ALSと環境有害物質について。 | やまいものsay it with flowers

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嚥下困難、上肢、肩の筋力低下があります。2015年3月6日にALSと診断されました。脚の調子はいいので、てくてくお散歩をつづけています、いまは小康状態かな。
いままでのALSブログのまとめは、右欄で。。

ALS(筋萎縮性側索硬化症)については

 

 

環境性の有害物質の影響がありますね。

 

 

有害物質といってもいろいろですが、代表は農薬、金属、有機溶媒などかと思います。

 

 

今回は米国アメリカのALS登録のデータの集計。

 

 

最近、このあたりの研究がすすんでいますねうずまき

 

 

 

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論文は米国ピッツバーグ大学。


ピッツバーグ大学

 

 

Evelyn O Talbott教授

エブリン先生

 

 

 

発表はAmyotroph Lateral Scler Frontotemporal Degener.の2024年4月号(文献1)。同誌はALSの専門誌です。うずまき

 

 

 

 

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概要

 

 

 

 

ALSの病因として神経毒性物質が示唆されています。

 

 

 

私たちは、米国CDC(疾患予防センター)のALS登録からALSリスクと環境危険因子の関連性を調べました。

 

 

 

 

その結果、

 

 

 

1) はんだ付けや溶接、鉛塗料、ガソリン(鉛含有)の使用など鉛関連の職業歴は、ALS リスクと有意に関連していました 。

 

 

 

(ただし一回の作業ではなく、持続的な暴露という意味です。以下も同様)

 

 

 

2)また熱心園芸活動は ALS の重大な危険因子でした。 

 

 

 

3)さら農薬(α-エンドスルファン、オキシクロルダ、 ヘプタクロル)の体内残留 も ALS リスクと関連していました 。

 

 

 

1970 年から 1980 年代に多くの 農薬や物質を禁止したにもかかわらず、海外で使用されたり、長い半減期のため、その神経毒性はいまも健康に影響し続けています。

 

 

 

 

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感想

 

 

 

いろいろな因子。

 

 

日本では現在進行形のものはないと思いますが、

 

 

以前からの蓄積や保管、輸入品など。

 

 

いろいろ可能性があるようです。

 

 

なるべくいい環境でいきたいですね。

 

 

そして粘っていきましょう!

 

 

 

ここまでご覧いただきありがとうございましたお願い

 

 

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文献

 

 

 

1 Evelyn O Talbott, Angela M Malek, Vincent C Arena, Fan Wu, Kristen Steffes , Ravi K Sharma, Jeanine Buchanich, Judith R Rager, Todd Bear, Caroline A Hoffman, David Lacomis, Chris Donnelly, Jocelyn Mauna, John E Vena Case-control study of environmental toxins and risk of amyotrophic lateral sclerosis involving the national ALS registry Amyotroph Lateral Scler Frontotemporal Degener. 2024 Apr 9:1-10. doi: 10.1080/21678421.2024.2336108. 


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