竹原慎二 強さ | 外国人妻の日本びっくり日記

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外国人の視点から日本でのびっくり体験を投稿します。


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お気に入りのインド料理のお店で、注文したものを待っていた時、旦那様がジ~っとスマホを見ていました。 

 

何を見ているのか覗いてみると、何かボクシングらしき動画でした。

 

「誰、それ?」

「これ、竹原慎二っていうんだけど、知らんわなぁ?」 

「どんな人?」

「竹原慎二は、ボクシングの元世界チャンピオン。それもミドル級よ!」 

 

私、ボクシングが大好きだから、ボクシングについては全くの素人じゃないんです。だから、ミドル級のような選手層の厚い重量級で、村田諒太さん以前に日本人の世界チャンピオンがいたなんて驚きました。 

 

 

で、動画です。 

 

何やら、喧嘩自慢の無礼な若者が竹原さんのボクシングジムに乗り込んできて、竹原さんに散々悪態をついて喧嘩を売るわけです。

 

 

仕方なく竹原さんは、喧嘩自慢とリングに上がります。 

 

 

竹原さんは「お前、これから地獄見るで!」と言って、相手に警告。 

 

ゴングが鳴ると、喧嘩自慢は次々とパンチを繰り出します。 

 

しかし、竹原さんは相手のパンチをほとんどかわし、軽いジャブを相手の顔面に時折パチンと軽く当てるだけ。 

 

 

そして、タイミング良くボディーブローを炸裂させ、喧嘩自慢は悶絶。

 

その後も、竹原さんは喧嘩自慢に「もうガス欠か?」と言いながら、顔面に軽いジャブをパチンパチンと当て、最後はボディに一発パンチを入れ、喧嘩自慢はたまらずダウンして戦闘不能に。

 

 

最初の勢いはどこへやら、喧嘩自慢は手も足も出ず完敗。最後は、竹原さんに「ありがとうございました。」と一礼。

 

闘いが終わって、不良の若者に、「君たち、こんな意味の無いことは止めろ。もっとエネルギーを使うべきことがあるだろ!」と諭します。最初は無礼極まりなかった不良のお兄ちゃんたちも、神妙に竹原さんの言葉を聞いています。 

 

 

私、この結末に、ちょっと驚きました。 

 

竹原さんは、リングの中で、喧嘩自慢をボコボコにしてノックアウトできたはず。それも、いとも容易く。 

 

また、負けた不良たちをジムから叩き出すこともできたはず。 

 

しかし、実力の差が歴然としている相手に怪我をさせないように闘い、その後も、不良たちを冷静に諭していました。 

 

これって、本当に強い人の余裕というか、懐の深さというか。 

 

 

私、それから竹原さんの動画を結構見て、Wikipediaで竹原さんの経歴も拝見しました。 

 

驚いたのが、2014年に膀胱癌を患って、現在も通院しているそうです。

 

今年51歳。 ボクシングで世界の頂点に立って、癌とも闘病して、現在51歳であの強さ!

 

何か、竹原さんの強さの履歴書を見たような気分でした。 

 

現在は、YouTubeの配信、タレント活動、そして、自身のボクシングジムで後進の指導に余念が無い竹原さん。 

 

これからの動画配信を楽しみにしていますし、世界に通用するボクサーを育ててボクシングを盛り上げてくれる事を期待しています!

 

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