シャンパーニュ地方に関しては、絶対に醸造工程は確認してくださいソムリエ教本を見るとわかると思いますが、ここだけなぜかカラー印刷されてるの。ほんと不思議。
なのでですね、一つ一つの用語とその意味、そして、法的熟成期間、甘辛表示、メーカーの業態までチェックしておいてくださいね。
そして、シャンパーニュはモンターニュ・ド・ランス、ヴァレ・ド・ラ・マヌル、コート・デ・ブランの3つの地区とそのグランクリュの村名まで覚えてください。
この3つの地区の中でも、マルヌ県が全体の80%のシャンパーニュを生産しているんですよ~。
そして、忘れてはいけないのが、このシャンパーニュ地方って泡のイメージがありますが、通常のスティルワインもあるということ
コトー・シャンプノワ・・・・赤白ロゼ
ロゼ・デ・リセイ ・・・ロゼ
ここでいう、赤とか白とかロゼって・・・・何って、それは、白はシャルドネ、赤はピノ・ノワール、ピノ・ムニエの3種のブドウ品種です。
シャンパーニュは、ブドウ品種を覚えるのは簡単なんだけど、グランクリュを覚えるのがちょっと大変なんだよね。
シャンパーニュは、瓶内二次発酵という方法で造られるのだけれど、まずは非発泡性の辛口ベース・ワインが調合されます。(一次発酵)次に、糖と酵母の混合物が添加され、瓶詰めされて、密閉、保存されます。
糖と酵母が加わることで、瓶の中で二次発酵が始まりワインのアルコール度はわずかに増して、二酸化炭素が生成されて、あのしゅわしゅわな泡になるんですね~。女子はこの泡がのぼっていくのを見ているのが好きなんだよね~。
ちなみに、男性と女性数名と一緒にスパークリングを飲んだときに、泡の強さがいまいちで、もうちょっと泡が立ち上るといいんだよね~なんて、女子同士で言ってたんだけど、男性はさっぱりわからない、そんなにお前たちにとって泡は大切なのかって言われちゃったわよ
泡は大事ですぅ~
さてさて、シャンパーニュはフランスの中でも一番高価、もちろん世界を見ても一番高価なスパークリングなのですが、熟成期間が長いことと、シャンパーニュを造るまでに、多くの労働力が必要となるからなんですね。
他の国あるいは、フランスの中でシャンパーニュ地方以外でもスパークリングワインは造られていますが、熟成期間が全然違います。熟成期間の長いシャンパーニュは、酵母の自己分解(イースト・オートリシス)という過程が瓶内で進行するため、これがワインに酵母やビスケットのような香りを与えるのです今度、シャンパーニュを飲む場合、この酵母やビスケットのような香り、探してみてくださいね。
さて、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、シャルドネの3つのブドウ品種からシャンパーニュのベースとなるワインが造られると説明しましたが、ここで造られるワインは、天候によりスタイルが変動します。シャンパーニュはフランスの中でもかなり北に位置しますので、寒いんです。だから、ブドウが成熟しきらない年もあったりするんですね。
品質とスタイルを護るために、ほとんどのシャンパーニュは、ノン・ヴィンテージ。つまり、ベースとなるその年のワインに複数年のワインをブレンドするわけです。
たまたま良年に恵まれたときには、その収獲年をラベルに記したヴィンテージ・シャンパーニュが造られます。これまた、高価ですが・・・。
シャンパーニュは通常15カ月の最低熟成期間を経て造られることが多く、たいてい非常にシンプルで、酸味が高く、青リンゴのような果実味があります。
これを長期熟成させることで、しっかりとした酸味、柑橘類や緑色の果実(レモン、リンゴ)の複雑な風味、酵母との接触により、ビスケットやパン、トーストの香り、更に複雑になると、凝縮したナッツや草木、蜂蜜のような風味が加わります。
うーん。なんだかシャンパーニュ飲みたくなってきたぁ~。しかし、今日は休肝日で、おあずけです・・・