ALS新治療トフェルセンで予想していなかったこと。 | やまいものsay it with flowers

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嚥下困難、上肢、肩の筋力低下があります。2015年3月6日にALSと診断されました。脚の調子はいいので、てくてくお散歩をつづけています、いまは小康状態かな。
いままでのALSブログのまとめは、右欄で。。

ALS(筋萎縮性側索硬化症)について

 

 

期待の新薬トフェルセンが欧米で開始されましたね。

 

 

ところでこの治療、

 

 

米国アメリカでは想定外の展開になっているようですはてなマーク

 

 

ちょっとみてみましょう!

 

 

 

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報告は米国ペンシルベニア大学の

 

ジェニファー先生

Jennifer Morganroth MD

 

 

 

雑誌はINNOVATIONS IN NEUROLOGIC PRACTICE、米国神経学会の学会誌のひとつです。

 

 

 

最新の報告です(文献1)。

 

 

 

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概要

 

 

 

 

新薬トフェルセンは、2023年4月25日にSOD1型ALSの治療薬としてFDAから迅速承認を受けました。

 

 

 

ペンシルベニア大学では承認時にSOD1-ALS患者数を予測して、準備をしてきました。

 

 


当初、症状のある SOD1 患者 6 名と症状が出る前のSOD1患者 14 名の予測をしましたが、

 

 

 

実際には(おもに孤発性の)108 名のALS患者さんが来院されました。

 

 

 

想定をはるかにこえた数で、多数の診察、腰椎穿刺、遺伝カウンセリングがおこなわれています。

 

 


最適なケアのためには、件数増加に対応するための準備が不可欠です!

 

 

 

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感想

 

 

 

ALSの新治療のスタート。

 

 

想定外に治療対象者が多かった、

 

 

しかも孤発性の患者さんが多かったのですね。

 

 

このあたり日本日本ではどうか?

 

 

 

 

いろいろな点、難しさもありますが、

 

 

期待したいと思います。

 

 

 

 

いっぽう、私たちも現状維持。

 

 

粘って粘っていきましょう!

 

 

 

 

 

ここまご覧いただきありがとうございました!

 

 

 

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参考文献

 

 

 

1  Jennifer Morganroth, Tanya M Bardakjian , Laynie Dratch  Colin C Quinn, Lauren B Elman Enhancing Clinical Infrastructure for the Delivery of Intrathecal and Genetic Therapies A Qalsody (Tofersen) Model for Patients With SOD1-ALS INNOVATIONS IN NEUROLOGIC PRACTICE May 20, 2024

 

 

 

参考ブログ