先日、ホドロフスキーのDUNE(デューン)を観ました
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製作2013年
監督 フランク・パヴィッチ
出演 アレハンドロ・ホドロフスキー
ミッシェル・セドゥー
ブロンティス・ホドロフスキー
この作品は
ジャン・コクトー、アンディ・ウォーホル、ジョン・レノン、ミック・ジャガーから絶賛された
カルトムービーの映画監督、アレハンドロ・ホドロフスキー監督の
配給元が決まらず撮影が中止になった『DUNE』という映画作品に関する、ドキュメンタリー映画です
キャスティングを決めたり、出演交渉をする際のエピソードを監督自身や関係者達が
インタビューに答えるといった内容となっています
ドキュメンタリー映画ですが、デューンという映画への情熱や構想のスケールが大きいので
ストーリー性のある、夢のある内容になっています
元々、映画の製作話は好きな方なので、とても楽しめました
『ホドロフスキーのデューン』観てよかったと思いました
フランク・ハーバートの「DUNE」が原作で
後に、デヴィッド・リンチ監督がミュージシャンのスティングを起用して
『デューン/砂の惑星』というタイトルで公開しました
ホドロフスキーのキャスティング等に驚きました
演者に画家のダリに、ミックジャガー、オーソン・ウェルズといったビッグネームを、
カリスマ作家のメビウスやH・R・ギーガーにデザインをさせる、
(ギーガーはこのご縁で、後にエイリアンで活躍したみたいです)
音楽に、ピンク・フロイド、マグマ(ドイツのプログレバンド)を起用するなど
そうそうたるメンバーを集めていました
完成した作品を観たかったです
ホドロフスキーの作品は観る人を選ぶと思いますが
(グロいものが苦手な方は気分が悪くなるかもしれません、まさに閲覧注意な作品が多いです)
『エル・トポ』『ホーリー・マウンテン』『サンタ・サングレ/聖なる血』
どれも面白いです(インパクトがあります)
個人的には、『ホーリー・マウンテン』が一番好きです