岐阜、柳ヶ瀬の総合オタク文化オーセンティックBar「Bar WHITE NUTS」(バーホワイトナッツ)のちょこっと?オタクなバーテンダーJ.Jの万話しブログ~~孤独のグルメの巻~~
最近、私がド!ハマリしてるTVドラマそれが「孤独のグルメ」です。
テレビ愛知で毎週水曜日の23:58から放送してる30分番組で、今年の頭頃に第1期シリーズが放送されていたらしく現在は、第2期シリーズとなっています。
このドラマ、輸入雑貨を取り扱う平々凡々としたオジサンが主人公で、ドラマの冒頭10分位でお客さんと商談をして後の20分位を一人で食事をしている・・・、と言うと何が面白いんですか?となりますよね。
そう、このオジサンなんですが演じてる俳優さんには、申し訳ないですが本当に普通のオジサンにしか見えないし「心の声」なる独り言が凄いんです(それがまた、面白いんですがね)
そして、「グルメ」と名の付く番組ですが割烹やフレンチや高級中華といったお店は出てこなくて、下町商店街の定食屋さんだとか洋食屋さんが舞台になってるんです。
そして、心の声が凄いと書きましたが、本当に注文時の台詞と「いただきます」「御馳走様でした」以外の台詞が総て心の声なんですよ。
ですから、食事中映像的には食べてるだけで言葉を発しないんです。
ただ、その食べてる間、心の声なる独り言をあれやこれや言い放ちまくってるんです。
このドラマのおおよそ何時ものストーリーが、お客さんとの商談が終わり一人になった主人公のオジサンが『う~ん、そういえば腹が減った』と心の声で呟き店探しを始めるんです。
その間も『今の俺は何腹だ?』と心の声で呟きながらの店探し、店が決まると『う~ん、いい感じだ俺にはこうゆう店が合ってるんだ』と心の声で呟き、メニューを吟味しつつ『豚カツもいいな、チキンカツも外せないな、う~ん、こういう時は』と心の声で呟き「すいません、ミックス・カツください」と此処でようやく言葉を発するというものなんですが、この心の声が妙に面白いんです。
そして、食事中はグルメ番組のレポーターの様にあれこれ喋らず、心の声だらけになるんですね。
『うん、うまい!』『いいぞ、いいぞ』『期待を裏切らない味だ』『久しぶりに学生食いだ!』などなどの心の声が満載になるんですが、そんな所に面白さを見いだしてしまったんですね。
そして、その食事中の表情というと少し眉が動くくらい、少し口元がニマっとするくらい、少し目元が緩むくらいと、これがまたグルメ・レポーターの様なオーバーアクションをやるでもないという所にも何とも言えない面白さがあるんですよね。
そうそう、この主人公のオジサンが料理を待っている間なんですが、携帯電話を触らないってとこが何だか良い感じなんですよ。
その待っている間、店内を見回して 『ワンコイン日替わり定食・・・そんなのも有るのか』と心の声で呟いたり、 他のお客さんが食べてる所を見て『そんなに辛いのか・・・俺は、大変なものを頼んでしまったのか?』などなどと心の声で呟いてるのがまた何だか面白いんですよ。
まぁ、要するに全体通してヒジョー!にシュールな面白さ満載なんですよ。
と言うことで完全に私のツボにハマりまして、その所為でかここ最近、外食しに行くと食べてる最中「心の声」全開で「孤独のグルメごっこ」やっています(笑)
つい先日も「餃子の王将」で『うん、いいぞ 期待通りの高級じゃない落ち着く味だ』
と心の声で呟いてたり、「とんかつの松屋」で『いいぞ、この味噌とカツ。御飯だ、御飯が合うんだ』などと心の声で呟きながら楽しんで「孤独のグルメごっこ」してました(笑)
因みに、ドラマに出てくるお店は総て実在してまして、番組の最後5分位で原作者の方がそのお店に行き食事をしながら紹介してるんですが、それがまた美味しそうなんですよ!(この時間帯には地獄ですネ!)
長々と書きましたが、この面白さが全く伝わって無いでしょうと思います。
全く持って、自分の作文能力の無さに「父ちゃん、情けなくて涙が出てくらぁ!」てな感じですよ(笑)
まぁ、そう言うことなんで百聞は一見に如かず、見てみてください。
ごっこをするかは、別として面白いですよ(笑)
でわでわ、「孤独のグルメごっこ」をやってると、一人外食が楽しくなるんですよ。
良いんだか、悪いんだかですねぇ。