ドクダミが生えていると雑草がはびこらないので、最近はそのままにして、花が終わってから地上に出てる部分だけ刈るようにしています。
ドクダミの効用は多々あるようですが、そういう利用の仕方はしません。ひたすら葉と花と香りを楽しんでいます。
ドクダミの白い花はふつう一重の四枚ですが、稀に五枚、八重もあるそうです。お目にかかったことはありませんが、出会えたら嬉しいです。
植物と人間の付き合いは数万年と長いお付き合いだと思いますが、現代人は何か忘れている、気付いていないことがあるように思います。
植物の存在意味は、大気・水の循環、土壌の培養・保護、建築材料、観て、嗅いで、食べて、飲んで、薬効等々々だけではないそうです。
ドクダミが言うには、
「植物は天然の魔術師です」
「微生物、昆虫、鳥等の協力を得て、天地水をかき混ぜ、そして動物たちの出す毒を浄化しています」
「動物は毒毒しいのです笑」
「自然環境を遮断した実験室等で動物を純粋培養すると、やがて動物たちは寿命を残して自ら出す毒で自滅していきます。恐竜の消滅を見ればわかります」
「植物は錬金術師でもあります。その効用は鉱物など無機質にもおよんでいて、かたちをつくる上での秩序を整えています」
「生物の意識、とりわけ人間の心は毒毒しいので笑、細菌、ウイルスの思うツボ、餌食になっています」
「人間は恐竜のように、遠の昔に絶滅していてもおかしくないですが、それを、かろうじて救っているのは、植物の本質に気付いているほんの一握りの人間が、いつの世にもいるお陰です」
「植物を蔑ろにすると滅びる時期が速まります。自然破壊の因果は想像以上に強烈な自己破滅作用が人間たちに跳ね返って来るでしょう」
「植物の本質、それは生命活動の秩序を壊し新たな誕生を促すことです」
「なので生命の種類が多いのですが、特定の種の繁栄を見過ごすことはしません」
「それは人間についても同じで、擁護しません」
「地球植物微生物昆虫は人間がいなくなっても困ることは何一つありません」
「例えばウイルス、細菌」
「ウイルス、細菌は植物の呼吸によって制御されています。どの細菌、ウイルスが盛んになって衰退するかは、そのときどきの植物種の呼吸の多少で決まります」
「これによって生物種の寿命の短調、種類の増加、間引きが行われます」
「地球における生物の生死の決定権は植物にあります」
「それが嫌なら地球から出て行ってください」