(論文)財表の勉強法 暫定ver | 走れ!―run―H26公認会計士試験合格しました!

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H25Ⅱ◯→H25論文×→H26論文◯ たくさんの方のおかげでようやく合格出来ました(*´ω`*) これからは就活や自分なりの勉強法などを記事にしていきます!よければ見てください^^

とりあえず暫定的な記事で。

後日、実際に使ったテキストの写メや公開模試の成績などを織り交ぜて記事にしたいと思いますのでニコニコ





まず財表で使った教材は
●テキスト
●問題集
●各種論文答練
●ポケコン
●参考法令基準集  です。
会計法規集は全く使いませんでした。

まず、問題集はテキストに記載のある問題はスルーし、記載のない問題はコピーしてテキストの関連するページに貼ってました。この作業後は問題集はお役御免です。
また、論文答練も上記問題集と同じ方法でやってましたので、コピー後はお役御免。
ポケコンは論文基礎答練時に1周した後、お役御免。

なので、自分が財表の勉強時に使ってた教材はテキストと確認用の法令基準集でした。

【論文基礎期】
論文基礎答練の出題範囲に合わせてテキストのマーカー塗り+読み込み。テキストの論文対策の表などには、自分の場合、例えば連結会計の「親会社説」「経済的単一体説」が見出しの表を参考にすると、見出しの「親会社説」「経済的単一体説」をピンクで。それに続く根拠で重要なキーワードorキーセンテンスをオレンジで。根拠中の大事ではあるけど重要とまではいかない、けれでも大事なところ(自分では重要ではないと思ってたけど、答練での解答解説にはそこまで要求されているようなところ)には黄色を塗ってました。
ポケコンを1回転してお役御免にしたのはこれに関連していて、テキストがまっさら状態のときに、何が重要な箇所なのかを判別するためにポケコンを使いました。ポケコンは基本論点が詰まっているので、導入としては最適でした。具体的にはポケコンの右のページにある解答の文章はキーセンテンスであるため、テキストの該当箇所にオレンジでマーカーを引いていきます。
そうやってポケコンの全問題の解答箇所を、該当するテキストのページにマーカー引きが終わるとポケコンは使いませんでした。基本論点以外のマーカー箇所は慣れると重要なところが分かるようになるので、その都度オレンジのマーカーを引きます。
また、マーカーを引く際の注意ですが、「~~である」の文章をマーカーするとき、語尾の「である」はマーカー引かない方がいいです。大事なのは「~~」部分だけなので。また答練時や本試験などで分からない問題が出ても根拠を繋げてアレンジもできますし。

あとは論文用の表のところには丸いシールを適時貼っていき、答練で出題された場合には、「論基①」と書いて、後に確認しやすいようにしました。
財表には論文重点出題分野(俗に言う網掛け項目)とそれ以外がありますが、重点項目には赤いシール、それ以外は青いシールを使い分け、一目見たときにどちらであるか峻別できるようにしていました。重点的に勉強するのは赤いシールを貼った重点項目であるため、赤いシールを貼った表は何がなんでも覚えるといった感じで勉強できて良かったなと思います。
基本的には目で見て覚えていましたが、覚えにくそうなフレーズなどは白紙に何度か書いて覚えていました。あと、大原のテキストの本文や脚注には法令基準集に載っていることを示す塗りつぶし箇所がありますが、載っている箇所は、1度法令基準集に載っていることを実際に開いて確認したら以後は完全スルーしてました。マーカーももちろん引きません。

【論文応用期】
論文応用答練は範囲指定ありましたっけ?(ごめんなさい、論文応用答練のことは記憶にあまり残ってないので笑)確かあったと思います。やることは論文基礎期とほぼ同じです。論文基礎期にある程度マーカーを引いて頭に入れ込んだと思いますが、それでもマーカーを引き残った箇所もあったので、マーカー+インプットを続行しながら、テキスト2周目に入りました。テキスト2周時には基礎期に引いたマーカーやシールがあるので、確認に比較的時間を取られずに済みます。
基本的にはマーカーを引いた箇所のみ確認しますが、まだ怖いので基準集に載ってる箇所を除き全部目を通しました。論文応用期は範囲指定もなかなか広いので計画通りに行かなかったことも多かったですが、基礎答練とは違い、テキストの文章をそのまま解答する問題以外の問題も出題されるので、そういった問題は即コピーしてテキストに貼ってました。貼った問題はテキストを回転させる度に嫌でも目に入ってくるので何回転も確認することが出来ます。また、2周目はマーカ-を引くところも少なくなるので、既にマーカーが引いてある根拠などの文章に重ねて赤ペン、青ペンでアンダーラインを引いてました。赤、青の区別は比較的重要なところは赤、そうでないところは青という感じで使ってました。本試験までこうやってテキスト回転していました。

【論文直前期~本試験】
勉強法は論文基礎・応用期のものを継続して行っていました。ただ直前期になって変わったのは勉強量です。基礎期・応用期では財表にかける時間は多くても1日に2時間でした。しかし直前期になってからは財表にかける時間を3時間まで増やし、他の科目の勉強が忙しくても毎日やってました。(財務計算はこの3時間とは別にやってました)これは論文答練を基礎・応用・直前と受けてきて財表の大きさを実感したからです。論文式試験における会計学、とりわけ財務会計のデカさは言わずもがなですが、財務会計の計算はよほどサボらない限り壊滅的な点数は避けられます。どこが稼ぎ所か考えたときに財表だという考えに至りました。後で書きますが、自分は財務は理論から解いていました。なので理論で良い感触が掴めると(時間が短縮できると)、後にやる計算にも良い影響があり(気分が乗る、多くの時間が残せるなどetc)、財表を重視し始めてから、財務の成績、会計学の成績、総合の成績も伸びました。
また、この時期にはテキストを既に何回転かしているため、確認するのは完全にマーカー・シール箇所に限定して、他の部分は完全スルーしました。直前期はとにかく時間がなく、時間を節約したいと思うのですが、このおかげで財表で時間を節約でき、何回転もすることができました。
本試験までにはテキスト+テキストに貼った答練をトータル10回転したと思います。テキストを回転するときは赤いシールを貼った重点箇所を中心に回していました。

時期別の勉強はこのくらいです。
後に回すと書いていた財務の解き順ですが、論文基礎期~本試験まで一貫して自分は
第3問理論→第4問→第5問理論→第5問計算→第3問計算でやってました。
計算から解く方もいますが、試験開始時は緊張していることや、うまく手が動かないことなどを考えると電卓も打ちづらいと思ったので理論から解いていました。

論文基礎答練の理論はテキスト丸写しの回答が多いため第5問理論までで50分で終わることも多かったです。論文応用期~直前期には本試験を意識した問題も出題されるため、その中で自分の中で時間配分の経験を蓄積していきました。
最終的には公開模試や本試験は第3問理論~第5問理論までで多くて1時間20分、第5問計算で40分、最後の第3問計算で1時間使ってました。
第3問の計算は意外と受験生の皆、点数取ってくるので、1番最後にたっぷり1時間使って丁寧に解いてました。2014年論文式試験も含め、例年第3問の計算は努力が報われやすい問題であることが多いため、丁寧に解いていました。たまに第3問計算開始するときに残り50分しかないことも答練中ありましたが50分で解けないことはないと思うので問題はないのですが、心の余裕具合が50分と1時間では全く異なるので自分は1時間残していました。

と、このくらいかなと思います。
わからないことや聞きたいことがあれば、お時間はかかるかと思いますが力になりますので言ってください。受験生応援してます!!!о(ж>▽<)y ☆