3）は辛丑月です。

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ビヨンドネットの吉川です。

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明けましておめでとう御座います。

今年も宜しくお願い致します。

年末年始どのようにお過ごしでしたでしょうか？

実は辛丑は算命学、四柱推命の日干支でして

60年に一度の年の最後と月が重なる日

新たなスタートだなぁと感じています。

今月（1/5～2/3）は辛丑月です。

金性で陰の十干「辛（しんきん）」と、
土性で陰の十二支「丑（うしど）」が
組み合わさった干支です。
辛は小石、宝石を表し、
丑は湿った土、季節では晩冬を表します。
そのため、辛丑は「冷たい湿土の上の宝石」というイメージです。
辛丑月のポイントは以下の通りです。

◆今月のポイント

・明るさとユーモアを持って、他者と想いをわかち合うこと！
・美しさと聡明さが高まる時なので品性と知性を意識すること！
・丑の歩みの如く堅実な積み重ねをすること！

辛丑は、柔らかく湿った土の上にある宝石のため、
せっかくの宝石が埋もれてしまっている状態です。

季節や時間を表す十二支である丑は、冬の午前2時～4時ですから、
まだまだ外は暗く、とても寒いです。

これではせっかくの宝石の美しさがなかなかに発揮されにくいので、
まずは、明るさ、そしてあたたかさを意識することが重要です。

陰陽五行でいう明るさ・あたたかさは火性。

その火性が司るのは伝達本能ですから、想いの分かち合いがポイントになります。

ただ伝えるよりも、相手にとって楽しくワクワクするような話し方や内容で、
どこかで借りてきた誰かの言葉ではなく自分の言葉で、
想いの丈をありのまま話す方がより火性を動かせますのでオススメです。

そして、品性と知性も大事な観点ですが、この二つを同時に満たすものの代表として、
言葉づかいが挙げられます。

目は口ほどにものを言いますが、一般的に相手に与える影響度合いとして、
言葉はとても大きな力を持っています。

どんな言葉を使っているかで、わかる人はキャッチアップします。

いい意味でも、悪い意味でも。

今月は、本質を切り抜く辛の鋭利な刃物を携えていますから、
どうせならば美しく、理知的でかつ人にやさしい言葉づかいを心がけましょう。

また、丑の歩みはとてもゆっくりなものです。

目の前の出来事に一喜一憂して振り回されることなく、結果が出ることを信じ、
ぬかるんだ道を堅実に、日々一歩一歩進んでいくことです。

一見、すぐには成果として表れない地味な努力の積み重ねであったとしても、
それこそが美しさを伴った人生の豊かさへ導いてくれるのです。

◆集団と単独の使い分け

・仕事や学校など公の場では、集団形成を意識する！
・プライベートや家庭では、単独の時間を確保する！

東方が支配する仕事や学業は単独では動かずに、
目的意識を持った集団形成を意識することが運気の上昇につながります。

辛丑は知的集団と解釈できる。
辛＝牽牛星（集団）、丑＝知性のある土性、と定義されるからだ。

辛ですから、品の悪い人との付き合いは極力避けて、
品の良い方との接点を増やしていくことで、更なる改善が望めます。

前述のように、辛には鋭利な刃物という意味合いもあるので、
辛丑のこの時期を機に、悪因縁をその刃で切り捨てて、
綺麗な生き方を心掛けていくのは干支にあった生き方となります。

人だけでなく、不必要な古い慣例やしきたりなども切り落とし、
新たな価値創造に労力を注ぐことも改良方法となります。

西方が支配するプライベートや家庭では、
反対に一人の時間を意識的に創り出すことが大切になります。

仕事や学業が終わったら、ダラダラせずにすぐに帰宅する。

懇親会は１次会だけで終えて、２次会、３次会とダラダラ延長しない。

目的意識や役割意識、責任をもって、仕事や学業や懇親会を実施して、
目的が達成したら、キッパリと切り上げて、集団ではなく、１人で帰る。

結果、家族と過ごす時間が増えますが、その中でも意識的に自分一人の時間を
創り出すことが、善き運気を導いてくれるのです。

もしも「忙しくてとても一人の時間なんてつくれないよ」ということがあるならば、
そこにこそ何かのズレや改善のポイントがあるかもしれません。

◆継続は力なり

辛丑は別名『胎恩の金』といい、
様々な矛盾や腐敗を鋭利な小刀で切り除くことで本質を浮き彫りにし、
高い品性と知性から世の中を切り開く役割があります。

泥濘の道を着実に踏みしめながら、役割意識と他者と愛情をもった接し方を
意識することがテーマなのです。

天干と地支が相生関係にある時は、気が満ちている時期と見ますが、
このチャンスの時期に現実的な行動をしないと成果には繋がりません。

行動をする意識を持つ必要はあるが、急いで成果を求めてはいけません。

開運の基本は、健全な肉体には健全な精神が宿るため、
適度な運動と適切な食事管理を行うことが大切です。

そしてなにより、これまでの全てにおける最重要ポイントは、
丑の歩みの継続にあります。

伝達も、品性も、知性も、地道な努力も、運動も、食事も、
一日にして成るものではありません。

美しさは、いつも手を掛けないと保つことはできないのです。

誰にでもできることであっても、継続し続けることは誰にでもできません。

それは、時に孤独にさいなまれ、果てなき道のりに愕然とするかもしれません。

だからこそ、仕事や学校では集団の力を借りてサポートしてもらい、
一人の時間で本当にやりたいことはなにか、自分の源泉は何かを探究するのです。

人である以上、一人ではないのです。

どんなに孤独を感じても、誰かを支えてあげた時点で一人ではありません。

そして、その力は誰の手にもあるのです。

焦る必要はありません。

ゆっくりと、丁寧に、たとえ道は違えども、ともに歩んでまいりましょう。

以上、辛丑月のみで見たポイントです。

ご自身の天中殺や運気など、
個人の宿命によってテーマは変わってきますが、
これらを心に置いてよりよい在り方を探究していただけますと幸いです。

今月も、皆様にとって素敵なひと月となることを願い、
結びの言葉といたします。

いつも本当にありがとうございます。