『生命倫理と法』【第2版】 | 法律大好きのブログ(弁護士村田英幸)

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『生命倫理と法』【第2版】
有斐閣、2012年。
上記書籍のうち、以下の部分を読み終えました。
ホスピス、脳死、安楽死の論点が抜けている。、
5、生殖補助医療
 母子関係は出生により決まる。
したがって、代理母による代理出産で生まれた子は、法的には母子関係がないとするのが、日本の最高裁判例である。
14、再生医療と法
ES細胞(胚万能細胞)の抽出。
幹細胞に関する厚生労働省の指針
アメリカ合衆国におけるNIH(国立衛生研究所)でのクローン研究

なお、臓器移植も本書では取り上げられているが、再生医療が発達すれば、臓器移植は必要ではなくなるであろう。