高校生の素晴らしいひと言 | オバサン、52歳からのオートバイ挑戦日記

オバサン、52歳からのオートバイ挑戦日記

夫のオートバイといっしょに、出会ったこと、感動したこと、書いています。
このブログ見てくださった方が、元気になってくだされば、嬉しいです!

2023年1月11日 木曜日

 

毎週木曜日は、石井さんのアシスタントとして、

 

岡山県西南に位置する、

 

岡山さんよう高校の「マイスター授業」に行っている、

 

 

「マイスター授業」とは耳慣れない言葉だが、

 

一般社会で活躍している各分野の名人たちが、

 

毎木曜日の5時間目と6時間目、先生として生徒たちに直接指導するという、

 

岡山さんよう高校が独自に始めたユニークな授業である、

 

 

そしてそのマイスター授業で、

 

石井さんは飛行機の設計製作を高校生たちに指導していて、

 

私はその授業補佐と記録を担当しているのだが、

 

 

今日は年明け初めての授業なので、

 

ふたりで張り切って高校の門をくぐったら、

 

何やら様子がおかしい、

 

 

いつもなら、マイスター授業にやってくる先生たちの車で駐車場はいっぱいなのに、

 

駐車場は閑散としている、

 

 

「あれ?おかしいね?」と言いつつ、

 

教室に向かうと、やっぱり担当の生徒たちの姿はどこにもない、

 

「あれぇ、どうしたんだろう?」と

 

石井さんとうろたえていると、

 

通りがかりの見知らぬ男子生徒が声をかけてくれた、

 

「今日は掃除なんで、マイスター授業はないんです、気をつけてお帰りください」

 

私は、びっくりした、

 

だって、高校生の男の子から「気をつけてお帰りください」という言葉をかけてもらうなんて、

 

想像さえしていなかったから。

 

 

なんて、礼儀正しくて、

 

思いやりがある言葉を使う若者だろう、と私は感心した

 

 

45年前、私が高校生だった時、

 

もし同じ立場だとして、

 

とっさにそんな思いやりのある素敵な言葉が、

 

私の口から出ただろうか?

 

「気をつけてお帰りください」って。

 

 

いろいろ悲しいことや憂うことが多い年明けだけど、

 

日本の若者たちは頼もしいなぁと思った午後だった

 

 

(2023年10月5日のマイスター授業風景

自由設計で多葉機を製作した高校生と石井さん↑)

 

 

 

 

 

今年も頑張ろう!

 

みんな、頑張ろう!