シャンパーニュとその他の国のスパークリングって・・・・シャンパーニュと呼べるのは、フランスのシャンパーニュ地方で造られたスパークリングワインだけの特権なのですね。
ブランドって感じでしょうか。
フランスの中でも、シャンパーニュ地方以外でもスパークリングワインが造られていますが、それらは当然、シャンパーニュとは言わないわけです。
でも、シャンパーニュよりもお手軽な値段で買えるのはなぜ~
って思いませんか例えば、スペインのスパークリングワイン、カバはシャンパーニュと同じ、瓶内二次発酵という製法を使っていながら価格はシャンパーニュほど高くない・・・。熟成期間が短いこともありますが、価格を抑える方法を色々施しているんですね~。
それよりも、手軽な方法があるってご存知ですか
瓶内二次発酵で造られるシャンパーニュは、瓶の中で二酸化炭素を発生させた場合、瓶内にたまった澱をひとところに集めたり、集めた檻を瓶の中から取り除いて、少なくなったところにワインを継ぎ足して・・・なんて、手間がかかるのですが、それをしない方法があるのです。
それは、密閉タンク方式
名前の通り、瓶の中ではなく発酵の一部を密閉タンクの中で行う方法です。密閉タンクにすることで二酸化炭素が外に逃げていくのを防ぎます。
だって、泡はなくてはならない大切なものですからね~。
タンクの中で二酸化炭素を起こさせ、そのワインに溶け込んだ二酸化炭素を保持するために、圧力をかけて瓶づめをします。
澱もタンクの中で一度に取り除ける、手っ取り早い方法。だから、価格も安くできるのです。
例えば、アスティとか、プロセッコっていう名前、よく見ませんか?こういったスパークリングは、密閉タンク方式で造られているんですね。
なので、瓶内二次発酵させている、カバやシャンパーニュに比べ、若干泡も弱めで泡の大きさも大きい。
でも、特別な日というわけではなくスパークリングワインを飲みたい場合は、密閉タンク方式でも美味しかったら断然ウェルカムですね。