ALS(筋萎縮性側索硬化症)について
FUS型は若年発症のALSに関連するのですが、新薬ジャシフセンがいい効果が示したようです。
今回は、これについての米国コロンビア大学・ニール先生のコメントです。
今回は、これについての米国コロンビア大学・ニール先生のコメントです。
コロンビア大学
コロンビア大学は米国ニューヨークにある有名大学です。
Neil Shneider教授(ニール先生)は研究チームのリーダー。
コロンビア大学の広報サイトに掲載されていました。
ニール先生のお話
FUS型ALSの治療薬ジャシフセンについて。
身体機能を維持、FUS蛋白(原因物質)の蓄積も消えました。(文献1)
このお薬はFUS型ALSの進行を抑え、発症を予防することも可能と思われます。
患者さんの経過から予想通りに作用し効果を発揮したといえます。
現場に登場する日も近いことでしょう。
感想
いいコメントですね。
現在、第3相試験が実施中(海外)ですが、現場からも有望視されているようでした。
FUS型は日本人にも多く、SOD1型に次いで2番目のタイプとのこと。
ぜひ日本でも早期に。。と思います。
また続くお薬、いろいろありますね(下記)。
粘って粘っていきましょう
ここまでご覧いただきありがとうございました
参考ブログ
文献
1. Vladislav A. Korobeynikov, Alexander K. et al. Antisense oligonucleotide silencing of FUS expression as a therapeutic approach in amyotrophic lateral sclerosis Nature Medicine volume 28, pages104–116 (2022)