レポート「関ジャム完全燃SHOW」スゴ腕ミュージシャン集結 斎藤誠 | SORA~空模様は心模様~桑田さんに二度ぼれ

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11月6日関ジャム完全燃SHOWより


(ナレーション)
あなたは有名アーティストから引っ張りだこのスゴ腕ミュージシャンを知ってる?
(ここでサザンおいしい葡萄の旅ライブの東京VICTORYの映像、音楽)~♪♪♪
それはアーティストのライブやレコーディングを支えるまさにプロ中のプロ!

その存在は重要で彼らのスケジュールに合わせてライブが組まれることもあるほど。

ではそれほどのミュージシャンって何がすごいの?

そこで今夜は有名アーティストから引っ張りだこの3人のスゴ腕ミュージシャンを招集。

まずは(桑田佳祐 I LOVE YOU~now&forever~映像)
桑田さん「次紹介しましょう、ギターでございます。私が最も信頼しております、斎藤誠でございます!」(誠さん帽子を脱いでタオルで頭を拭う)
桑田佳祐に信頼されるギタリスト、斎藤誠
(白い恋人達の映像)
桑田佳祐のバンドマスターをつとめ、更に(灼熱のマンピー!!Gスポット解禁!映像)
サザンオールスターズのライブではギタリストとしても永年活躍!


質問・仕事の依頼はどうやって来るの?



斎藤「単純に大学の後輩でございまして」

横山「エーッ!」




斎藤「2年先輩でこれからサザンオールスターズがコンテストに出るぞ、という時、そうです、デビュー前。そこで私たちは、紙吹雪とかね、のぼりとかいっぱい作ってて、サザン日本一とか、一番いいところでバーッとまいたりとか、ホントにカッコいいから、ずっと一緒に居たかったからですけどね。

横山「リスペクトしてるっていうことですよね」

斎藤「まさにそうです」

村上「そこから何故一緒にやることになったんですか?」

斎藤「ボクもその後デビューして、一緒になったのは94年の桑田さんのソロの最初のツアーだったと思うんですね。その時に『何故僕が?呼ばれたのか?要るのかな?』って不安の中始めたんです。そしたらなんか桑田さんが、お前は虫かごに入れてあるからって言うんですよ。
お前はバッタだ!!



斎藤「それで、15曲めぐらいで俺がキュッとドアを開けると。檻の(かごの)蓋を開けるからそこでピョンピョンピョンと飛んでいって、客に火つけろ!!と言われたんです。





村上「ほう・・・で、、どう解釈したんですか??(笑)」
斎藤「思いきり盛り上げ役っていうんですかね、あ、そういうことならオレ、出来るっ!て思って、でそっから始まったのがその桑田さんとのライブの付き合いの最初ですね。」



(ナレーション)
数万人規模で行われるビッグアーチストたちのライブ。そのリハーサルの裏側では何が起きている?



斎藤「ま、ボク(付き合いは)長いですけども、やっぱりボクはずーっと緊張しながら、、。
やっぱり間違えなく桑田さんが入る一時間前にはリハーサルに入ってたいなと。
ウォーミングアップをしとかないと、桑田さんね、スタジオに来て、すぐ始まるんです。もう、(スタッフに)なんか言いながら入ってくるんですね。あそこのアレだけど、照明がなんとかで、、ということを指示しながら入ってくるから、もうメンバーの前に来たときにはアレンジの変更のことを言うに決まってる、と分かってるんですね。」

村上「あ、じゃ、変更出来るように、もう準備してるっていうことですか?」

斎藤「そうですね、たとえば、、去年、おいしい葡萄の旅というツアーがあったんですけど、サザンの一番こう盛り上がるところ、エロティカ・セブンという曲があって、その次に、ボディ・スペシャルⅡという曲が・・」




これがその、ヒューッて行けばいいんですけど、

誠、そこあのーギターでつないでって言われたんですよ


好きなだけって言われたんですよ



村上「それは斎藤さんのさじ加減で良いよと?」

斎藤「ま・・2~3分なんですよね。」

(ナレーション)その時の映像がこちら!

