Boston Diary 2013 ★★★ -2ページ目

Boston Diary 2013 ★★★

2013年秋より研究者の夫とボストンで生活をする事になった妻のアメリカ東海岸日記

H-MART
581 Massachusetts Ave, Cambridge, MA

ケンブリッジでついにオープンした話題のH-Martへ行って来ました。
H-Martと言えば薄切り肉、キムチ、ナムル、練り物、魚、日本の味覚のドレッシング、・・・キリがありませんが、上記のものを求めて早速Goです。

(写真はまた後日アップ)

レッドラインのケンブリッジセントラルスクエア駅真上でとても便利。入口は小さいけれど奥に長く伸びている中~大型店舗です。
入口入るとすぐ清潔そうで乙女な内装のカフェスペースがあり、Paris Baguetteという菓子パン・ケーキ屋さんがあります。デニッシュも豊富。この日私はBerry Berry cream cakeというショートケーキを食べました。甘過ぎず、生地もふかふかで日本のケーキのようでした。シュークリーム(カスタードオンリー)も。
ドリンクはバブルティー(紫ミルク色のYam芋味)をチョイス。美味しいです。

隣にとってもスタイリッシュなブリティッシュ?ニューヨーカー?(風)のカップルが座っていたのですが、雑誌の取材のようでした。女性がリラックマのスマホカバーをしていたのが印象的。
ゴリ
他には松井選手のゴーゴーカレー、Sapporo Ramenというラーメン屋さん(お寿司もあるようです)があって、店内は大混雑且つ呼び出しの怒号(本当にボリュームが大きい)が飛び交っていました。ファッショナブルな若いコリアン達(本当にオシャレにゃんこ)からチャイニーズ(大陸風)のファミリー、東南アジア系の奥さんの中にアメリカ人が混じっている…という感じ。

そしてイートインコーナーの奥にスーパーが登場。キムチコーナー、ナムルコーナー、練り物コーナーと薄切り肉コーナー(marinated、味付き肉もあり。これが美味デス)がとても充実しています。生魚もたくさん。冷凍の魚介類やカニもありました。料理するのが楽しみです。

アジア店舗で良く見かける人気の日本のお菓子(カールが3ドル位、ポッキー、キットカット、コアラのマーチ、等)や生活雑貨も多少あります。日本のヘアダイも$11程で売っていました。

野菜は長芋(大)が$5強、全体的に特にお安くは無いでしょうか。チンゲンサイはお手頃でしたが。沢庵等のお漬け物も充実。生麺が数種類あって今度試してみようと思いました。品物は韓国語表記が多く、英語も書いてあったのかも知れませんが、ちょっと何か分からずまだ購入を躊躇してしまいがちです。

青じそ系や胡麻のドレッシングが沢山、そして緑茶も沢山置いてあります。アメリカ人が大好きなMochi アイスもちゃんとあります・・・笑

さあ、これからは食材が更に充実するでしょうか?料理する楽しみが増えました♪
その日はさっそくしゃぶしゃぶ。デリシャスチェリーチェリーチェリー
ボストニアンの足、地下鉄/路面電車(一応subway地下鉄のカテゴリ)のTは
北部(アーレワイフ、ケンブリッジ~ハーバード)と南部(ブレインツリー)を繋ぐレッドライン、
それとXを描くように対称に縦に走るオレンジライン、
右上に小さく走るブルーライン(空港まで)、
チャールズリバー南岸ダウンタウンと西側4地域を結ぶグリーンライン、
グリーンラインと対称に東側(港、ビジネス街、空港近く)を繋ぐシルバーラインで構成されています。地図はこちら。

運行は最適化されているとは言い難く、路線ダイヤを最適化するようなアイデアコンテスト(新しい路線地図を作る、交通ダイヤの最適化、等々)を今までにも数件目にしました。MBTAの地図表示システムも気がつくと良くなっていたりするようです。ニコニコ

その中でも路面を走ることが多いグリーンラインの車両はバスのような小さめの車両が連結出来る仕組みになっていて、曜日や時間帯によって1車両運行だったり長い4車両運行だったり。毎日のように乗る車両の木目が目立つ古くさい内装を眺めていたら・・・

「KINKI 198◯. 」というメタルの札が壁にあるのを見つけました。なんとグリーンラインの車両は日本製だったのですびっくりびっくり (既に気がつかれているボストニアンの皆さんもいらっしゃるはず)近畿車両という会社、WikipediaのページにもしっかりMBTAのグリーンラインが納入先として出ていました。
近畿車両は近鉄傘下、新幹線車両も含めあらゆる日本の路線を走る車両を造っているようです。また、国外にも香港・エジプト・シンガポール・ドバイ・メキシコ・アメリカ各州と鉄道車両を送り出しています。凄いぞ近畿車両 
次に新しい車両がボストンに来る時、それは日本製なのでしょうか・・・?よだれ+

ボストンの交通も日本の技術に支えられていたんですね。


チェリー

こちらに来てから私が頭を悩ませているのが

牛肉 です。うしのしり

どうもどこで仕入れても(ストショからホールフーズまで)まあ部位によるのかも知れませんが・・・調理していると硬く~~かた~~~くなってしまいます!

