2025年5月31日発行
↑より抜粋
キリスト教会の初代法王は
実はバビロンの宗教と、ユダヤ教をごったまぜにして
それを魔術の体系に作り上げ
その魔力によって、ローマ人からGodとして崇拝された
ペトロ位階(いかい)の魔術師シモンであったという。
この魔術師シモンは、その後もずっと
ローマ市民によく知られていた、なじみ深い人物であった。
ローマの国定宗教となったキリスト教会は
この人物を「新約聖書」12使徒の1人とされる
シモン・ペトロにすり替え
「このペトロがイエス・キリストの命によって教会を打ち立てた。
この教会こそ、全知全能のGodの地上における唯一の代理人である。」
と言うのである。
キリスト教会が登場するはるか以前に
ローマには、ペトロ位階を有する2つの主要なGodsが存在する。
すなわち
ゼウス神のペトロと、ヤヌス神のペトロである。
ギリシアの思想家プルタークによれば
ヤヌスが最初に統治していた。
そして、人類に文明をもたらし、都市と政府を作った。
彼の死後、彼はGodになった。
彼は2つの顔を持っているという。
プルタークはそれを
ヤヌスが人間を非文明状態から
文明人に変えた事を意味すると説明している。
ヤヌスは、天と地の間の門
およびGodの高速道路に至る扉を開ける鍵の保持者である。
ヤヌスの意味は扉または門である。
「1世紀後半、概(おおむ)ね
西暦50年から90年代にかけて
ローマ帝国の貴族支配階級の中で
帝国統治のための精神的監獄装置として
キリスト教という新しい宗教を作ろうとする派と
それに反対する派が、激烈な権力闘争を展開した。」
と、アベラード・ロイヒリンは解する。
まず、皇帝ネロと、ペソ一族が衝突し
ネロは、L・C・ペソとセネカを殺す。
ペソ一族は逆襲して、ネロを暗殺する。
その後の28年間に、6人の皇帝が立ち
ペソ一族は着々と、地下で新しい宗教運動を進め
ついに、西暦98年、皇帝ドミティアヌス暗殺に成功した。
ネルバが次の皇帝に即位し、ネルバはペソ一族を
皇帝顧問官に任命し、彼らに行動の自由を与えた。
皇帝ネルバは、西暦98年に死んだ。
そして、トラヤヌスが皇帝に立った。
トラヤヌスば、ポンペイア・プロティナと結婚していた。
彼女の本当の名前は、クラウディア・フェーベ
そして何と彼女は、ペソの娘であった。
かくしてペソ一族は
ローマ世界を支配する位置に就いたという。
第一幕として「イエスとその12人の弟子の物語」
をペソ族は書いた。
しかし、これでは未だ、いわゆるキリスト教会
教団としてのキリスト教は動き出さない。
そのためにパウロという人物が発明された。
パウロは、イエスから
非ユダヤ人の中で布教するように指令を受けた。
しかし、これは単なる根も葉もない空想ではない。
パウロのモデルは、他ならぬ、キリスト教会の
現実的構築を行動日程に載せた、ペソ一族の一員である。
「西暦100年から105年の間
ペソ族が新約聖書の書簡と
ヨハネ福音書を書き進めると同時に
教会の萌芽(ほうが)のようなものを作り出していた。
彼らの奴隷たちは
ビシニア、ポンツス、アジアの属領
ギリシャの諸都市、アレクサンドリア
その他、至る所を旅行して教会を作り
奴隷と貧しい人々を新しい信仰に引き入れた。」
ロイヒリンの、この記述が事実であるとすれば
何とも珍妙な状景が見えてくる。
これは、生半可な努力ではない。
一時の思いつき、貴族のひま潰し、道楽などではあり得ない。
1世紀半ば、ローマの貴族階級は、ある重大な
そして増大する困難に直面していた。
ユダヤの宗教を信仰する者の数は増え続け
いよいよますます、多くの改宗者を獲得していた。
ユダヤ人(ユダヤ教)の人口は、800万人を超え
それは、全ローマ帝国人口の10%に達した。
ユダヤ主義の倫理と道徳は
貴族階級がその上に養われ
生活し、統治していた所の奴隷制度の
ローマ的神聖化とは、全く相容れないものであった。
彼らは、ユダヤ主義が帝国の
主要な宗教になってしまうかも知れない事を恐れた。
というわけで、セネカ、ペソらは
ユダヤ教の脅威を克服するために
ユダヤ教を材料にして
新しいローマ帝国の支配に都合よく利用出来る
宗教を作るべきであるとの結論に達した。
それこそ、キリスト教の正体である
と、ロイヒリンは解釈する。
ローマは、増大するユダヤ教の危険を除去するために
2つの戦略を立てたという。
第一は、武力で粉砕(ふんさい)する正面攻撃。
第二は、ある種の隠密(おんみつ)な謀略(ぼうりゃく)工作。
つまり、ユダヤ教に取って代わる、ローマ御用宗教の創設である。
ユダヤ人(ユダヤ教徒)は2千年来
ローマ帝国と、その後継者たるキリスト教会によって
迫害されてきた。
それはユダヤが