ライブ終盤、5万人のファンが熱狂する中、曲が終了。


そして、、

ギター1本で3分繋がなければならない斎藤が見せたプレイがこちら!



この見事な早弾き!実はリハーサルで桑田が、、


斎藤「例えばどんな感じだったかと言うと、、(ギターアドリブをしばらく弾く)と、桑田さんが


そこ、もう少し長くしてくれ」って言うんですよ。

⬇桑田さんが言ってる物真似っぽい顔


(さらにギターアドリブ弾く)

わ~って(盛り上がって)なって、
ボディ・スペシャルⅡへ

もうなんか会場がもううぅわーっとなって、、うねっているようなんですよ

KENKEN「つなぎってもうソロだったんですね(笑)」

(つなぎのソロパートが終わりボディ・スペシャルⅡにうつった場面をライブ映像で紹介)



だから、変更だらけ。うん。
もうだから、ライブ中にもツアー中にも次の日は違うことをやるっていうのがありますね。」

村上「ツアーが始まった初日、あけました、お客さんの反応がありました、我々もそうですけども、したら、あ、こういう反応やったらここ少し変えてみようかなーとかあるじゃないですか」

斎藤「ありますあります。桑田さんは確かね、ソロのツアーですけども、二日めにステージ上で変更したことありましたよ。本番中に。変更っていうかね、あ、ここちょっと、ビートルズやる?なんて言うんですよ。
  一回もやってないんですよ!(笑)リハーサルで。
お客さんはこれは多分リハーサルしてるんだなと思っていると思います。

村上「それはそうですよね(笑)色んなオーダーをしてきた場合、やっぱりNOとは言わないわけですか?」

斎藤「あ、それは言わないですね」

村上「絶対意図を汲み取って解釈して、自分なりに表現されるという…」

斎藤「でもやっぱり、うちに帰ってからすっごい練習して、考えて来ますけれどもね。でもそれがまた面白いんじゃないですか?全員のメンバーがそれをやっているから」

村上「(ひそひそ声で)そうかー!」

塚地「今お話聞いたら、直感で伝えてくるじゃないですか。それに応えられない人だと楽しくなかったりするかも」

斎藤「そうかもしれないですねー」

次々とアイデアを思い付く桑田についていくには、瞬時の対応力と日々の練習が大事と言う斎藤。更にレコーディングでも楽曲のアレンジで桑田ならではのアイデアが!

「アレンジをやっぱり桑田さんが真ん中にいて、それでこういうの作ってきたから!って(桑田さんが)言って、みんなが集まるんですよ。その時に桑田さんが大体フォークギター、、生ギターをジャカジャカと鳴らしながら、たとえばあ、次はじゃあ、フォーク調だから、じゃ、誠あの~音譜音譜(F-F-Gm7-Gm7のコードをそのまま弾く)っていうの以外何がある?って言うわけですよね(笑)
でもなんかボクも桑田さんと同世代だから、フォークと言えばあの時代のあれだなっていう意識は一緒に共有できるんですよ。
あ、じゃ、手法として、よし、ギターだからカポ(カポタスト)だー、とかって、こういうのを使うと、ちょっと色合いが・・(明日へのマーチのイントロを弾く)  
それ!』(桑田さんの口調で)『それ以外やっちゃダメ!』」(笑)

斎藤「すごい細かく細かく何パターンもレコーディングしていくような時もありますけども、決まっちゃうとき驚くほど早い時がありますね。」

村上「今の以外で一発で『あ。もうそれ!』ってなって、レコーディングしたものとかあるんですか?」

斎藤「ROCK AND ROLL HEROって曲があるんですよ。
桑田さんが、なんかイントロで楽器屋さんで中学生とかが試し弾き出来るようなフレーズないかな?って

(スタジオ爆笑)


