ここ代沢3丁目に鎮座する森厳寺は、江戸時代の初め、徳川家康の次男結城秀康公の
位牌所として建立された寺院です。境内には、樹齢400年の一対の大銀杏と、お灸と
2月8日の針供養で知られる淡島神社があります。特にこの時期になると、銀杏の紅葉
姿が見事であると地元民や観葉客で人気の寺院となっております。
いつもの散歩道・北沢川緑道から1本脇道に入った北沢八幡神社と隣接しており、今年
もこの銀杏の紅葉姿を見に行って来ました。毎年12月に行っており、銀杏もまだ青葉が
残っており完璧な黄金色には染まっておりませんが、2月に梅の花を見に来て以来の
参拝となりましたのでご覧ください。
-森厳寺の入り口-
紅葉時の入り口も、雰囲気が変わって見えますね。
入り口の山門をくぐると、右手に樹齢400年という一対の大銀杏が目に映ります。
山門前の参道先には、2月8日に針供養が行われる「淡島堂」があります。
淡島堂の左手前には「閻魔堂」が、そしてその奥手には「弁財天」があります。
淡島堂前を右手に行くと本堂前の参道があり、その左右に一対の大銀杏が
出迎えてくれます。その盛大で豪華な樹姿にはいつも感動しております。
境内には幼稚園もあり、平日には子供たちの元気声が響き渡っていますが…。
本堂前の参道と寺務所
森厳寺の本堂 昭和39年に再建されたそうです。
門に掲げられた葵の紋章
建物の多くの場所でこの三葉葵の紋章が見られます。
本殿前から一対の銀杏方面を望む
2月には、この本殿前に咲く梅の光景をお届けさせていただいたと思います。
参道から入り口方面を望む
この左手の道を行くと、若者などに人気の街・下北沢に繋がっています。
20mほど左手には、散歩道である北沢川緑道が併行しており、代沢橋
近辺に出ます。この辺りは都会にありながら、世田谷100景にも選ばれている
北沢八幡や阿川家の屋敷林もあり緑深い木々に包まれた閑静な住宅地となって
いますね。入院前に紅葉光景が見られたので癒されました。
本日も、お越しいただき誠にありがとうございました。
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