1年くらい前にHKを走っているBYDのEVバスを紹介しました
今回は2階建てEVバスを紹介したいと思います
自動車のEV化には賛否あって、にほんではまだ時期尚早というのが大勢の意見だと思いますが、バスに関してだけは振動が無くて乗り心地が良く、バス停で排気ガスを浴びなくて済むEVバス良い派です
かれこれ半年くらい前(2023年9月くらい?)に将軍湾で試験導入が始まってすぐに2番、6番、7番、11番と言ったネイザンロードを走る路線を中心に増えてきました。
2階建てともなると車体自体が巨大で重い上に100人くらい乗せて夏の暑さに対応できるだけの協力なエアコンと坂道が多いHKの道路を走り切るだけの性能が求められます
先にたいりく製の2階建てバスが試験走行をしていましたが、使い物にならず途中で試験を中止しています
それらの条件をクリアしたのがこのBYDEVバスです
日本でもEVバスのシェア70%はBYDのバスらしいですが、日系のEVバスはコストが高いからか地方だとBYDになってしまうのですかね
財政力の強い首都圏ではEVを通り越して国産車のFCVバスが導入されているので、全国への普及に向けて根付いてもらいたいですね
ちなみに香港でも別のバス会社がたいりく製のFCVの2階建てバスの試験運用を開始しました
ネイザンロードを走ってきたバスはスターフェリーのバスターミナルで復路のスタンバイをします
この時は充電をしません(スターフェリーのバスターミナルには充電設備が無いようです)
出発時に充電して往復走り切る距離の路線に限定していて、香港島から九龍まで走る割と距離が長めの路線にはまだ導入されていないようです
KMBはその社名通り基本的に九龍サイドのバス会社なので香港島にはまだKMBのEVは走っていないらしいです
現在の2階建てバスは欧州のアレクサンダー(VOLVO)が主で、BYDの2階建てバスはそれを忠実に再現しています
2階建てバスの醍醐味は2階の先頭席ですね
動画です
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