入社時の手続き⑤ | さくらの社会人1年目からの人事担当

さくらの社会人1年目からの人事担当

入社時の配属発表でで社会人1年目にして
人事担当に配属された!?!?
社会保険?から始まったさくらが
同じ様に「社会保険???」な方と情報をシェアしたくてはじめました。

現在は社会人6年目。
社会保険労務士目指して勉強中!!

前回までは

会社に入社する本人が
健康保険や、厚生年金保険に
加入するかどうかの
基準についてお話ししました。
 
今回は
(8)従業員の家族の基礎年金番号
から
<家族の基礎年銀番号の役割>
<健康保険の扶養の要件>
についてお話しします。
 
 
 
メガネココから解説!
<家族の基礎年銀番号の役割>
(8)従業員の家族の基礎年金番号は
従業員の家族を厚生年金保険の扶養に入れる
(被扶養者といいます)時に使います。
 
ただし、本人を被保険者とするときと同じで
マイナンバーを提出いただいている時は不要です。
 
 
<健康保険の扶養の要件>
では、その方の家族が健康保険や
厚生年金保険の扶養になれるかどうか、
の基準についてお話ししたいと思います。
 
扶養になると、原則、その方の分の
保険料の支払いは無くなりますので、
本人やご家族にとっては大きな差になりますから
大切な確認になってきます。
 
詳しくお話ししたいので、今回の記事では
扶養に入れられる家族の範囲を、
次回の記事でその家族が
該当していなければならない
要件について同じしたいと思います。
 
 
まず、厚生年金ですが、
扶養に入れられるのは配偶者のみです。
扶養に入った配偶者は
【第3号被保険者】と呼ばれます。
 
健康保険では要件を満たせば、
扶養に入ることができる家族は
以下のとおりです。
 
1.配偶者
2.直系尊属(養父母含む)
3.子(実子及び養子)
4.孫
5.兄弟姉妹
6.事実婚の配偶者の父母
7.事実婚の配偶者の子(配偶者死亡後もOK)
8.これ以外の本人から見て3親等以内の親族
 
なお、親族とは、民法上は、
6親等以内の
・血族
 (血縁のある人、または養子縁組による法定血族)
・配偶者
・姻族(結婚により親族となった人)
のことを言いますので
直系尊属
(本人の真上の世代の人。父母や祖父母等)
でも、六世の祖(曾祖父母の曾祖父母)までが
扶養に入れる範囲となります。
 
厚生年金保険と比べて
とても広い範囲になっていますね!