今月6日に救命病棟に入院し、14日に一般病棟に移りました。
15日には鼻カニュラが外され、16日には点滴の残置針も外されました。
残っているのは、栄養をとるための鼻腔経管だけです。
これがどうなるのか...。
なにしろ口から食べることができないうちは、これで栄養を摂るしかありません。
一昨日私がちょうど居合わせたときに、嚥下のリハビリの先生がきてくれました。
口の中を冷たいもので刺激した後、本当にちっちゃなスプーンに、とろみがトロトロとついた水を掬って、夫の口に入れました。
私は息をのんで見つめていました。
夫は、のど仏を上下させながら、ごっくんと飲んでいました。
おお、飲めるんだ~
かすかに希望が見えてきて、ちょっと感動しました。
前記事にYuyaさんからコメント頂いて、口内乾燥防止用ジェルを持参していましたが、先生は、あ、これは塗った方がいいですと言ってくれて、実際に塗って見せて下さいました。
それから、冷たいので刺激するのは、嚥下を促すためのもので、温かいブラシでマッサージするのは頬の筋肉を緩めるのでいいですよとも言ってくださいました。
Yuyaさん、教えて下さって、ほんとにありがとうございました。
ちなみにお湯の入手は、病室入り口脇に洗面器が設置されていて、そこには自動水栓がついています。
下の方に、お湯と水の混合割合を調整するレバーがあるのですが、それを動かしてお湯にすることができました。
昨日は、お泊まりデイの責任者のInさんが、お見舞いに来てくれました。
夫の暴力がひどくて、私が疲弊していた頃、暴力があるのを承知で、引き受けてくれた人です。
それ以来、ずっと頼りっぱなしです。
火曜日は彼女の週一回の休みの日にもかかわらず、それを潰して来て下さいました。
責任者といっても、実際にデイにでて、他のスタッフに混じって利用者さんのお世話もしています。
私が口腔ケアをしている間、タオルで、顔や手や足をきれいに拭いていてくれていました。
2週間も入院しているので、夫の爪が伸びてきていて、どうしたものかと思っていました。
実は...
私は夫の爪を切ったことがないのです。(>_<)
いつのまにか夫は自分で爪を切れなくなってしまっていましたが、当時通っていたデイサービスが何もお願いしなくても切ってくれていて、その後は、このお泊まりデイで切ってもらっていました。
一度切ろうとしたことはあったのですが、うまく切れなくて深爪になりそうでした。
それ以来、夫の爪切りには挑戦していません。
爪伸びたしどうしよう~と言ったら、切ってあげると言うので、看護師さんに爪切りがないか聞いてみました。
病棟には用意はなくて、家族が用意して置いておけば、看護師さんが切ってくれるということでした。
そこで、早速、下の売店で爪切りを探して買ってきました。
Inさんが慣れた手つきで切ってくれました。
Inさんが帰った後、先生から現在の容態についての説明がありました。
入院当日と、17日の血液検査の結果表を両方持って来てくれて、説明して下さいました。
入院当日のCRP(炎症反応をみる数値)は、13.387と非常に高かったようです。
17日には、それが1.146まで落ちていました。
~0.5が正常値なので、まだまだ高いですけど。
微熱も続いているし、口を開けて苦しそうな呼吸をしているのを見ると、良くなった!とは思えないのですが、ずいぶん改善してきているようです。
レントゲンの結果も肺炎はなくなっているようで、小さいのはあるかもしれませんけどとおっしゃっていました。
肺炎を起こした菌は、特定できていて、そのための抗生剤を15日まで投与したとのことでした。
この先は、夫は自身の快復力で元気になっていくしかないんだなと理解しました。
いつもなら、今頃は病室にいる時間です。
なーんにもしてなくて、ただ、夫の顔を眺めながら、手を握っています。
病院はそれほど遠くはなく、バスを利用して、家から1時間以内には到着します。
病室にいる時間も、2~3時間です。
それでも、毎日通うと、ちょっと疲れが溜まってきたような気がしていました。
姉に話したら、毎日通わなくてもいいんだよと言われましたが、ベッドに手首を繋がれて一日中寝かされている夫を思うと、せめて手首の紐を解いてやりたいと思ってしまうのです。
姉が、代わりに行ってくれるというので、今日は、初めて病院へ行かないで家にいます。
..落ち着かないです。(笑