「とにかく絶対に誰でも弾けるヤツ!(フレーズ)って言って、曲の感じは、、A-G-D~(コードを弾く)こういう感じなんですけど、
そこにじゃあ、そういうイントロかーと思ってボクが(ラミレドラー、ラミレドラー、ラミレドラ、ラミレドラー (ROCK AND ROLL HEROのイントロ))『これは簡単でしょう?』と言ったら

もうそれ!』(笑)

「ちょっと変えたいんですけど、、と言ってもだぁ~め!もう最初にしたやつが一番いいの!って言われて、、そういうこと、多いです

村上「でもそのブレなさ加減もいいですね」

斎藤「仮のレコーディングだと思ってまだデモテープだと思ってやってるときにそれが本ちゃん(本番)だったりすることすごく多いんですよ」
「これ、本ちゃんはいつですか?」って聞いたらいや、さっき録ったやつそうだからって言われて、「あーっ、しまった!アソコやり直したい、ここやり直したい」って思うけどダーメ!」(笑)




(話題は変わり、ダメ出しをされることってあるの?という質問)

斎藤「色んなダメ出しがあって、例えばボクが別の仕事でいなくなった時にボクが弾いたギターが桑田さんがギター弾き直して全部入れ替えられた時はありますね。」

「あの、誠あの、全部オレが弾き直しといたから」って言われて「そうすかーっ!」つって終わったんですけど

(スタジオ爆笑)

あの「東京」っていう曲なんですけど


多分ボクはあのぉ、、(イントロを弾く)このような感じで弾いたんだと思うんですけど、で、桑田さんが弾き直したヤツは、ま、ちょっとイメージですけどね、もちょっと歪(ひず)んでいて、
(思いきり歪ませたイントロ)な感じなんですよ。

もう・・・野蛮!!」(笑)




(KenKenの方を見て)野蛮なんですよ!」

KenKen「胃が痛い感じ?(笑)」

全編その感じで桑田さんが弾き直して
そうか、それは俺には出来ないかもしれない』って思いながら。
桑田さんってギタリストだから、ギタリストならではの発想って物凄く多くて、例えば、波乗りジョニーっていう曲がありますけど、あれは桑田さんのスライドギターで始まるんですよ。
(イントロを演奏)こういう発想が桑田さんの頭の中にいっぱいあって、それを必ずその曲の一番おいしいところに持っていくんですね。」

(波乗りジョニーのライブ映像)

斎藤「だけどライブの時は、桑田さんサービス精神が旺盛だから、お客さんとこ行ってマイクもっていってガーッといきたいから、ボクがそれをやる?」

KenKen「じゃ、やっぱりメロディの人なんですか?」

斎藤「誰?桑田さん?メロディですね。メロディとコード進行」

村上「でもライブ斎藤さんが弾くことを想定していらっしゃるのかも分からないですね」
斎藤「そうかもしれないですねー」

村上「ライブの時はボーカリストとして」

斎藤「でもライブの時は(桑田さんは)すっかりボクのことなんか忘れてワーッて遠くへいっちゃいますよ





このあとのKenKenさんのUFOは凄かった(笑)

KenKenさんとSATOKOさんのセッション、誠さん入りたそうだったな。ウズウズしてるのが分かった。


そうして、最後は関ジャニ∞とスゴ腕ミュージシャン3人による豪華セッションで「ズッコケ男道」で終わりました!




楽しそうだった~!!

さて、最後まで読んだ奇特な方、ありがとうございました(笑)

明日へのマーチ、ROCK AND ROLL HERO、東京、波乗りジョニーの曲作り、レコーディングのエピソード、興味深かったです。
で、しつこいけど、誠さんの桑田さんの物真似が、笑えました。


さて、明日、ミュージックステーションに桑田さん出演!楽しみですよ!