精霊が生まれない時代になぜか宮本武蔵が蝶になって… | 風知風束(ふうちふうつか) 魂、精霊、風との対話

風知風束(ふうちふうつか) 魂、精霊、風との対話

霊性、祖霊、魂、精霊、生霊など見えない存在、植物、動物など言葉をもたない存在と対話して自分の役割(本質本性)を知り、風と対話してご縁の結び目を解くことで、この世あの世さらにはその向こう側の謎を解いていきます。

精霊は人々の想いが籠もってかたちになったものです。一人の想いではなく、神社に参拝する人々、山に登って来る人々の想いが数百年以上かけて生まれます。祖霊とは性質が違います。


他の場所では生まれないようです。神社、山では雑念が消えてシンプルな想いになるからでしょうか?


例外として皇居には、靖國神社と同じ狸のファミリーが居ます。なぜ同じ想いが生まれるのか不思議です。狸一家は天皇陛下がお住いになる以前からの精霊です。


家族、祖国を想う兵霊の想いが狸になるのはわかりますが、江戸城に狸は、徳川家康が狸親父だから(笑)側室、子がたくさんいたから?(笑)


江戸城と呼ばれていた徳川時代、江戸城周辺は、参勤交代を一目見ようと集まった人々で賑わったようです。大名たちも意識して?派手な行列を競い合ったとか…


長く続いた戦乱の世を治めた徳川家に寄せる人々の想いと、靖國神社に眠る英霊に寄せる鎮魂の想いが重なって、共に狸のファミリーのかたちになっているのだと思います。


同じような想いが集まりやすい処に想いが籠もり精霊が生まれるなら、学校とか、競技場とかにはいずれ精霊が生まれるでしょうか?


ところが、どういうわけか学びの場、応援の場では精霊が生まれません。なぜでしょう?


それは想いの答えが叶いやすいからだと思います。


学校には答えがすでにあって、それを学び覚えるだけで、自分から求めるものではないからでしょうか?大学になるとさすが与えられる答えでなく、自分の答えを求める学生がいると思いますが、やっぱり生まれていません。ほとんどの学生が就職という答え(目的)をすでに与えられているからでしょうか?


スポーツ等応援の場は、想いは一緒でも、勝負の結果がすぐ出てしまうからです。


会社はどうでしょう?経営者の想いと、従業員の想いに隔たりがあるのでしょうね。


戦後(1945年〜)79年経って、精霊が誕生する可能性がありそうなのが…防衛大学校、陸海空の自衛隊だそうです。


意外なのが、国という大きな場から精霊が生まれることはないようです。人が国という括りで想い(クニ霊)を一つにするには、まだ時間が足りないのだと思います。徳川260年でも生まれていないですから。


クニ霊が生まれないのですから家族霊も時期尚早のようです。いくら愛の絆で繋がっている?家族3〜5人、親戚縁者20〜30人でも想いが薄いです。古代の一族郎党でも誕生していません。


現代は核家族からさらに個の時代になっていますから、生まれて来ても、親戚、地域、社会との関わりがうわべだけの縁になって薄いです


精霊は祖霊より生まれる条件がシンプルです。


そういえば日本列島津々浦々、新たな祖霊も生まれていないようです。今、筑波山に集まっている祖霊は500年以上の歳月を経て生まれた祖霊たちです。なので想いに勢力があります。


一人の人間の想いが精霊になることもあります。


たとえば、宮本武蔵

この人の存在、生き様は蝶のかたちの精霊になっているそうです。わかる人にはわかるのでしょう…