雁皮紙(がんぴし)を探して⑰ 鬼ノ城(きのじょう) | オバサン、52歳からのオートバイ挑戦日記

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夫のオートバイといっしょに、出会ったこと、感動したこと、書いています。
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2019年5月12日 日曜日

 

晴れの国、

 

中南部、

 

総社(そうじゃ)の地、

 

 

 

 

春には、

 

れんげ、ツツジの

 

花盛り、

 

 

 

 

秋には、

 

桃やブドウが、

 

たわわに実り、

 

 

 

 

 

緑と光に、

 

恵まれて

 

 

 

 

大和朝廷の

 

古代から、

 

 

 

 

国が栄えた、

 

丘陵地、

 

総社(そうじゃ)、

 

 

 

 

 

その総社(そうじゃ)に、

 

摩訶不思議な、

 

山城が!

 

 

 

 

標高、

 

約400m、

 

山頂に、

 

 

 

 

 

渡来人

 

温羅(うら)が、

 

築いたという、

 

 

 

 

 

謎の山城、

 

鬼ノ城(きのじょう)あり、

 

 

 

 

伝説によると、

 

温羅(うら)は、

 

 

 

 

鬼のように、

 

怪力で、

 

 

 

 

空が飛べた、

 

鬼神とか、

 

 

 

 

 

温羅(うら)が築いた、

 

鬼ノ城(きのじょう)は、

 

 

 

 

築城推定、

 

7世紀後半、

 

 

 

ちょうど、

 

雁皮紙(がんぴし)が、

 

 

 

和紙の歴史に、

 

登場する頃、

 

 

 

 

こじつけかも、

 

知れないが、

 

 

 

 

何か、

 

インスピレーション、

 

感じて、

 

 

 

 

登ってみようぞ、

 

鬼ノ城へ!

 

 

 

 

 

ボルティ君と、

 

トコトコと、

 

 

 

 

山頂近くの、

 

駐車場まで、

 

 

 

 

いちおう、

 

道路は、

 

舗装道路、

 

 

 

が!

 

 

細いし、

 

急こう配だし、

 

見通し悪い!

 

 

 

 

カーブごとに、

 

「キケン」の看板、

 

 

 

不意に、

 

現れる、

 

対抗車、

 

 

 

 

 

引き返したいけど、

 

今さら、

 

無理!

 

 

 

 

 

緊張しつつ、

 

青息吐息で、

 

やっとこさ、

 

 

 

 

鬼ノ城ビジターセンターの、

 

駐車場まで、

 

ボルティ君と。

 

 

 

 

 

 

ここからは、

 

独りで、

 

てくてくと。

 

 

 

と、

 

 

おお!

 

倉敷一帯の、

 

大パノラマ、

 

 

 

 

素晴らしい、

 

眺めに、

 

見とれていると、

 

 

 

 

 

地元、総社(そうじゃ)の、

 

ボランティア・ガイドの、

 

おじさまが、

 

 

 

 

 

 

お見受けするに、

 

70代後半、

 

 

 

 

そうだ!

 

 

このおじさまに、

 

聞いてみよう!

 

 

 

 

 

だって、

 

ここ、

 

総社(そうじゃ)は、

 

 

 

 

植物がんぴ、

 

自生地として、

 

有名だもの。

 

 

 

 

「自生しているがんぴが見たいのですけど、この山に生えていますか?」

 

 

 

「さあ、どうかな?僕らが子供の頃は、この辺りの山に入れば、たくさん生えていたけど。」

 

 

 

「その生えていたがんぴは、どうされていたのですか?」

 

 

 

「ああ、がんぴはね、外皮をはいで、家に持って帰り、干して貯めておくんだ。」

 

 

 

「干したがんぴは、どうするのですか?」

 

 

 

「業者の人が集めに来ていたよ。いいお金になったよ。」

 

 

 

「がんぴの花は今ごろ、咲くらしいのですけど、ご存知ないですか?」

 

 

 

「うーん、もう最近は、わからないなぁ。」

 

 

 

 

 

ありがとう、

 

おじさま、

 

 

 

がんぴの花は、

 

見れなかったけど、

 

 

 

 

総社(そうじゃ)で、

 

がんぴが、

 

自生していた事実、

 

 

 

 

 

わかっただけでも、

 

収穫だわ!

 

 

 

 

~つづく~