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15日には鼻カニュラが外され、16日には点滴の残置針も外されました。
残っているのは、栄養をとるための鼻腔経管だけです。
これがどうなるのか...。
なにしろ口から食べることができないうちは、これで栄養を摂るしかありません。
一昨日私がちょうど居合わせたときに、嚥下のリハビリの先生がきてくれました。
口の中を冷たいもので刺激した後、本当にちっちゃなスプーンに、とろみがトロトロとついた水を掬って、夫の口に入れました。
私は息をのんで見つめていました。
夫は、のど仏を上下させながら、ごっくんと飲んでいました。
おお、飲めるんだ~
かすかに希望が見えてきて、ちょっと感動しました。
前記事にYuyaさんからコメント頂いて、口内乾燥防止用ジェルを持参していましたが、先生は、あ、これは塗った方がいいですと言ってくれて、実際に塗って見せて下さいました。
それから、冷たいので刺激するのは、嚥下を促すためのもので、温かいブラシでマッサージするのは頬の筋肉を緩めるのでいいですよとも言ってくださいました。
Yuyaさん、教えて下さって、ほんとにありがとうございました。
ちなみにお湯の入手は、病室入り口脇に洗面器が設置されていて、そこには自動水栓がついています。
下の方に、お湯と水の混合割合を調整するレバーがあるのですが、それを動かしてお湯にすることができました。
昨日は、お泊まりデイの責任者のInさんが、お見舞いに来てくれました。
夫の暴力がひどくて、私が疲弊していた頃、暴力があるのを承知で、引き受けてくれた人です。
それ以来、ずっと頼りっぱなしです。
火曜日は彼女の週一回の休みの日にもかかわらず、それを潰して来て下さいました。
責任者といっても、実際にデイにでて、他のスタッフに混じって利用者さんのお世話もしています。
私が口腔ケアをしている間、タオルで、顔や手や足をきれいに拭いていてくれていました。
2週間も入院しているので、夫の爪が伸びてきていて、どうしたものかと思っていました。
実は...
私は夫の爪を切ったことがないのです。(>_<)
いつのまにか夫は自分で爪を切れなくなってしまっていましたが、当時通っていたデイサービスが何もお願いしなくても切ってくれていて、その後は、このお泊まりデイで切ってもらっていました。
一度切ろうとしたことはあったのですが、うまく切れなくて深爪になりそうでした。
それ以来、夫の爪切りには挑戦していません。
爪伸びたしどうしよう~と言ったら、切ってあげると言うので、看護師さんに爪切りがないか聞いてみました。
病棟には用意はなくて、家族が用意して置いておけば、看護師さんが切ってくれるということでした。
そこで、早速、下の売店で爪切りを探して買ってきました。
Inさんが慣れた手つきで切ってくれました。
Inさんが帰った後、先生から現在の容態についての説明がありました。
入院当日と、17日の血液検査の結果表を両方持って来てくれて、説明して下さいました。
入院当日のCRP(炎症反応をみる数値)は、13.387と非常に高かったようです。
17日には、それが1.146まで落ちていました。
~0.5が正常値なので、まだまだ高いですけど。
微熱も続いているし、口を開けて苦しそうな呼吸をしているのを見ると、良くなった!とは思えないのですが、ずいぶん改善してきているようです。
レントゲンの結果も肺炎はなくなっているようで、小さいのはあるかもしれませんけどとおっしゃっていました。
肺炎を起こした菌は、特定できていて、そのための抗生剤を15日まで投与したとのことでした。
この先は、夫は自身の快復力で元気になっていくしかないんだなと理解しました。
いつもなら、今頃は病室にいる時間です。
なーんにもしてなくて、ただ、夫の顔を眺めながら、手を握っています。
病院はそれほど遠くはなく、バスを利用して、家から1時間以内には到着します。
病室にいる時間も、2~3時間です。
それでも、毎日通うと、ちょっと疲れが溜まってきたような気がしていました。
姉に話したら、毎日通わなくてもいいんだよと言われましたが、ベッドに手首を繋がれて一日中寝かされている夫を思うと、せめて手首の紐を解いてやりたいと思ってしまうのです。
姉が、代わりに行ってくれるというので、今日は、初めて病院へ行かないで家にいます。
..落ち着かないです。(笑

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