年金は皆さんご
存知ではないでしょうか?
消えた年金問題や、
老後2,000万円問題などで
ニュースにのぼりましたね。
この年金をもらうための保険のうち、
雇われて働く人が加入するのを
厚生年金保険といいます。
本日は
<厚生年金保険の主な役割>
<保険料>
<健康保険との相違点>
についてお話しします。
![メガネ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/427.png)
<厚生年金保険の主な役割>
働いていた人の老後の生活の
安定のために給付を行うことです。
他にも、障害になった時や
遺族となった時の給付もあります。
<保険料>
保険料額は健康保険と同じように
報酬月額×保険料率で計算し、
半分を会社が負担します。
保険料率は、ほとんどの方が18.3%です。
ただし、私立学校にお勤めで
私立学校教職員共済に加入している
学校にお勤めの方については
令和2年10月現在16.124%です。
また、私立学校教職員共済に加入の方も
毎年、0.354%ずつ引き上げられ、
令和9年4月以降には
18.3%になる予定です。
現在、18.3%の方は今後も据え置きです。
<健康保険との相違点>
健康保険は、全国健康保険協会か、
会社の健康保険組合に加入しているかで
保険料率が変わりましたが、
厚生年金保険は私立学校教職員共済
以外の人は同じ保険料率です。
また
報酬月額に基づく標準報酬月額の
等級が健康保険とは異なります。
例えば、報酬月額が79万円の人は、
健康保険では
79万円×健康保険料率で計算しますが、
厚生年金保険では、
65万円×厚生年金保険料率で計算します。
詳しくは、全国健康保険協会の保険料額表を
検索して見てみましょう!
健康保険が
会社の健康保険組合に加入している方も
厚生年金保険料については
全国健康保険協会の表を
参照してOKです。
(健康保険組合は
健康保険のための組合なので、
厚生年金保険料については
記載がない場合があるため)