東京地方裁判所判決/平成27年(ワ)第13029号、平成27年(ワ)第23567号
平成29年6月7日
TPP交渉差止・違憲確認等請求事件(甲事件)、同請求事件(乙事件)
【判示事項】 原告らが,環太平洋パートナーシップ協定(TPP協定)は,憲法の基本的人権規定に違反し,原告らの基本的人権を侵害すると主張し,同協定締結の差止めと協定が違憲であることの確認及び国賠法上の賠償を各求めた事案。
裁判所は,本件条約締結差止請求は,内閣の行政権の行使の権限に係る請求であり,私人が私法上の給付請求権として差止請求権を有すると解すべき余地はないから不適法であるとし,また,違憲確認請求は,未だ本件協定の発効はなく,原告らの権利義務等に何らかの影響を及ぼすような法規範は存在しないから確認の利益はなく不適法であるとして各却下し,賠償請求を棄却した事例
【掲載誌】 LLI/DB 判例秘書登載