4）は壬寅月です。

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ビヨンドネットの吉川です。

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実は旧暦では2月4日は暦では立春で

1年の始まりとなります。

今月は、壬寅年の壬寅月です。
2022年2月18日は壬寅日ですので、
なんと年月すべてが壬寅となります。

壬寅年の始まりの月が壬寅月ですから、
今月はまさに、今年の動向を生き切る絶好の機会となります。

今月（2/4～3/4）は壬寅月です。

水性で陽の十干「壬（じんすい）」と、
木性で陽の十二支「寅（とらぼく）」が
組み合わさった干支です。

壬は大海、大湖を表し、
寅は初春の樹木を表します。
そのため、壬寅は「春の海」というイメージです。

壬寅月のポイントは以下の通りです。

◆こだわりを捨てる！

水性の陽である壬は大海であり、波は絶えず姿を変え、
二度と同じ様にはなりません。

同じではありえないのは、海も仕事も人間も同様で、
万物に共通の不変的で絶対的な解決策など存在しないのです。

過去の成功体験のこだわりを捨て、
今の自分の正しさや立場も手放し、
目の前の相手と自分の可能性をとことん信じ抜いてみる。

こだわりは捨てても、
非常識への挑戦と情熱が失われるわけではありません。

困難な状態にあったとして、できない理由を見つけるよりも、
わずかでもできる道を見つける方が、ワクワクしませんか？

たとえ悪天候でも、破天荒に！

◆流動を実践する

地支にある寅の財運を稼働させる要素として、
代償の先払いは欠かせません。

与えたものは、必ず倍以上になって返ってくるのです。

唯一にして最大の問題は、実践するかどうかです。

私たちの中にある執着が、煩悩が、恐れが、
流動を止め、壬の水を腐らせます。

我欲であったとしても、
先に代償を払うことで、強制的に流動していきます。

この学問は伝えています。

「欲しいものはまず与えよ」と。

◆謙虚に、綺麗に生きる！

壬は、まだ冷たさの残る濁水です。
壬寅月は新芽を育む時期ですが、
そのためには適温な純水にろ過する必要があります。

ここで大切なのは、手間を惜しむことなく、
徐々に適温にし、濁りを除去することです。

手間を惜しまないとは、基礎の反復であり、
ズルをしない意識、クリアな在り方です。

誰が見ていなくても、自分と大いなる存在だけは見ています。

日々を如何に綺麗な意識で物事に向き合えるか、
自分が源で捉え、実践できるか、
謙虚さを旨に己を律することができるか。

その果てに得るものは、全員に必要とされる人間性です。

以上、壬寅月のみで見たポイントです。

2022年の動向にもありましたが、
本当に大切なことは、言語化できない領域にあります。

人智を超えたものに触れた時に、うまく言葉にできなかった体験は、
誰しも身に覚えがあるのではないでしょうか。

理解することを手放し、ただただあるがままを感じて味わう。

壊れた先の痛みに脅えるのではなく、
新しく芽吹く1年の始まり、仲間と大きな絵を描きましょう！

皆様にとって豊かな月になることを願いまして、
結びの言葉といたします。

いつも本当にありがとうございます。

※個人の宿命によってテーマは変わりますが、
在り方を探究する一助となりましたら幸甚です。