朝、保育園までの道すがら。
前日の強い風で街路樹のさるすべりのお花がポトッと落ちていました。
「ピンクのお花かわいいね」
と私が息子くんの手に乗せると
「かわいい!・・・お花、先生にあげるの」
と両手に握りしめて保育園へ。
途中、風にお花が飛ばされ落ちてしまい。
今度は飛ばされないように、でもお花が潰れないようにそーっと握って、ゆーっくりあるいて、頑張って保育園まで持って行きました。
無事、先生にお花を渡せてご満悦
私なんだか感動して泣きそうになってしまいました。
こんなに人のことを思いやれるまでに成長したのか。。。と感極まり
4歳4ヶ月の息子くんは、軽度の自閉スペクトラム症(ASD)です。
テレビとスマホをやめて約6ヶ月、会話ができるまでに回復しました!
↓4ヶ月経過時の状況はこちら
気になっていた『こども食堂』
近所に月1で開かれている『こども食堂』があるのですが、ずっと気になっていました。
気になっていた理由は
夏休みに給食がなくなり、ご飯が食べられない子供がいるとニュースで見たことがあったからです。
私も何か支援をしたいな、と思いながらも浅い知識だけで、どのような状態なのか、どのような支援を要望されているのかがわからず。
というわけで、夏休みは避けて、9月に入ってから実際に行ってみることにしました!
こども食堂の目的
一般的にこども食堂の目的は、貧しい子供にご飯を食べてもらうことだけではなく、核家族化で孤立しがちなお母さんと地域の交流を持つなどもあるそうです。
なので、お年寄りも参加されていたり、同じ地域の人たちが交流する場でもあるそうです。
月1制の予約開催
近所のこども食堂は、予約制と非予約制の不定期開催でした。
9月は予約なし参加OK、メニューはカレーライス。
カレーライスなら息子くんも食べられるかな?と参加してみました。
それにカレーライスなら量の調整もしやすいでしょうし(だから予約なしでもOKなのかな?)、本当に必要な子の分は確保されていそうだからです。
料金は子供100円、大人300円でした。
自分以外が作る家庭料理に感動!
複数のご婦人がボランティアで対応されており、カレーライスはとても美味しかったです。
自分以外の人が作ってくれる家庭料理にものすごく感動しました
そして、献立や味付けなど、とても参考になりました!
息子くんがパクパク食べた!!
最初、入る際は緊張気味だった息子くん。
でもボランティアのご婦人達が優しく話しかけてくださり、とてもアットホームな雰囲気でした。
他にも食べているご家族がおり、いつもとは異なり行儀良くおとなしく椅子に座って食事してました
野菜を食べないことで有名(?)な息子くん、なんと、カレーライスの玉ねぎ・にんじん・お肉・コロッケをパクパク食べていました!
すごい!
私が作っても食べないのになぜ
周りの環境って大事なのかもですね。
これも、こども食堂に行ってみたかった理由の一つです。
家以外ではどのような食事の仕方をするのか、そして家での取り組みに何かヒントになるものはないのか。
赤ちゃんがいるとゆっくり食事できないお母さんのために
私たちが入る前に、1組すでに食事をされていて、お母さんと子供2人、しかも1人は赤ちゃんでした。
お母さんが食事をしている間に、ボランティアのご婦人達が赤ちゃんを見てあげているようでした。
あぁ、そうだよね、赤ちゃんがいるとお母さんもゆっくり食事できないもんね。
と、こども食堂が存在している理由をちょっと知れたような気がしました。
帰る際には、お土産をたくさんいただきました!
息子くんにはお菓子の詰め合わせ、他にも防災用の食品など、たくさんもらってしまいました
全て寄付なのだそうです。ありがたや〜
食材も寄付でまかなわれていて、遠くは九州から送ってくれる人もいるそうです。
貴重な経験
帰宅して、いただいたお菓子の詰め合わせを嬉しそうに開ける息子くん
カレーライスもとても気に入ったようで、大好きになりました
結果、こども食堂、かなり良かったです!
こういった地域の人たちとの触れ合いもとても大事だなぁと思ったし、息子くんにとっても貴重な経験になると思いました。
たくさんの人と触れ合って欲しいと願っています。
次に行く機会があれば、こちらから他のご家族にも話しかけてみたいなぁと思います。
どのような支援がいいのか
結局、息子くんがいるとバタバタしてしまって、ゆっくりお話しすることも叶わず
なのでどのような支援をしたらいいのか、自分で考えてみました。
こども食堂によっては、Amazonの支援プログラムを利用しているところもあり、欲しいものリストを作成しているところもあります。
その場合は希望されているものを支援することは簡単なのですが、私もやってみるも何度やっても「対象外の商品です」と出てしまいました。。。
どうやらAmazonの倉庫以外の個人出品の商品は対象外のようです。。。
うーん困った。
ということは、やっぱりお金の寄付でしょうか。
運営にもお金がかかっているでしょうし、お菓子など提供しても子供達の手には渡るけど、ボランティアのご婦人達のためには直結しないですもんね。
やっぱりお金の寄付にしよう!
少ない金額で大変申し訳ない気持ちがあるのですが、次回、できれば手持ちで持って行きたいと思います!!
そして、また参加していいなら参加したいな。
本当に必要な子が参加するのが優先なので、また余裕がある時にでも。。。
今回、とってもいい経験になりました!
夫は全く興味なし
ちなみに夫はボランティアとかそういうのに一切興味ないらしく、「こども食堂ってお金取るの?」と言われました
いやいやいや、運営考えてみなさいよ。
むしろ私たちは地域を支えなきゃいけない側よ、本来。
それに私は不妊で一人授かるのもやっとだったので、2人3人育てているお母様方にはありがとうの感謝の精神でいます。
私にはしたくてもできないことですから。
こういった支え合いの精神などは、息子くんにも教えていきたいので、夫は無視して自分なりの行動をしていきたいと思います
いつか環境問題も体験させてあげたいなと思ってます。
私、独身時代は毎年海のゴミ拾いボランティアに参加してたんですよね
夫もサーフィン楽しんでるなら、海に恩返しすればいいのに、と思ったりして。
まぁ、価値観の違いですね。