姫路市に入ってから播但連絡道を走り、次の目的地、
福崎町の花の寺『応聖寺』に向かいます。福崎町って
もしかして、池にちょっと怖い「カッパ」がいる町じゃなか
った?もちろん人形なんですけど・・・。
鶴林寺から約40分で福崎町にある「応聖寺」
の近くに到着!ひじょうに長閑なところでした。
「応聖寺」に行く前に、すぐ近くにある
『金剛城寺』へ先に行ってみました。
【仁王門】
なかなかの仁王門ですね。立て看板があった
ので、もしや入山出来ないのかなと思いましたが
近づいてみますと・・・。
なるほど、「鐘」を撞くんですな!
本来、お寺に訪れた時は、まず最初に鐘を撞いて
御本尊様に自分が来たことをお知らせするのです。
帰り際に鐘を撞くのはよくないらしいです。
【境内】
【本堂】
『七種山 金剛城寺』
高野山真言宗、創建597年、高麗僧「恵灌」の開基
御本尊「十一面観音菩薩」
【御朱印】
庫裏で声をかけたのですが、誰も出て来てくれ
なかったので書置きを頂きました。
『応聖寺(おうしょうじ)』
そして、「金剛城寺」をあとにし、次に花の寺『応聖寺』へ!
「金剛城寺」から、車だとほんの数分で到着!ほとんど
お隣にあると言ってもいいくらいの距離です。
【山門】
山門へ来るまでに「庭園」がありました。
「関西花の寺巡り」なんですけど、そのほとんどのお寺が
「応聖寺」のように都市部から離れた静かな場所にあって、
長閑な場所を古寺を探しながら走りたいという僕の夢を
何割かは叶えてくれました。
1月の後半くらいに、訪れていたら「ロウバイの花」が
見れたかもしれません。11月はもちろん紅葉ですね。
こちらのお寺も、入山時には「鐘を撞いて下さい」と
書かれた札が貼られていたので、まず「鐘」を撞き
に行きます。境内に花は咲いてないので寂しいですが・・。
【鐘楼】
ひと鐘撞きまして・・・。
【本堂】
「本堂」にも上がらせて頂きました。
『妙見山 応聖寺』
天台宗、創建650年頃、インドの高僧「法道仙人」の開基
御本尊「聖観世音菩薩・薬師如来」
「千両」
「山茶花(さざんか)」を見つけました。
「沙羅の寺」として知られて、6月頃になれば
「沙羅」が境内に咲き乱れるそうです。
今は懐かし、「昭和の郵便ポスト」が置かれてありました
僕の小さい頃にはこの形のポストは、まだありました。
【奥の院入口】
「よかったら奥のほうに薬師如来を祀るお堂
がありますので、そちらにもお参り下さい」
「そ、そうですか!は、はい、わかりました」
その薬師如来を祀るお堂なんですが、
たしか「奥の院」と書かれていたと思います。
「奥の院」と言いますか、「薬師堂」と言いますか
こちらも堂内に入らせてもらいました。
本堂や書院の裏山斜面が名勝「応聖寺庭園」
になってますてっきり「山門前の庭」がそれかな~と
勘違いしていたので「応聖寺庭園」は見てません。
山門前の庭は「涅槃の庭」。
【応聖寺の涅槃仏】
その「涅槃の庭」には、先代の御住職が年月をかけて
作庭したという「手作りの涅槃仏」があります。5月~6月に
なれば「サツキ」に抱かれた涅槃仏を見ることが出来ます。
【御朱印】
【花の寺御朱印】
満願すると記念品として「色紙」が頂けます。
「色紙」に書かれてる言葉は、お寺によって違うそうです。
【神積寺の仁王門】
応聖寺をあとにし、この日最後に同じ福崎町
にある『妙徳山 神積寺』へ行きました。
『妙徳山 神積寺』
天台宗、創建991年、慈恵大師の高弟「慶芳内供」の開基。
御本尊「秘仏薬師如来」
【本堂】
神積寺でも、境内にて「鬼追い」
の行事が行われてました。
鬼が「火のついた松明」をもって歩きまわり、
そしてその「松明」を投げます!参拝者は
競って「松明」をキャッチしに行きます!
「しかし燃えてる部分を掴んでしまうとヤケドしますよ・・
松明を手に入れると御利益があるんですかね・・?」
「だと思う!そういう儀式なのだ・・・。」
【御朱印】
普段はどうかわからないのですが、この日は
仁王門の近くにある塔頭の「梧真院」にて
頂きました
そして、この日は、これで帰路に着きました。
では、また次回に