2019年4月28日
清流、
仁淀（によど）川 沿い
いの町、
紙の博物館、
足を運んで
大収穫！
極薄雁皮（がんぴ）紙、
機械漉（す）きか、
手漉（す）きか、
ふちの、
有り無しで、
見分けるなんて！
立ち去りがたし、
紙の博物館、
後ろ髪、
ひかれる思いで、
もう一度
館内拝見、
展示物、
おや？
あれは、
雁皮の花のお写真だ！
雁皮紙材料、
植物がんぴ
暖地の山に、
自生するらしい、
じんちょうげ科、
がんぴの花、
初夏の、
今ごろ、
咲くらしい、
ああ、
見たいな、
がんぴの花、
山で咲いてる、
その姿、
我がこの目で、
見てみたい！
と、
心の中で、
独りごち、
いよいよ、
帰ろうと、
玄関へ、
すると、
おや？
山野草展とな！
館内２階で、
山野草展、
開催中！
急いで、
会場突入、
展の主催者、
おじさまに、
手短に、
訳を話すと、
「○○道の駅の裏山に、今、ちょうど咲いてるよ」
「私でも、見分けられますか？がんぴの花。」
「大丈夫、すぐ、わかるよ。独特の匂いがするから。」
お話好きな、
山野草展
おじさま、
それから、
雁皮のお話
ひとしきり、
「僕らが子供の頃は、山に生（は）えているがんぴを採り、皮をはぎ、製紙会社に持ち込むと、いいおこずかいになった。そのお金であんぱんを買うのが楽しみだった。」
閉館時間、
とっくに過ぎて、
刻々迫る、
日没時刻、
話足らない、
おじさまに、
お礼と、お別れ、
裏出口から、
無事退館、
さあ、
帰ろう！
晴れの国の
我が家まで、
風防付きの
ボルティ君と、
夜の高速道路、
びゅんびゅんと、
今夜は、
季節逆戻り、
まるで、
冬に戻ったよう！
心折れそう、
寒さと、疲れと。
でも、
帰るんだ、
絶対、今日中に！
だって、
明日２９日は、
月命日、
クーポラだより、
書く日と、
我が心に、
命じた日、
夜の寒気、
突き抜けながら、
やっと、
瀬戸大橋まで、
与島ＳＡで、
人心地、
ライトアップの、
瀬戸大橋、
その美しさに、
勇気りんりん、
夜１１時、
無事帰宅、
しーんと、
静まり返った、
スィートホーム、
返事ないの、
わかってるけど、
大きな声で、
元気よく、
「ただいま帰りました！」
祭壇の
あの人は、
黙って、
微笑むばかり、
カザルスの、
バッハ無伴奏チェロソナタ、
聴きながら、
悲しみのない、
夢の国へ
ぐっすり、
眠って、
気分爽快！
クーポラだより、No.50も
無事完成！
さあ、
ＳＳＴＲラリーまで、
あと２５日、
準備、
急がなきゃ！
～つづく～
