来日アーティストのコンサートがあったので、7月3日水曜日と4日木曜日は、大阪に行きました。
7月3日のお昼、ホテルで荷物を預かってもらって、それから道頓堀の付近でお昼ご飯を食べることにしました。でも、お昼時とあって、どこも混雑していたので、ちょっと範囲を広げて、お昼が食べられるお店を探しました。
そしたら、小規模なランチバイキングをやっているイタリア料理のお店があったので、そこに入りました。
席についてサラダを食べ始めた時、3人の中国人観光客が入ってきました。5歳くらいの男の子と、そのお父さんとお母さんらしき人で、合計3人です。大声で中国語を話しているので、すぐわかります。
席からピザを焼いている光景が見え、一枚ずつピザが出来上がり、その都度に店員が切り分けてからお客が取っていくことになっています。
でも、その秩序は、この5歳の男の子によって崩壊します。
ピザが焼き上がったとわかった瞬間に、この男の子がピザの前に陣取ります。店員が切り分けた直後、その男の子がほとんど持って行ってしまうのです。次のピザも、またその次のピザも・・・
自分のテーブルに運んだピザを家族で食べていますが、焼き上がるピザをほとんど一人占めしている為、だんだん食べきれなくなって、運んでは来るけど、お皿に残飯のように積み上げられていきます。
こうなって初めて、本人たちも他の客の冷たい視線に気が付き始めます。
そうしたら、あろうことか、食べきれず残飯のようになったピザを、元の場所に返しに行ったのです！手はつけていなのでしょうが、迷惑極まりない行為です。あまりに度を過ぎた迷惑行為に、周囲のお客もドン引きです。
店員が静止して、そのピザは元の場所には返されませんでしたが・・・
中国には、マナーとかエチケットとかという概念が無いのでしょうか？または、他人を思いやるとか、自分以外の人への配慮とかは、どう考えているのでしょうか？
信じられないのは、この男の子の父親と母親です。この親も同じように育てられたから、この男の子もこうなったと推測できます。
全ての中国人がこのような不作法者ばかりではないことは理解しています。でも、雑誌やインターネットで書かれているような事が、ついに自分にも起こったんだなぁと思いました。
こんなに不愉快な気分になった外食は、今回が本当に初めてです。
また、子供の言動を見れば、その親の器量や社会性も見えてくると切実に感じました。
私も子育て中ですが、自分の子供が将来他人から後ろ指を指されないように育てる必要があることを、実体験をもって学びました。
にほんブログ村
