映画の著作物の保護期間 | 法律大好きのブログ(弁護士村田英幸)

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10 映画の著作物の保護期間



(保護期間の原則)

第51条  著作権の存続期間は、著作物の創作の時に始まる。

 著作権は、この節に別段の定めがある場合を除き、著作者の死後(共同著作物にあっては、最終に死亡した著作者の死後。次条第一項において同じ。)50年を経過するまでの間、存続する。


(映画の著作物の保護期間)

第54条  映画の著作物の著作権は、その著作物の公表後70年(その著作物がその創作後70年以内に公表されなかったときは、その創作後70年)を経過するまでの間、存続する。

 映画の著作物の著作権がその存続期間の満了により消滅したときは、当該映画の著作物の利用に関するその原著作物の著作権は、当該映画の著作物の著作権とともに消滅したものとする。

 前二条の規定は、映画の著作物の著作権については、適用しない。