赤みの肉をなるべく食べないようにしている(病院にかかりたくないので)のでよく火を通すようにはしているのですが・・・それでも硬い!固い!どうして!?と毎回頭を抱えています。

先日もお友達夫婦に出すお肉、分厚いフィレ肉を用意したにも関わらず・・・調理後にはゴムのように硬くなってしまった(に近い)のでした。

前日から赤ワイン等でマリネしても同じ。

焼き過ぎなのかとは思うんですが・・・肉汁も結構出てしまっていたし。

あるお友達の旦那さんはシェフ真っ青のお料理上手で、昔手料理を振る舞ってくれていました。そのオニクの大ファンだった私はそれからいつも彼の得意なとろけるようなお肉(牛)に近づくように毎回工夫してみています。
でも上手くいかない(笑)おニクのグレードが違うんでしょうか焦り 

食卓の主役、どうにかおいしく食べてもらえるようにマスターしたいものです。

最近面白いと思った映画、ドラマについて。

まずはBelieveというドラマ。先日初めてシーズン1のエピソード3辺りを観たのですが、J&Jエイブラムスとキュアロン監督のタッグということで、かなり!面白いです。間延びするシーンが無い濃密な1時間。これは良いドラマの基本ですね。途中から見始めた物語でも、次はどうなる?と緊張感が続きます。
記事:http://news.ameba.jp/20140422-472/

ストーリーは上記リンクにありますが、Boちゃんという可愛い少女が天使で不思議な力を持っている。そして彼女を追う人々、護る人々。私が観た回で分かったことは、愛情溢れるお父さんは刑務所あがりでBoに父と言う事を告白出来ない。仲間だと思っていた女性が実は元・敵。しかもBoを奪った犯人。数少ないアジア系人気女優のジェイミー・チャンが演じています。シーズンを通して視聴決定です。

まだ観ていないドラマ、Breaking Badもあるのですが、これはシーズン6まであるので数日かけてマラソン視聴大会をするしかないかも。

映画は…
「ダラス・バイヤーズ・クラブ」
実話を基にした映画だそうです。簡単に言うと、80年代、エイズで余命30日と宣告された南部のカウボーイが自分で延命法を勉強し、自分に効いた薬を密輸し(米国で認可されていない為)非合法で売るというHIV患者の為の彼なりのビジネスを育てて行きます。それがダラス・バイヤーズ・クラブ。最後には税務署まで事務所となったモーテルの一室に来ちゃう。効果が疑わしい薬をFDAに認可させる製薬会社や、まだ販売許可が下りていない薬を目の前に死んで行く患者の姿、医師の葛藤などを描いた社会派ヒューマンドラマです。
演じるマコノヒーもジャレッド・レトもガリガリに減量して怪演でした。マコノヒー、ハンサム台無しです。レトも女性的でびっくり。役者魂ですね。主人公のカウボーイの無法者ぶりに胸のすくような映画でした。12 years slaveよりこちらが受賞しても良い位、良い映画です。

「キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー」

あまり期待しないで観に行ったのですがなかなかこれが面白いです。アクションがgood
 これ、実はロバート・レッドフォードが大役で出演しているんですが、もうしわしわになっていて、誰か一瞬分からない程。オーラが枯れた感じになっていてそれもまた良し、でした。スカーレットはこういうアクションもこなせるから凄い!次回作はLUCYというリュック・ベッソンものですね。アクション女優になっていくのでしょうか

「アメリカン・ハスラー」
面白い・・・
どうして高評価されているのかイマイチ良く分かりませんでした。非の打ち所は無いのですが、観た後「…」となってしまいました。70年代ファッションは観ていて楽しかったです

最近はドラマが面白い物が多くてしかもハリウッドスターがばんばん出ていますね。

本日はボストンマラソンの日でした。
何かが起きる可能性は低いと言われても、やはりゴール付近はあまり近づきたく無い・・・
でも、行っちゃいました

歩いていると反対方向から帰って来るランを終えた走者たち。銀色のラップを来て体温を保っています。ギラギラ☆ 皆さん体脂肪を落としに落とし、絞った体つき。ダニエル・・・と呼ばれていたアフリカ系の人はまさにプロ走者の体格でした。ひょろっとしているけれど筋肉の塊。

走者は女性も多くいたけれど印象的だったのが中年以降~白髪の方が結構いたこと。ランは長い間続けられる趣味なんですね。私はランナーズハイというのになったことが無いけれど、一度は体験してみたいなあ。

でも身体1つで出来て、続けられて、ラン仲間も出来て、健康にも良いという趣味、いいですよね。冬は体脂肪が無いと寒そうですが・・・

至る所でBoston StrongのTシャツが着られていました。ボストニアンが一体になった日ではなかったでしょうか。そして各大病院のスタッフやボランティアによるチームが所々にありました。こういう地域への溶け込み方っていいですね。マラソンはチャリティーにもなるし。私もBoston StrongのTシャツを買っちゃうかもしれません。
それにしてもNew Balanceの街ぐるみの広告は素晴らしいと思います。黄色と青のメッセージカラーが本当にあちこちで目に付く。ケンモアの大看板は圧巻でした。ボストン発のスニーカーブランド、街を1つにするのに一役買いましたね。売上げは寄付、となるでしょうか?


これがボストンマラソン関連チャリティー&ファンドレイジング。

ボストンマラソンのメダル、可愛かったです。ユニコーンがついていました。重そう。

写真は後からアップ。