こんにちは、たまこです。



今回の記事は写真がないなと思ったので、こないだ通りかかった沼に咲いていた、蓮の花の写真を載せておきます(笑)。

たまこ家の近くには、もっと有名な沼があるんですけど、田舎道の田んぼの合間にもこんな沼があって、蓮が咲いていたりするんですよね、、。

今が見頃らしく、とても綺麗でした。



さて。

実は、というほどでもないですが、先週末から今週の半ばまではちょっと体調が悪かったんです。

えっと、、ただの生理痛です(笑)。

でも、たまこは毎月結構しんどい方で、それでも鎮痛剤を飲めばなんとか動けていたのですが、今回は全く動けず。


ベッドに寝たきりだとかえって腰が痛くなるので、一応着替えてリビングのヨギボーに移動はするのですが、そこから動けないのです。

いつもならトイレに立ったり、飲み物を取るタイミングで立ち上がってしまえば、その流れで洗い物とか、簡単な掃除くらいはできたのですが、、それすら無理って感じで、、我ながら参ってしまいました。


今までも生理痛がひどい時は、夫にお惣菜を買ってきてもらったり、洗濯物を干してもらったりはしていたのですが、それでも食器洗いなどはたまこがやったりして、1日を通して100パーセント夫が家事を回す、というのはなかったんですよね。

まあ、ウチは専業主婦なので当たり前と言えば当たり前ですが、、。


でも今回はもう、夫に頼るしかないって感じで、、。

本当の本当は力を振り絞れば、一回分くらいはご飯を作ったりできたかも?と思いますが、そこまでする必要がどこにある?って感じですよね(笑)。

土曜日は炊飯器が戻ってきたので、初回の炊飯だけはどうしてもたまこがやりたくてやりましたけど。



でも、夫はたまーに料理はするけど基本的に洗い物はしない。

洗い物頼んでも、例えば揚げ物をした後の油まみれのバットや網は洗わないで、そのまま放置。

例えば鍋にカレーなどが残っていたら、カレーをタッパーに移して鍋を洗う事はしないで、放置。

夫からこれ、どうするのー?とは聞かないで、何で洗わない?とこちらが聞くと、すぐ温めて食べると思ったから、と答える感じ。

でも夫は2日続けては絶対カレーは食べない人なんです。だから、洗いたくない言い訳としか思ってないです(笑)。

それから、シンクもビショビショのまま、拭き取りをしない。

排水口の生ごみも、そのまま。

言われたらしぶしぶ捨てる。

そんな感じだったんです。


だからやっぱりたまこが自分でやった方が結局後々ラクだし、、と思ってしまっていたんですよね。

そして、それは子供のお手伝いと一緒で、家事を分担してるとは言えない、、とずっと不満だったんです。

けど、それを言っても俺なりに頑張ってるのに!と雰囲気が悪くなるばかりで、解決に向けた話し合いになる事はなく、、。

ほぼ諦めていました。


それが、今回完全に家事を放棄してみたらですね!

土日の2日間は夫が全て食事の世話をしてくれました。

しかも、言われなくても揚げ物の調理器具もちゃんとお湯と洗剤で洗ってくれていて。

それから、暑くてダメになっていたストウブ鍋の中の煮物も、ちゃんと生ごみに捨てて洗ってくれていたんですよ、、!

そして、排水口にはちゃんと新しいネットがかけてあったんです。


何というか、、この言葉しか見当たりません、、

→「やればできるじゃないかよ!!」(笑)


そして意地の悪いたまこは更に考えた訳です、、

→「やればできるのに、今までできなかったのはなんなん?!」


まあ、それだけ言ってしまえばまた冷戦状態になってしまいますし、助かったのは本当に助かりましたから、もうちょっとだけ考えてみたんです。

そしたら、今回はもう一つ、これ大事じゃないか?という事に気づいたんですよね。


それは、、

「全部家事をやってもらうのって、、こんなにラクだったのか!!」という事(笑)。

座ってスマホいじっていても、3食ご飯が出てくるという事。

自分が片付けなくても、お皿も鍋も洗ってくれるという事。

メニューを考えて買い物しなくても良いという事。

もう、全てが快適すぎました(笑)。

これを夫は結婚してからの15年以上、味わってきたって事、、?と初めて夫目線で感じたと言いますか。

だから、たまこがエラい!!って言いたい訳ではなくて(ちょっとありますけど 笑)、だってこれは他のご家庭の主婦の方もみんなそうでしょうし、お子さんがいるならもっともっと大変な訳で。


