『教養としての「金融&ファイナンス」大全』 2022/2/28 野崎 浩成 (著) | 法律大好きのブログ(弁護士村田英幸)

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『教養としての「金融&ファイナンス」大全』 2022/2/28

野崎 浩成 (著)

 

通貨、金利、キャッシュフロー、為替、投資の指標、金融政策と規制、デリバティブやフィンテックといった技術革新など、金融のしくみからコーポレート・ファイナンスの領域まで幅広く学べる一冊です。難解な数式などを極力使わず、しかも著者の銀行マン&証券アナリストとしての経験に基づく裏話などをコラムとして豊富に盛り込んでおり、数学や統計学の詳しい知識がなくても面白く読めます。

 

 

 

出版社からのコメント

◆伝説のトップアナリストが金融とファイナンスの基礎知識をすべて教えます!

銀行マン、証券アナリストとして第一線で活躍し、金融業界を知り尽くす野崎浩成氏が、銀行、証券会社、保険会社などの金融業界への就職を目指す人、同業界に就職して間もない人、これから個人で投資・資産運用したい人、企業の財務部門で活躍したいビジネスパーソンに向けて、金融のしくみ、投資・運用の視点、コーポレート・ファイナンスの視点について、同氏自身の経験談を交えながら、超基本から応用までを網羅的に、かつ深く解説します。

 

通貨、金利、キャッシュフロー、為替、株価の指標、ポートフォリオ理論、金融政策と規制、デリバティブと証券化、フィンテック、暗号資産、企業価値評価やプロジェクト評価の手法など幅広くカバーしており、本書を一冊読むだけで、お金の基本から金融の全体像、投資・運用のための金融技術、コーポレート・ファイナンスまでの基礎知識をすべて身につけることができます。

 

◆お金や金融にまつわる素朴な疑問の答えが初学者でもスッキリわかる!

「Suicaにチャージしたお金はなぜ現金に戻せないのか?」「GAFAはなぜ銀行を経営しないのか?」「なぜ、金利が上がると、株価が下がるのか?」「株価が1株当たりの純資産を下回ると割安か?」「ミーム株とウォールストリートの反乱とは?」など、日々生活する中でお金や金融にまつわる「素朴な疑問」についても、本書を読めば、明確な答えと、その根拠がわかります。

 

最近、お金や金融に関心を持つようになった初学者が、知的好奇心に目覚め、投資・資産運用を行うときの素養を独学で身につけるのにも適した一冊です。

 

◆数学や統計学が嫌いな人も、好きな人も楽しく読める!

金融やファイナンスと聞くと、難しそうなギリシャ文字や数式をイメージする人が多いと思いますが、本書の本文では数学を極力使用しないで解説を完結しており、また、著者の銀行マンや証券アナリスト時代の裏話も披露されているので、数学が嫌いな人でも気軽に肩の力を抜いて楽しみながら読み進めることができます。

 

一方で、巻末に数学や統計学の理解を助ける「数学的補足コーナー」を掲載しているので、数学が好きな人は、同コーナーを参照することによって、ファイナンスに使用される数学的、統計学的な知識の理解を深めることができます。

著者について

野崎 浩成(のざき ひろなり)

 

東洋大学国際学部グローバル・イノベーション学科教授。1986年慶應義塾大学経済学部卒。1991年エール大学経営大学院修了。博士(政策研究、千葉商科大学)。

 

埼玉銀行、HSBC、シティグループ証券マネジングディレクター、千葉商科大学大学院客員教授、京都文教大学総合社会学部教授などを経て現職。米国CFA協会認定証券アナリスト、日本証券アナリスト協会検定会員。2010年日経アナリストランキング総合1位(全産業)、日経アナリストランキング1位(銀行部門、2005年から2015年まで11年連続)、インスティテューショナル・インベスター誌1位(銀行部門、2013年まで10年連続)。2015年および2020年金融審議会専門委員。

 

著書に『超一流アナリストの技法』(日本実業出版社)、『消える地銀 生き残る地銀』『銀行』『バーゼルIIIは日本の金融機関をどう変えるか(共著)』(以上、日本経済新聞出版)などがある。

 

出版社 ‏ : ‎ 日本実業出版社 (2022/2/28)

発売日 ‏ : ‎ 2022/2/28

言語 ‏ : ‎ 日本語

単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 525ページ

ISBN-10 ‏ : ‎ 453405906X

ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4534059062

 

 

コメント

金融は、言葉の定義という面がつよい。