こんにちは
ファイナンシャル・プランナーの西川和美です。
今日は昨日と比べると寒いですよね。
春は、気温の差が激しいので体調管理が難しいですよね。
風邪を引かないように気を付けてくださいね。
今日は、 「がん保険」 について考えてみました。
近頃、CMなどで「2人に1人はがんになる」とよく聞きますよね。
2人に1人って相当な数ですよね。
本当に2人に1人はがんになるの?
国立がん研究センターの統計結果です。
こちらは、「がん死亡率~年齢による変化」の表です。
資料:国立がん研究センターがん対策情報センター「がん登録・統計」より
確かに、「2人に1人はがんになる」は本当のようです。でも、よく見ると「がんになる年齢」は高齢になってからであって若いうちはがんになる可能性はとても低くなっています。
がんになる確率が高くなるのは、60歳以上のようです。 多くの方は、お子さんが独立されているかもしれませんね。
がんの治療費用は高いの?
「がんの治療費は高い」となんとなく思いがちですが、実は思っているほど高くはありません。
3人に2人の割合で50万円~100万円位で済んでますし、高額療養費があるおかげで、同一月(1日から月末まで)にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が、あとで払い戻されるのでほとんどの「がんの治療費」は、他の病気と比べてすごく高くなるということはないのです。
とはいえ、「先進医療」を受けるとなると保険適用外の診療もありますが、そもそも「先進医療」が受けられる病院はとても限定されてますし、先進医療が必要な方の割合もそれほど多くはありません。先進医療の実施件数は、がん患者の0.17%しか受けてません。(ただし、先進医療特約は安価なものが多いので入っておいても良いかもしれませんが)
がん保険に加入する際に気を付けたいこと
これまで、・がんは若いうちはなる可能性が低い
・高額療養費もあるので、思っているよりも大きな金額が掛からない ことをお話してきました。
これなら、がん保険に加入しなくても貯金で100万円位用意しておけばいいかな?と思われたもいれば、私の家系はがんが多いからがん保険に加入しておこうと思われている方もいるとおもいます。
(貯蓄ならがんにならなかったときは、他のことに使えます。)
がん保険にこれから加入しようと思われている方は以下のようなことを気を付けてください。
・診断給付金 ⇒ 「1回のみ」「複数回受けられる」 回数を確認
・入院給付金 ⇒ 入院日数に応じて給付金が受けられる。 日数を確認
・がん手術給付金⇒ 10倍・20倍・40倍などがある
・通院給付金 ⇒ 退院後がんの治療を目的に通院した時に、給付金が受け取れます。
・抗がん剤治療給付⇒ 所定の抗がん剤治療を受けたとき、給付金を受け取れる。
各保険会社から様々なタイプのがん保険が出ているので、これらの内容を確認したうえで加入してくださいね。
加入するなら、一時金1回だけなんて保険では、再発や転移が見つかったとき給付してもらえないので注意したいですね。
当事務所では、保険のコンサルティングの業務をさせていただいております。(販売はしておりません。)
(お客様にあったアドバイスをさせていただきます。)
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