こんにちは、たまこです。


(洗い物が終わりました、、ふう、、)

我が家には食洗機がありません。
家を建てる際はつけなくていいと判断したのですが、今はやっぱりつければ良かったと思っています(泣)。

面倒くさがりのたまこは、もちろん洗い物も好きじゃありません(きっぱり)。
前回の記事でも書きましたが、洗い物をしたら水切りカゴに置きっぱなしにしてしまう事もしょっちゅうでした。

でも、オープン棚にグラス類を置く形の収納にしてからは、なんとか棚に戻せる習慣が付いてきたように思います。


ところで、生活系ブロガーさんの間では、長年に渡って「水切りカゴ論争」というのがあるようです。
つまり、洗い物をする際に、水切りカゴは必要か?という議論ですね(笑)。

「水切りカゴ不要派」は主にミニマリストジャンルの方に多いように思います。

確かに、「中身が見えるカゴ、見えないカゴ」の記事でも述べた通り、水切りカゴを持つという事は、カゴそのもののメンテナンスが必要になります。


プラカゴにはカビが付きやすく、ステンレスカゴは水アカで白い汚れがこびり付きます。

それをこまめに洗う手間をかけるくらいなら、いっそ持たない選択をする。
そして、洗い物は大判の布巾にのせていき、すぐに布巾でお皿や鍋を拭いて、拭きながら棚に片付ければいい。
そうすれば、洗いカゴを設置するスペースも空いて、広々スッキリ!という訳です。

我が家では手拭きタオルとして使っています。
さすがの吸水力です!


どちらかと言えばたまこもミニマリスト派です、、
と言うか、簡単に暮らすには物が少ない方が圧倒的にラクなので、結果的にミニマリストになっていくという事ですよね。

それで、水切りカゴの汚れっぷりにはいい加減ウンザリしていましたので、そのアイデアを知った時は「なるほど!その手があったか!」と思い、マネしてみた事がありました。

でも、、
私が実際やってみると、とてもじゃないけど布巾に全部乗せきれないんです。
その時はもう、物を少なく持つ暮らしを意識していたはずなのに、、。

無理に重ねようとすると、崩れそうで気になってしまい、スムーズにできないんですよね。

それから、私は調理器具はなるべく料理しながら洗って片付けていくようにしているんですけど、水切りカゴがないと調理スペースに洗い物を置く事になって、料理のジャマになってしまうんですよね。
だから改めて考えてみて、水切りカゴを撤去するには、逆にキッチンスペースが広く取れるお宅じゃないとと難しいんじゃないのかな?と思いました。
水切りカゴがあれば、ある程度洗い物が多くても崩れずに積み重ねる事ができますから、アパートのキッチンなどの狭い所でも効率よく洗い物ができる、、
と、いうのがその時点での私の結論でした。

でも、ある時これはスペースだけの問題じゃないのかな?とふと思いついたんです。

なぜなら、一戸建てに引っ越して、ある程度広いスペースを確保できるようになったというのに、私はさっぱりお皿を拭いてしまう気分になれないんです(笑)。
と言いますのも、面倒くさがりのたまこにもどうやら「面倒くさい動きの順位」がありまして、例えば私にとって「屈む」という行為はぶっちぎりのSランクレベルに面倒くさいです(笑)。

そして、「食器の水気を拭き取る」という行為もかなり面倒くさいと感じてしまうんですね。
こちらはAランクかな〜。できる限り回避したいです、、。

ベッドメイキングの時と同じで、家事がうまく回らないと思ったら、
「何となく面倒くさい、嫌い」と思うだけではなくて、具体的に「自分は」何が面倒と思っているかをちゃんと考えるという事。

今はたくさんの収納のアイデア、収納グッズが溢れています。
このブログもそうですね(笑)。

でも、いいなと思ってアイデアを取り入れてみてもいまいち改善しない。
結局、できていない、、。
と感じる事が多いという方は、自分の苦手な動きを自分で理解できていない可能性があるかもしれません。

私も以前は何でもすぐに面倒くさいと思ってしまう自分、だらしないとわかっているのに変えられない自分が情けないし恥ずかしいと思っていました。

でも、面倒だと思う事自体が悪いのではなくて、どうすればできるようになるのか?を考えるようになってからは、明らかに家が整ってきたんですね。

前置きが長くなりましたが、そうやって洗い物について考えてみた結果、そんな私でも「食器を洗う」と「水切りされた食器を棚にしまう」の組み合わせなら、なんとかできるなぁと気づく事ができました。
もちろん、棚が屈まないとしまえない位置だとアウトですが(笑)。



