6）は丙申月です。

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ビヨンドネットの吉川です。

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世の中何が起きるか分からない今日このごろです。

今月（8/7～9/6）は丙申月です。

火性で陽の十干「丙（へいか）」と、
金性で陽の十二支「申（さるきん）」が
組み合わさった干支です。

丙は太陽や大きな火を表し、
申は岩・鉄鉱石、季節は初秋、時間は夕方を表します。

そのため、丙申は「美しい景観を呈する初秋の太陽」
というイメージです。

丙申月のポイントは以下の通りです。

◆執着を手放す

丙申が織りなす自然現象は、崑崙（こんろん）の夕日と称され、
一説には中国三大美景と表されるほどの美しさです。

十二支である申は時間を表し、夕方16時～18時となります。

秋の夕方の太陽は、すべてをあたたかなオレンジ色に包みながらも、
これから沈んでいってしまうもの悲しさも漂います。

丙は火性伝達本能の陽、想いを伝えたいのに
今まさに沈まんとする状況に、
もっとこのままでいたい、といった執着が生まれます。

このことから、
今月は自分の正しさや価値観から執着が出やすくなりますが、
いかにこだわりを手放せるかが成功につながるカギとなります。

夕日は太陽のエネルギーが最も弱まっている状態です。
ですので、丙申月はエネルギーを強めることもポイントになります。

相生相剋論で見ると、火性を強めてくれるのは、生じてくれる木性です。

また、夕日の景観に海や湖を得れば、天に余映を残すこととなり吉です。
つまり、壬＝龍高星の要素を取り入れるとよいでしょう。

崑崙の夕日に恥じぬ聡明さと美しさを体現することが、
運気の上昇に結びついていくのです。

◆無償の愛情奉仕を全力で楽しむ

干支には、蔵干というものがついています。
丙申で言えば、戊、壬、庚の３つです。

丙申の丙と戊、丙と壬、丙と庚と結びつくことで十大主星が出てきます。
丙と戊で鳳閣星、

丙と壬で車騎星、丙と庚で禄存星といった具合です。

日干丙とそれら蔵干を結び付けると、
それぞれ十大主星が出てきます。

丙と戊で鳳閣星、丙と壬で車騎星、丙と庚で禄存星といった具合です。

今月をどう過ごせばいいかのポイントは、
この十大主星を意識するのでも見えてきます。

丙申月は、鳳閣星と車騎星と禄存星を意識すればいいので、
鳳閣星の遊び心や大人数に向けての情報発信、
車騎星の行動力や一所懸命さ、
禄存星の見返りを求めないスモールプレゼントや万人への愛情奉仕、
といったものを行動指針にしていただけたらと思います。

これらを一言でまとめたものが、
標題の「無償の愛情奉仕を全力で楽しむ」となります。

月に限らず、年も、日も、何かしらの六十干支が巡っていますので、
ご自身や大切な人へのアドバイスとして使えます。

◆精神世界を楽しむ

丙申月は、感性が相当に強く現れるため、直観力が働きます。

精神的に相当純粋な質となるので、文学・詩・絵などに親しむと
空想力が磨かれ、感性も研ぎ澄まされていくのでオススメです。

精神世界において無から有を生み出すことのできる才能が輝くため、
一見突拍子もないものや、奇妙なものに思えるアイディアであっても、
ビジネスに結びつけ、成功に導くことができます。

反面、どこか現実世界から逃げ出したくなりつつも逃げきれず、
そのことが複雑な思いや苦しみとなるかもしれません。

思考は複雑になること自体は決して悪いことではないのですが、
行動はいたってシンプルにしていくことが、ポイントになります。

肉体的な現実世界を逞しく生きるというよりは、
過去の偉人や歴史を辿り、未来に思いを巡らせ、
ロマンチックに夢想にふける、
そんな生き方を意識してみてはいかがでしょうか。