久しぶりに見たくなり
映画『ドグラ・マグラ』見てみました
小説も持っていますが
最後まで読めたか覚えていません
随分昔に読んだので内容も覚えていません
難解で有名な作品なので
映画で見てみようと思い
ビデオをレンタルした記憶があります
(映画をよく見ていた20代の頃にみました)
映画に関しては
撮影監督が鈴木達夫ということもあり
映像が面白いです(色とか)
(鈴木達夫さんは以前ご紹介した、寺山修司監督の『田園に死す』の撮影監督もされています)
ストーリーも映像があるので小説より比較的わかりやすいと思います
主人公役の松田洋治さんの演技もなかなか良いです
正木博士役の桂枝雀さんが
かなり良いなと思います
あらすじは
主人公の青年は時計の音で目を覚ました時記憶を失った状態で精神病棟に居ました
病棟の若林という教授から受け取った資料から
自分はもしかしたら殺人犯かもしれないと思います
推理小説のような感じで話が進んでいきます
そして、その殺人が心理遺伝的な要因を含んでいるかもしれない…という
全体的に、前衛的な演出もあり
不思議な世界に引き込まれる映画です