イエスを救世主として受け入れることを
拒否したからだという。
拒否どころか
「ユダヤは救世主を十字架に付けて殺した。
ユダヤは悪魔の末裔(まつえい)だ。」
と指弾 (しだん)される。
しかし、ロイヒリンの説は
キリスト教の起源については十分に説得的だが
遺憾ながら、ローマ帝国出現の前と
西ローマ帝国崩壊後が全く見えていない。
それに、ペソ一族を核とするローマ貴族の一部が
キリスト教会を捏造するに至る動機が
「ユダヤ対策」とは、あまりに矮小(わいしょう)ではないか。
そもそも、ローマの起こりは西洋史上有名な
あのトロイ戦争で敗れたトロイの残党であるという。
トロイ市は概(おおむ)ね
BC1200年頃陥落したと伝えられる。
アイクによれば
トロイは、超古代ヒッタイト帝国の首都であり
爬虫類人=アーリア人の血統の一大拠点であったという。
トロイが破壊されたあと
その血統は、2つの新たな基地を作った。
その一つ目がローマであり
二つ目がロンドン(ブリテン島)であるという。
今日、ローマとロンドンが
第二、第三のバビロンと呼ばれ
さらには、ローマ法王庁が
古代の第一のバビロンと直結する
第二のバビロンとされる。
アレクサンダー・ヒスロップ司教の
古典的名著「二つのバビロン」について
テックス・マーズ牧師は、以下のように述べている。
「ローマ・カトリック教会の儀式典礼と信仰は
異教的バビロンの宗教に由来するのであって
キリストあるいは「聖書」に
依拠(いきょ)するものではないことを証明する。
ローマ、フェニキア、ギリシャ、カナン
エジプト、バビロンのすべての異教的宗教を
カトリック教会と結び付ける
心をびっくりさせるような文献(ぶんけん)が集積されている。
この本を読んでほしい。
あなたはその時、新しい時代の世界宗教が
今まさに到来しようとしている事を知るであろう。
あなたは終末の時の、暗黒の悪魔的宗教的欺瞞を理解し
その全体像を生々しく見る事が出来るであろう。」
マーズは、「二つのバビロン」を
「キリスト教世界で聖書に次ぐ、二番目に重要な著作だ。」
と断言している。
カルヴィン・C・バーギンは
「ユダヤ・キリスト教のGodなるものこそ
極悪のペテンであり、嘘である。」
と論証する。
「我々(米国人)が
この収拾不能の混乱から脱出し得る方法の一つは
我々が、我々の良心、教師、政府、マスコミ機関
隣人たち、我々自身によって騙されているという
事実を知る事である。
我々は、一切の事について
極めて強烈に洗脳されているので
大局を見る作業をはじめることが出来ない。
大局の真実を、俯瞰(ふかん)し得なければ
我々は、我々の判断と行動に当たって、誤りを犯すであろう。
私が、我々は、すべてについて洗脳されているという時
私は文字通り、「すべて」と言う。
大学の教室で教えられる
すべての講義は、嘘偽(うそいつわり)である。
彼らが教えるものは、嘘とプロパガンダ(宣伝)と
コントロール(管理統制)である。
彼らは、音楽を人々の洗脳と操作のために使用する。
英語。言葉の定義と使用規則は、年がら年中変更される。
数学。新しい数学なるものが、民衆を愚昧(ぐまい)
にするための、政治的手段として仕掛けられる。
物理学。我々は100年も前に
フリーなエネルギーを使用出来たにもかかわらず
我々は、それを知らされない。
電子工学。トム・ペアデンは
現代の電子工学の法則が、間違いであることを証明している。
すべてのペテンの中の最大のペテンは、宗教である。
もしも我々が、その嘘を見破る事が出来るなら
その他のすべての嘘を、我々は追い詰める事に成功するであろう。
それ故、我々をペテンにかけている者たちは
宗教を統制することに、特別な努力を集中する。
宗教は恐らくは
見破る事がもっとも難しいペテンである。」
バーギンのこの文章は、極めて鋭い。
にもかかわらず、テックス・マーズ牧師のような人でも
Godとイエス・キリストと「聖書」に洗脳されている。
つまり、Godの呪縛(じゅばく)で、金縛りなのだ。
「我々「預言の力」が、イルミナティの陰謀を
さらにより具体的に証拠付ける内部情報と
我々の主(イエス・キリスト)が、地上に来るその時が
急速に近付いていることを確証する情報を
受け取らないまま過ぎ去る一日は、ほとんどない。」
などと、テックス・マーズは書いている。
つまり、この人の主宰(しゅさい)する団体
「預言の力」は、真正キリスト教の伝道団なのだ。
マーズのような人にとっては
イルミナティは、「反キリスト」の勢力である。
預言(ヨハネ黙示録その他)に示されているように
キリストが再臨する直前に、反キリストが勝利して
この世に、絶対的独裁権力国家を打ち立てるのだ。
