雇用保険のキホン | さくらの社会人1年目からの人事担当

さくらの社会人1年目からの人事担当

入社時の配属発表でで社会人1年目にして
人事担当に配属された!?!?
社会保険?から始まったさくらが
同じ様に「社会保険???」な方と情報をシェアしたくてはじめました。

現在は社会人6年目。
社会保険労務士目指して勉強中!!

 

この記事でお話しする雇用保険と

次回の記事でお話しする
労災保険の2つを合わせて
労働保険とも呼びます。
 
今までに紹介した、
健康保険、介護保険、厚生年金保険は、
普段の生活を支えるものでしたが、
雇用保険と労災保険は、
職業生活の安心を守るためのものです。
 
 
本日は
<雇用保険の主な役割>
<保険料>
についてお話しします。
 
メガネココから解説!
<雇用保険の主な役割>
仕事ができなくなった時の
生活を守ることです。
他にも、新しい仕事に
就けるように訓練することも
その役割の一つです。
 
 
<保険料>
雇用保険料は、健康保険料などのように
算出した保険料を
会社と本人で折半するのではなく、
本人が負担するべき保険料率と、
会社が負担するべき保険料率
が決まっています。
 
雇用保険料率は
事業の種類によって異なり、
建設の事業は1.2%
農林水産業、清酒製造業は1.1%
そのほかの一般の事業は0.9%です。
 
これは令和2年度のもので、
毎年度見直されます。
 
 
また、健康保険料などのように、
標準報酬を定めるのではなく、
実際にその月支給された給与に
保険料率をかけることで算出します。
 
 
健康保険や厚生年金保険などに比べて
保険料率は低いですが、
育児や介護によって休業した時や、
高齢になってからも働き続けた時
などにも給付があり、
失業時以外にも、メリットのある社会保険です。