というか、たまこが初めて夫目線での家事を見た時に感じたのは、

「ああ、だから夫はどんなに私が訴えても、お手伝いレベルから家事分担レベルになろうとしなかったんだな、、」

という実感でした。


だって、何度も言いますけど、本当にラクだったんです。

夫目線から見れば、、

お皿も適当に下げておけば、機嫌悪い時は数時間放置したりはするけど、見て見ぬフリをしてればいつの間にか洗われている。

ご飯どうする?と聞かれても、何でもいいよ、と答えれば何かしら美味しいものが出てくるし。

ちょっとはアンタもやってよ!と怒りだしたあたりで適当に手伝っておけば、勝手に適当さを妻が見かねてまたいろいろやってくれる生活、、。


ちょっとくらい妻が不機嫌でも、何もしなくてもご飯が出てくる生活、洗濯物が終わっている生活が続くなら、全く問題ないと思ってしまうのも、無理はないと実感してしまいました。


ここら辺、たまこは完全に見込み違いをしていました。

たまこは家事をラクにできるように工夫さえすれば、いつかは夫もたまこと同等に家事ができるようになると勘違いしていたんです。

でも実際は、確かに家は綺麗になったしたまこもラクにはなったけど、夫はサーフィンの回数が増えるばかり。

つまり、夫はますます自分が家事をする必要はないと思ってしまったんでしょうね。

そりゃ、そうだ、、。


でも、たまこが本当に望んでいたのは、家事の公平な分担です。

ヘルパーのお仕事をしていた時、ヘルパーの仕事自体に不満はありませんでしたが、どうしてもたまこだけ仕事も家事もする事に納得できませんでした。

ヘルパーだけじゃなく、それ以前のパートやアルバイトをしていた時からずっとです。

「仕事と家事の両立が難しいから、仕事の時間と量を減らしてバランスを取る」

事が、どうして妻だけに求められるのか?


それは結局、夫である男性の方が給料が高いし、働きやすい世の中だから。

という事も答えのひとつだと思いますが、「家事を妻(または夫)や母親などに任せられる事の圧倒的なラクさ」を味わってしまったら、わざわざ自分からお手伝いレベルから家事分担ちゃんとしよう!と思えない。

まあつまり、自己保身と言ってしまえば身も蓋もないですけど(笑)、この問題は簡単なようでいてなかなか根深いというか、一筋縄ではいかないかも、、と思いました。


たまこもたまたま女性に生まれて、就職や結婚で挫折があった事で専業主婦に逃げているという自覚もありますし、そんな自分がもし男性に生まれていたら、何の疑問も悪意もなく今の夫のようになっていただろう、、とも思うんです。

だからこそ、今回夫がお手伝いレベルを超えていろいろやってくれた事にかなり感動しました(笑)。

最近は特に、埋まらない溝もある、、と諦めていた部分も大きかった事もあり、、。


夫が頑張ってくれたんだから、今度はたまこも自分で外で仕事できるように考える番かも、とすら思えたり(笑)。

毎日毎日家事していると、ヘルパーや家事代行の経験があるたまこですら、当たり前というかそれに価値があると思えなくなってしまっていて、、。

でもやっぱり、家に帰ると掃除が行き届いていて、布団はフカフカで、美味しいご飯が出てくるのって、、最高じゃないか!って思います。

それを再確認できただけでも、生理痛も悪くないかななんて(笑)。

たまこはヘルパー時代、生理痛だと思って我慢しすぎたら実は卵巣傍嚢腫で、病院に行ったら即日入院、手術になってしまった事があるので、我慢はもうしない!と決めていますけどね。


それでもなんだかんだで家事はやってしまっていたなぁ、、と気付けて良かったです。

来月も夫に頼みます(笑)。

そして、諦めずに話し合いもしていきたいと思えました。


ではまた!