こんにちは、たまこです。



(少し書き直したり、書き足したりしました。よろしければもう一度読んでくだされば、嬉しいです)


今回は上の記事の続きで、たまこ夫婦がケンカになった時、具体的にどういう状況が起きていたのか?という事を考えてみたいと思います。


ずっと昔から我が家のケンカのパターンはほぼ同じで、あらゆる事にルーズで適当な夫に対してたまこがキレる。という事の繰り返しです(笑)。


それも物を出しっぱなしとか、ドアや引き出しを閉めずに開けっぱなしとか、トイレットペーパーを補充しないとか、、。

本当に些細な事ですが、何度言ってもやらない、できないと言う夫。

やられる側はイライラが蓄積、爆発するパターンです。


まあ、ネットとか見ると世の中の旦那さま方もそういう人は多いように思われますが、、とにかくたまこが何度言っても改善する気が全く見られず、アンタは小学生以下か!!と常に言いたくなるような感じ。


それに加えて、時間や約束についてもかなりルーズで、結婚当初は帰ると言っていた時間から連絡無しで4〜5時間待たされる事も結構ありました。


それから以前の記事にも書いた事はありますが、仕事の休みの日を直前まで言わない、言ったとしてもしょっちゅう変更されるから、休日の予定が立てられない事が長年常態化していました。


これは仕事の都合もあるから、ある程度は仕方ないですし、たまこもそれは理解しているからこそ長年我慢してきたつもり。

(今は、我慢は良くないのはわかっています)


さらに夫はサーフィンが趣味なのですが、休みの日は天気や波の状態が最優先になるので、例えば買い物に行く約束をしていても、波が良ければ朝早くなら良いでしょ?と出かけたっきり、結局夕方まで帰ってこないとか。


ここら辺は、明らかにたまこを蔑(ないがし)ろにしていて、大切にされていないと感じられてすごくイヤだったので、当時は壮絶な大喧嘩を繰り返し、その結果少しずつ改善はされてきましたが、それこそたまこは喧嘩のたびに離婚を覚悟するような、神経をすり減らすような思いでした。


でもここでポイントなのは、たまこが明確に遺憾の意(笑)を表しているにもかかわらず、夫側はとりあえず謝ったりはするものの完全にその場しのぎで、本心では「別に悪いことはしていない」とか、「そこまで怒るような事ではない」という考えは全く変わらなかったようなんですね。

つまり、夫側には問題意識は無かったんです。


ですから、もしたまこが黙って我慢してれば、夫はいまだにそういう生活を普通で幸せな結婚生活だと信じて疑わずに続けていたでしょう。

まあ、たまこはずっと我慢はできない性格だから無理ですけどね。


この、あまりの価値観の違いについてはたまこも当時から気付いていましたし、何回喧嘩してもお互いの主張はかみ合う事はない。

その状況について、当時のたまこは夫のルーズさを責めつつも根本的には自分が悪いんだと、ずっと思っていました。


つまり、たまこが心が狭すぎて、夫に厳し過ぎるのが悪いんだと。

夫にも喧嘩のたびに言われましたし。


実際、約束をすっぽかしたり待たせたりするのは毎回の事ではないから、わざとやっている訳ではなく。

それに週末の買い出しやゴミ出しなど、暮らしに関わる事もたまこに丸投げする訳ではなくて、できる限り協力できている。

だから、たまにだらしなかったり、ハメを外して連絡無しに帰りが遅いくらい、大目に見てくれたって良いじゃないか?

