ここ世田谷区豪徳寺2丁目にある曹洞宗の豪徳寺へ一年半振りに参拝してきました。
今月の24日に「緊急事態宣言」が解除されるまでは、山門も閉鎖されていて入参できず
昨日の散歩道の帰り路・城山通りを抜ける際に参拝客が山門へ入る姿を見て、私も
久しぶりに山門をくぐってきました。
この寺院は大谿山(だいけいざん)と号し、世田谷城主吉良政忠が文明12年(1480)に
亡くなった祖母の菩薩のために臨済宗広徳院として創建した寺院と伝えられています。
その後、寛永10年(1633)に世田谷領が彦根藩領となり、当寺が井伊家の江戸における
菩提寺となったことから、寺号を藩主井伊直考の法号昌院殿豪徳天英大居士より「豪徳寺」
へと改号されたそうです。井伊直孝は飼い猫によって当寺へ招き入れられたという
招き猫伝説があり、この飼い猫を「招福庵」に祀り、今日に至るまで数多くの参拝者で
親しまれ、人気の寺院として知られている東京三十三観音霊場・11番冷所となっています。
(豪徳寺・ホームページより引用)
城山通りに面する豪徳寺正面入り口
松の木に覆われた長い参道の先に、豪徳寺の山門が見えます。
鮮明さに欠け、読みにくくて申し訳ありません。
豪徳寺山門
山門前から仏殿を望む
仏殿の左手前にある三重の搭
右手の車道を挟んだ先には、今年に建造された「地蔵堂」がありました。
参道の先に鎮座する仏殿
仏殿の左手にある「招福庵」なのですが、改修工事中とのことで境内に入れず、
奉納猫は一時的に参道脇の仮り場所に置かれていました。
山門は閉じられ、幾つかの仮り置き場棚に奉納猫が奉られていました。
この猫は、念願や思いが叶った参拝客が、毎年1月に感謝を込めて奉納していきます。
招福庵の山門前の光景
この願い札を見てみますと、やはり多くの人がコロナの終息を願っていましたね。
-境内の光景-
招福庵前から仏殿を望む
この仏殿前の参道を左手の招福庵前を通り20mほど進むと、井伊家の墓所があります。
仏殿の裏手に鎮座する豪徳寺本堂
本殿の右手前にある招き猫の購買所でもある社務所
世田谷区で一番古いとされる豪徳寺鐘楼
鐘楼前から、左手の仏堂、奥手の本堂を望む。
仏殿前から入り口山門方面を望む
久しぶりの参拝でしたが、やはり招き猫の可愛らしさと豪華さ、そして都会で見る
三重の搭には身も心も癒されましたね~♪
この寺院には、外国人も多く参拝される観光地ともなっているようです。
小田急線豪徳寺駅から徒歩10分、東急世田谷線宮の坂駅から徒歩5分の場所に
鎮座しています。
本日も、お越しいただき誠にありがとうございました。
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