今さら説明ですが。
題名が『軌跡 ○○ :副題:』の日記は私と妻の現在に至るまでの過去日記です。
私が現在と混同して思いのままに記事公開しているので、めちゃくちゃになってて、すみません!
ではでは、軌跡17どうぞ、、、
すみません!今回長いです。
―――――――――――――――――――――――――
アクセサリーのショップ店員なんだけど、どう思う??
私の新しい職場の近くには大きなショッピングモールがあって、妻はそこの店舗の求人を見つけたのだ。
実はこの頃、二人の未来に向けて、真剣に同棲を考えていた。
それもあって、妻は私の職場近くの求人を探していたようだった。
お互い勤め先が近ければ、必然的に住む場所も絞り込めるし、良いなと思った。
季節は秋が深まりを見せ始めていた頃だった。
(というか、まさに、今時期です!)
そんな折、事は突然起こるものです、、、
余命宣告だって。春までもたないって。
遅番勤務を終えた私に泣きながら電話してきたのは姉だった。(急に姉が登場しましたが、私には兄と姉がいます。)
私の父に死期が近づいている、、、
えっ!?(オトンが死ぬ?)
人ってほんと、驚くと言葉がうまく出てきませんよね。
私の父は職人で、母と一緒に店を切り盛りしてきました。でも、お酒好きが行き過ぎて、身を滅ぼしていたようです。
えっ、、、パパが、、、
そんな、、、
姉との電話を終えて、妻に電話し、余命宣告について話したとき妻はひどく動揺しました。
妻は付き合ってた当初から、私の父を『パパ』と呼んでいました。
妻にもモチロン父がいますが、本当に妻を愛してくれる父はいません。
⬇コチラの日記参照⬇
⬇コチラの日記参照⬇
妻の思い描く、父親像。
妻が欲していた、父親のイメージを当時の妻は私の父に重ねていました。
だから、遊びに来る度に、
パパー!お邪魔します!
パパー!今度バズと○○行くんだけどー
パパー!これ買ってきたから食べてー!
などなど、私に会いに来てるのか、私の父に会いに来てるのかわからないほどでした。
近いうちにパパに会いに行くから!
妻はそう言って電話を切りました。
この時、姉や妻と電話していた場所は、私の職場の駐車場なんですが、私の職場は小高い山の上にあるので、街を見下ろす形で一望できます。
死という話をした直後に駐車場から一望した、街の夜景は異常にも綺麗でした、、、
こういう時って、人は考える思考力が低下して、見たものの直球の感想しか出てこないんだなって思いました。
家に帰ると、焦燥しきった母がいました。
父は余命宣告受けるほどです。実際夏から秋にかけて、少し歩く度にゼーゼーするような状態でした。
命の灯火は無惨にも早く進みます。
余命宣告の電話をした2日後には父は布団から出られぬほどになりました。
腹水が溜まり、腫れたお腹。トイレにいけずでした。
オトン。これ、再就職して、初めてもらった給料で買ったよ。こんなプレゼントするの初めてだよ!
(ブログでは、父なんて書いてますが、実際私はオトンて、呼んでました)
私が父に、あげたのは介護用のポータブルトイレ
布団から出られず、トイレに行くのも苦しがっていた父は、ものすごい喜んだあと、信じられぬほど声をあげて大泣きしました。
あんな父は初めて見ました。、、、
あとにも先にもトイレなんてプレゼントするの俺の人生でないよ(笑)
泣いた父を直視できなくて、冗談で返したこのやり取りを今でも鮮明に覚えてます。
母も隣で大泣きしてました。
パパー!会いに来たよー!
妻もその数日後には会いに来ました。
○○(妻の名前)ごめんなー。布団から出られないから、顔見れないけど、何かご飯でも食って行けよー。
父はふすま越しに妻に声をかけました。
うん。、、じゃあ、何か食べさせてもらうねー!
ふすまに手をかけたものの、ふすまは開けずに妻は寂しさをごまかすようにして、元気に答えました。
妻は今でも言います。
あのときパパが辛いとこ見せたくなかったんだとしても、あのとき、ふすまを開けて顔を見て、声をかければ良かった、、と。
この日、妻が帰ってから、父に私は言われました。
バズ(実際は本名で)、○○(妻の名前)となら結婚しても良いと思うよ。
当時は、先に書いた通り、まだ同棲を考えていた程度です。父は自分の最期を思ってなのか、私に結婚に賛成すると言う内容の言葉をくれました。
数日後、、、
春までなんて到底、辿り着きませんでした。
私が余命宣告の話を聞いてから1カ月もしないで父はこの世を去りました。
オトンが、オトンが、死んじゃったー!
妻に泣きながらの電話を入れました。
再就職直後、そして父の死の直後。
約2ヶ月くらいの内に立て続けに泣いたところを妻に見せてしまいました。
ウワァーン
(実際はもっとリアリティーがあります。良い擬音がない。)
電話先で妻の泣き声が聞こえました。
オトン・パパの死がこのあとの私たちにまたひとつ大きな影響を与え、未来へと進んでいくこととなります。
身近な人の死が与える影響力はものすごいと思います。