という夫の主張は、変わる事はありませんでした。


確かにその主張は、客観的に聞けば別におかしい事も言ってるようには思えないですね。

そしてたまこも自分も悪いと思うからこそ、限界まで我慢しましたし、断捨離や家事のスキルを上げるとかの努力もしてきました。


それでも前回の記事でお話した通り、結局ケンカの回数そのものは減ってはきたものの、内容はより深刻化していきました。

しかも深刻化していると認識しているのは、たまこ側のみ。

夫側は相変わらず、妻の機嫌が悪いくらいな〜の感覚だったようです、、。


ここまでお話して、読んでいる方は「良くある夫婦喧嘩の話だね〜」くらいの事だと思われる方が多いんじゃないかなと思います。

実際、事実だけ書き出すとそうですよね(笑)。


でも、たまこにとっては本当に寿命が縮む思いをするような、すごく深刻な悩みだったんです。

ですから、断捨離や家事を頑張る次に取り組んだのが、「心のしくみ」を学ぶ事でした。


ある程度学んでみてまず気付いたのが、たまこが育った家庭は「機能不全家族」で、たまこはアダルトチルドレンだったという事。

そして、母親がいわゆる「毒親」だったという事。

それゆえ、たまこは自己肯定感や自尊心が極端に低いのですが、その事すら自分でも40年以上自覚できてない状態だったという事。


だから何かあるたびに、結局は「自分がダメなんだ、自分が悪いんだ」と自分を責めてしまうのも、「そのままの自分では存在価値がない」という母親からの強烈な刷り込みがあったからなんだと、やっと腑に落ちたのが去年の話です。


これらは自分の事なので、少し時間はかかりましたが、気付いてからは割とスムーズに理解できたように思います。

(それでも数年かかりましたけどね)


でもそれで万事解決という訳ではなくて、じゃあ夫の方はどうかというと、前回もお話した通り彼は親ガチャ当たり、というか普通の親に普通に育ててもらえたので、自己肯定感のかたまりのような人間です(笑)。


ですから今まで自分の存在や行動に何の疑問も持った事もなく、自分の思うままにやりたいようにやってきて、しかもそれでそれなりに上手くいってきた。

、、という、いちいち自分を否定してしまうたまこからすれば、羨ましいのを通り越してなんかムカついてしまうような人(笑)。


そしてだからこそ、自分側に問題は「無い」と思えば、相手側がいくら主張しても何も変わらない、そもそも変える気もない。という、鉄壁のメンタルを保持できる、、という事のようです。


夫についても、ここまでの理解は比較的簡単にできました。

というか、やっぱりね。という感じ(笑)。

しかし、たまこの思考はここまで来て、かなり長い間止まってしまったままでした。

つまり、じゃあどうすれば?という次の一手がどうしても思いつかない。


夫を変えたい訳じゃないんです。

というか変えられないし、絶対変わらないのは、20年一緒にいるたまこが1番良くわかってますから。


一方たまこは自分が変えられる所はほぼ変わった、、と思ってて。

自分や母親と向き合う事で、自己肯定感もだいぶ回復してきた実感もありますし。

でもそれでもダメなら、もう本当にダメなんじゃない?としか考えられなくなって、、本当に絶望って感じでした。


そんな中でたまこが見つけた突破口については、次回お話したいと思います。


おまけ。

朝、畑に来ていた夫母に挨拶したら、、


「おはよー。あそこね、シソ植えたからー。」

と言われた場所は、たまこが先日コンポスト用に確保したはずの、物置の影になる位置の畑。


や、や、やられたー!!

あんなに頑張って説明して、良いよと言われたはずなのに、、!


と絶句してしまいましたが、完全に事後報告なので何も言えなくて、、夏(まだ夏じゃないけど 笑)。

ここら辺については、夫母は天然なのか、わかっててやってるのかはかなり微妙だと思ってますが。


だから去年までのたまこなら本気でムカついて、でも面と向かっては言えなくて、夫に愚痴りまくってウザがられて、結局また大喧嘩になってたパターンだろうなー、、と。


でも、今回は心の中で

(は??おおぃぃぃい!!マジか!!)

と思って一瞬かたまりましたけど(笑)、

「あー、、そーなんですねー」

と言って、終わり。

もちろん夫には帰ってきたら報告しますけど、

「マジやられたわー、、夫母強行突破エグイわー」

と2人でめちゃくちゃ笑うと思います。


そういう所も、壁は越えられたなーと思える根拠かな、と。

ではまた!