1979年サザン出演番組テレビ600(NHK)8/1 | SORA~空模様は心模様~桑田さんに二度ぼれ

SORA~空模様は心模様~桑田さんに二度ぼれ

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(この前も紹介しましたが、まず当時の新聞ラテ欄)


「勝手にシンドバッド」でデビューして以来一年余り、ユニークなバンドとして活躍中のサザンオールスターズ。
「いとしのエリー」がヒットチャートを独占、目下、乗りに乗っている六人。
日本代表として出演する8月4日のジャパン・ジャムを前にしてファイト満々の彼らをスタジオに招いて心意気を語ってもらう。

さ、番組スタートです!

(まず、「勝手にシンドバッド」の音楽にのせて、パンフレット、ジャケット、雑誌などの写真がたくさん紹介される。)


司会「はいっ!サザンオールスターズの皆さん、6人ずらり、記念写真みたいでしたけどね。えー揃いました。
どうも本当にお忙しいところをありがとうございます。
それではまず自己紹介からお願いします」

関口「えーベースギターの関口です。
桑田くんに剃られた髭も夏に向かって順調に伸びております」

野沢「えー毛ガニです。
パーカッションを担当しています。
えー真夏がすごい好きで、今日もとっても暑くて、最高に嬉しいです」

ヒロシ「はい、ドラム担当の松田です。
最近あのーカビ(ひげ)がはえてきましてー」

司会「さて、あなたも、テレビでわかりますかねぇ、まだら…にはえておりますが」(ターボーのこと)

大森「これ、2日間剃ってないだけなんですよ。
えー、リードギター担当の大森たかしです(つっかえた)」

司会「そして原さん、あなたは生えてませんね」

原「うっふふ…ニコニコ
キーボード担当の原由子です。
えーと、一人でも多く男性ファンを獲得したいと思っていますので、どーかひとつ、よろしくぅ~。うっふ。」

司会「そして、お待たせしました」

桑田「どーも。えー桑田と言います。よろしくお願いします。全国の皆さん。」

司会「エリーと言うのは、なんかモデルがいるんですか?昔の恋人とか」

桑田「いえー、そーでもないんですよね。
いるようで、いないようでね。
いやー、大体よく男にはありますけどー、エリーってゆーのはですね、うちの姉がえり子っていうんですよ。
エリーってのは、それをひっかけて作ったんだけど。
別に深い意味はないんですよ」

司会「桑田さんは、作曲なさるとき、どういう風になさるんですか?」

桑田「うーん、どういう風に?うーん、車ん中ってのがちょっと多いですね。
わりと車ん中だと、一人で、こう、乗ってるでしょ。
そいでこう、なんとなく浮いてくるモチーフみたいなのがね、カタカタって浮かんでくるっていう感じですけど」

司会「今、ちょっと聞いたんだけど、勝手にシンドバッドの後、大変な苦労だったそうだけど」

桑田「しましたねー。
あっ、今、ちょっと合宿所が映ってますが、ここでね、もうノイローゼになるくらいギタギタになってね。」

司会「サザンオールスターズって、今、全国をかけまわっているでしょう。
そのバイタリティーのモトってのはなんでしょう」

桑田「どーでしょうね。
みんなやっぱり、こう見えても、よく食うしね」

司会「顔色がとってもいいし。
どうですか、睡眠時間は?」

桑田「結構ありますよ。うん、大体人並みに、7~8時間は」

司会「まぁ、なんといっても、ジャパンジャムは8月4日ですね~あと3日に控えて心意気を一言!」

桑田「イエイ!これしかないですよ」

司会「まさに、朝からランニングしたりジャパンジャムに備えてるんですけど、ビーチボイズと一緒に」

桑田「はい、ビーチボイズと。これが最高なんですよね。
もう、アメリカのねっ、もう60年代を代表するビーチボイズなんですけど」

司会「どうですか、今の心境は」
桑田「はい、もう、やらしてもらいます。バッチリですよ、バッチリ。もう、他のことは言いません。もう、イエイ!この一言ですよ。イエイ!」

司会「原さん、こちらで笑ってらっしゃるんですけどね、女性一人で合宿中、いじめられたりとかしてません?」

原「いえ、あの、結構、一番威張ってますから。あっふっふ」


司会「食事なんかは作られるんですか?」

原「いーえ、あのー、私は、作ってもらって、食べるほう…あっはっはっはっ」

司会「原さんから見てメンバーはいかがですか」

原「えーと、普段はねぇー」

(誰か、原ボーの肩をもむ)

原「女の子として扱ってくれないんですけど、いざというときは、やっぱり、よく優しくしてくれます」

司会「そうですか」

原「うーん(*´∀`*)」

司会「どなたが一番優しいですか」

原「うん、みんなー!」

(メンバー、原ボーの頭を撫でたりする)いぇいいぇーい、ほんとにもーがっちりして、とか言いながら


司会「なんかよく旅行に行くと、この四人がマージャンやって、二人が(桑田、原)が残っちゃうって」

(週刊誌に、
【桑田佳祐、原由子が気になる関係!熱い証言を押さえた!『地方公演の夜、二人で消えた』『デビュー前からあやしい』など続々と!桑田が彼女に示す〃やさしさ〃の裏には…】という見出しで書かれたことを多分言ってる)

桑田「うん、そうですねー。僕は、やれば強いんですよ。マージャンは。はい。あのー。できないほうなんですよね」

司会「ズバリ、ちょっと本番で聞いちゃいましけど、二人の結婚説というのは、あれ、どうなってるんですか?」

桑田「あれはですねー、あのー」
原「まったくぅー」

桑田&原「デマなんです」

原「まだ若いんです。ムフフー」

司会「大概こんな仕事ですと目が悪くなる人が多いですけど、してませんねー」

桑田「原ボーが、コンタクトをしてるんですよ。僕も眼鏡をかけるんですよー」

司会「あ、そうですか、それにしても残すところあと3日。今流れてるのが新曲の…」

桑田「はい、そーです。思い過ごしも」

全員「恋のうち!」

桑田「という曲なんですけど」

司会「(笑)息が合ってますねー。それじゃあみなさん、ちょっとスタンバイしてください。
あぁ、元気がいいというか。
さっき、楽屋でハモってましたが、何回やってもその都度トレーニングするというその心が、やっぱり皆さんに通じるんだと思いますねー。
いとしのエリー…」


(ここで「いとしのエリー」演奏)


司会「ホッといたしますね。いい曲ですねー。
なんかまだデビューして一年足らずということなんですけど、やはりね、『勝手にシンドバッド』の早いテンポから、『いとしのエリー』のなんとなく落ち着いた曲にねー…。
うーん、これからが楽しみです。最後にジャパンジャムについて」

毛ガニ「楽しみたいです!」

カズ「えー、あのビーチボイズにぼくらの力を、えと、精一杯ぶつけたいと思います。ナーンチャッテ(照れる)」

ターボー「燃えてます!」

桑田「僕も燃えてます!」

(ターボー、桑田さんに迫るw)


その日の記録、ここでおしまいデス。

なんだか、絵が浮かんできそうでしょう。声が聞こえてきそう…。

ついでに、原ボーと桑田さんが週刊誌で噂されたときに、
オールナイトニッポンで、こんなことを言ってた記録ありました


人気が出れば、こうもなると思ったけど、中身があまりにもデマだ!ファンのみんなは信じてねっ(桑田さん)

そして、そのラジオ番組の最後に原ボーが泣き出す

メンバー「泣くな、ハラボー」「いつかきっといいこともあるさ」となぐさめていた

このときの、ハラボーの気持ち、泣いた訳は、後になってわかったことでした。