と、いうわけで私なりに「これなら私でもなんとかできる」とたどり着いた洗い物の手順をのせてみますね。

まず、洗い物が終わった状態が冒頭の画像です。
カゴ不要派の方は、その後すぐにお皿拭きに取り掛かると思いますが、私はすかさずコーヒータイムです(笑)。

別に休憩じゃなくても例えばベッドメイキングですとか、洗濯機を回しに行くとか、他のちょっとした家事を挟んでもいいですし、とにかく水をしっかり切る時間を取るのがポイントです。

具体的には5〜10分もあればいいと思います。
もちろん、コーヒータイムが長引いて1時間になっても構いませんが(笑)。
そして、水気がある程度切れたらここでおもむろに調理台に布巾を広げまして、、


水切りカゴにあった食器や鍋を上むきにして並べていきます。
しっかり水切りできているので、布巾がビショビショになる事はありません。
少し残っている底の部分の水気を布巾に吸い取らせるイメージです。
私は無印の大判ふきんを使っています。


私的には敷くならティータオルよりこちらの方が薄手で使い勝手がいいんですよね。何より安い(笑)。

そして、これでほとんどの水気は取れましたので、最後にちょっと布巾にトントンとしまして、


拭き上げはしないでそのまま振り向きざまにオープン棚へ(笑)。



木の部分が濡れてシミにならないか?と思われるかもしれませんが、大丈夫、濡れませんよ(笑)。
心配なら、布巾を敷いても良いと思いますが、私は直で置いています。

グラス類は伏せて収納している方も多いですが、私は上向き派です。
その方が早く水気が飛ぶように思います。
伏せてしまうと、ほんの少し残った湿気もしばらく飛ばず、曇っていたりするのがイヤなんです、、そういう所は変に気になるんですよね。
我ながら、性格も面倒くさいなぁと思います(笑)。


そして、脚付きのグラスはこちらに引っ掛けています。


ワイングラスハンガーです。
オープン棚の奥行きに合わせてネットで選んで購入し、自分で取り付けました。


こちらの黒です。



私は見た目と安全性からネジでしっかり固定するタイプを選びました。



グラスはIKEAです。
脚が太くて丈夫で洗いやすく、普段使いには申し分ないです。

脚付きのグラスは吊り下げ収納がかなりオススメです。
見た目もオシャレですし、水切れもピカイチです(笑)。

よく見ると、画像のグラスも水滴がまだ付いているのがお分かりいただけるかもしれませんが、これくらいならすぐに乾きます。




(ちょっと引きで、、笑)


この形にしてからは、なんとか私でも水切りカゴに置きっぱなしにせずに片付ける事ができるようになりました、、。

今回、この記事を書いていて改めて思い出したのは、持っている食器や調理器具も、
「水切れしやすい」を基準に選んでいるという事です。
以前は安価なプラスチックのタッパーやメラミン樹脂の食器を愛用していましたが、水切りカゴに置いていると最後まで水滴が残るのがプラスチック製の物だと気づきました。

ガラス製品はプラスチックよりは少し重いし割れるリスクがありますが、水切れという点では圧倒的に早いんですよね。

また、毎日愛用しているアラビアのパラティッシも最初は見た目が好みというだけで購入したのですが、長年使ってみると他の食器と比べてとにかく丈夫で洗いやすく、水切れも非常に優秀だと感じます。

いろいろ持っていても、なんとなく手が伸びてしまう食器ってだいたい同じだったりという事はありませんか?
見た目も大事ですが、洗いやすい、扱いやすいというのも普段使いの食器のかなり重要なポイントだと思うんです。


長々と語ってしまいましたが、、
多分、お皿拭きなどが嫌いじゃない方からしてみれば、洗い物も当たり前と思う日々の家事のひとつなんだと思うんです。

でも、面倒くさがりの主婦からしてみれば、毎日避けて通れない家事のひとつなだけに、結構深刻な悩みになる事もあると思うんですよね。
実際私はちゃんとできない自分、ギリギリまで溜め込んだり、後回しにしてしまう自分に結構悩みました、、。

でも、今はなんとかできるようになったので、自分に合わせた片付け方を見つける事って本当に大切なんだなぁと思っています。

今日のまとめです。

・水切りカゴが必要かどうかは、その人の家事に関わる動きの苦手順位がかなり影響する。
・お皿拭きが苦手な人は、水切りカゴはあったほうがいい。
・食洗機最強(あれ、、たまこ、疲れたかな、、)

たまこも、食洗機をゲットできるまでは、このやり方で頑張ります(笑)。
ではまた!