従って、反キリストの世界支配が強化されることこそ
キリスト再臨の日が近いことの
疑う余地のない証明であると信ずる。
まさにこれこそ、バーギンが警告しているように
ユダヤ・キリスト教の仕掛けたGodのペテンに
がんじがらめに呪縛された、悲惨な人間の姿である。
ローマ法王庁バチカンが
文字通りその上に構築されたといわれている
その聖ペトロの遺骨が納められている墓なるものは
「新約聖書」に登場する使徒ペトロでなく
古代バビロニア、二ムロデ教ペトロ位階の神官
魔術師シモンの墓である。
ちなみに、ペトロとは
「岩(または巌)」という意味の普通名詞であるという。
「新約聖書」は
「無学な漁夫シモンに、イエスは巌(いわお)
を意味するペトロという呼び名を与えた。」
と述べる。
そしてキリスト教会は、ペトロ(岩、巌)の上に
教会(チャーチ)を建てるよう
イエスは漁師シモン・ペトロに託した、などと理屈を付けた。
キリスト教徒は、従順な白痴(はくち)
ロボット人間、魂を抜かれたロボットの如くに
教会の神父・牧師の言うがままに、それを盲信する。
見てはいられないほど
醜悪(しゅうあく)なありさまではないか。
バーギンは
「コンスタンティヌス皇帝以降
ローマ帝国は、キリスト教を国教とした。
そして、その時から
ヨーロッパのキリスト教化が始まり現代に至る。
と一般に言われるけれども
それがそもそも根本的に間違いである。
コンスタンティヌスのキリスト教は
ぺイガン(異教)以外の何ものでもない。」
と言う。
「ペイガンて何?それがどうした?」
「そんな事は別に、大した問題でもないだろう。」
としか、日本人は思わない。
キリスト教会は、ローマの武力を背景として
徹底的なペイガン(異教徒)狩りを始める。
ペイガンとは
国定キリスト教の教義(ドグマ)と信仰を
受け入れない者すべてを意味する。
キリスト教会は、これらの人間をGodの敵と名付け
Godの代理人としての資格と権能をもって
地の果てまで追いかけて皆殺しにした。
その道程(みちのり)が、千数百年続く。
つまり、欧米「キリスト教文明」社会では
ペイガンという言葉は、単なる悪口や異例の語でない。
そのレッテルを貼り付けられる事は
火あぶりの刑に直結する。
「バビロニアの神官団が、ローマに根を張ってしまうと
聖職者の服をまとった男たちの権力は巨大なものとなった。
公認の信仰から
ほんの少々でも逸脱(いつだつ)する者は誰でも
残酷なやり方で、死刑を執行された。
そして、彼らの文献は破棄された。
これこそまさに
バビロンにおける二ムロデの原則である。
これは単なる頭のおかしい権力亡者(もうじゃ)の仕業
即興(アドリブ)的になされる
手当たり次第の、グロテスクな殺戮(さつりく)などではない。
それは、恐怖(テロル)によって支配する
冷酷に計算された計画である。
そうする事によって
公式教義以外の、他のすべての知識と
いのちというものの中に内包される
美しい想像力を、公共の場所から排除するものである。
爬虫類人として、彼らは
心理的、情緒的な監獄の房(セル)を創設し
その中に人類を監禁しようと欲(ほっ)した。
その外に、あえて脱出する者には
致命的な打撃が加えられるであろう。」
(大いなる秘密)
アイクは全く正しい。
西洋史の通俗的科学では
「中世キリスト教ヨーロッパは
ある意味で、修道院の時代であった。
その最盛期には、全人口の3分の1が
修道院で生活していた。」
などと記述される。
そして、この修道院が、中世ヨーロッパの
森林を切り倒し、農地に変えたとも聞く。
これは軍隊
しかも、ローマの軍団組織に酷似している。
これは疑いもなく
普遍的(ユニバーサル)な
精神の牢獄に、全人類を追い立ててゆくための
宗教戦争の軍団以外の、何ものでもない。
「モナステリー」(修道院)は
老若男女夫婦子供から構成される家族家庭とは異なる
独身男女個体を単位とする生活集団を表現しているようだ。
これを「修道院」と、日本語に訳してしまっては
原義から全く離れてしまうのではないか。
その結果、我々日本民族は
西洋キリスト教社会と、その「文明」なるものの本態が
見えなくなってしまったのではないか。
モンクは騎士団、つまり
武力によって、キリスト教を布教する
キリストの敵を、軍隊の力で討伐(とうばつ)
する組織と、一体不可分である。
史上有名なものだけでも
キリストの騎士団
黄金のサークル騎士団
ホスピタル騎士団
マルタ騎士団
神殿騎士団
などが挙げられる。
11世紀から13世紀までの、対イスラム十字軍。
さらに同じ時期の北の十字軍。
これらはすべて、ヨーロッパキリスト教「文明」
なるものの本能を露呈(ろてい)する事件である。
次回、最終回
