慣の積み重ねが、大型連休の過ごし方の良し悪しにも関わってくるのではないか?と考えたりしています。

実際、3食必ず食べるご家庭なら料理を分担できる事は、主婦にとって相当な負担軽減になりますから、長丁場にはなりますが挑戦する価値はあると思います。


美味しく作れるレシピやコツの研究は、たまこの役割かな(笑)。


ではまた!